レポート:アルファタックルスタッフ 島浦慎吾
今回は4月恒例の「ライトアジ」!
「金沢八景 一之瀬丸」さんに行ってきました!
今回の釣行会は4月に入社した新入社員をはじめ、船釣り経験の少ない女性スタッフも参加です!
参加者の中には船釣り初心者も多く、2年目以降の若手スタッフが毎月の釣行などで培ってきた知識を伝授し、みんなでワイワイ楽しくアジ釣りを学んできました。
しかし、今回はあいにくの天気不良…
朝から雨が降り続き、先が思いやられる状況ですが東京湾の美味しいアジを求めてみんなやる気満々です!!
出船から15分ほどの八景沖のポイントに着きスタート!
仕掛けの説明やエサの付け方などを先輩社員がレクチャーし、コマセを撒いてアジを寄せます!
水深25m程で船長の指示棚は底から3m!
なんとコマセを撒いてすぐ一投目からあたりが!!
今日はかなり活性が高そうです♪
続けざまにこれまた釣行会初参戦のYさんにもヒット!
Yさんも初の船釣りでしたが早々に東京湾の黄金アジをキャッチ!
コマセが順調に効き始め、一匹、二匹と多点掛けができるように!
全スタッフが一通りアジをキャッチしたところで先輩社員より多点掛けのコツをレクチャー。
一匹かけた後にバラさない様に注意しつつ棚を探り二匹目のアタリを待ち、重くなったら巻き上げます。
初心者、経験者含めみんな着実に数を伸ばしていきます。
お土産を確保したところでサイズアップを目指して少しポイント移動!
今度は打って変わってアタリが遠のく状況に…先輩社員を含め中々うまく咬みあいません。
ここで、ずっと釣れ続けている釣行会のリーダーのスタッフKがライン引き釣法をレクチャー。
ライン釣法とは、縦方向にコマセの煙幕を作り、そこに仕掛けを同調させる新しい釣法。効率よくアジを釣ることができます。
ライン釣法のレクチャーを受けたスタッフT君も渋い時間にもキャッチ!
時合いが来たのか少しサイズのいいアジもポツポツ釣れるように!
雨が強くなり、みんな満足するまで釣ったところで早めの撤収です。
オールシーズンできて、簡単で手軽なライトアジ!🐟
船釣りデビューにはもってこいの釣り物です!
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!!🎣
【今回お世話になった船宿】
金沢八景:一之瀬丸さん(神奈川県横浜市)
都心からのアクセスも良く、東京湾の四季折々の釣り物を楽しませてくれます。また、初心者にも親切・丁寧に釣り方を教えてくれる船宿です。これからの時期はアジはもちろんのこと、タチウオ、キス、夜メバルなど様々な釣り物に対応してくれます。
【今回使用したタックル】
●21 SHIBUKI R200
MPG100%ブランクスを使用し、MPGならではの復元力で不意の大物にも対応出来るライトゲームロッドです。また、スパイラルガイドを搭載しロッドのねじれを防ぐと共に糸がらみ軽減にも貢献する仕様となっております。また、魚の引きにロッドがしっかり追従してくれるのでアジの口切れも少なく釣果に大きく貢献しました! シブキのF190もお薦めです。
●ライトゲームFT 64-195M、73-190ML、73-190M
優れた汎用性をもつライトゲームシリーズ。最初の1本目に相応しく、クセのないオールマイティーな7:3調子。コマセ釣りの際に海中の釣針が安定し易く、違和感少なく魚に口を使わせることが可能なオートマチック性能を目的とする6:4調子。オレンジ色の穂先を採用し、アジの繊細なアタリも取ることができるコストパフォーマンスに優れたアイテム。
●ライトアジFT 175M
40号ビシに設定される東京湾のライトアジからライトコマセ用。しっかりコマセを振ることの出来るバットセクションと、しなやかな穂先の絶妙なバランス設定。掌にフィットする扁平形状と、自由度が高いスモールトリガーを設定。テクニカルな釣りで効果を発揮するオリジナルリールシート「CS45-T」を採用。
●ディーノ船 150PH/DH(R・L)
カワハギ・カレイ・アジ・マルイカ等の船小物から、タイラバ・ボートシーバス・ライトジギング等のライトソルトルアーに至る様々な湾内の釣りを広くカバー。手中に収まる小型フォルムとマグネットブレーキによるワンランク上の安定した手返しが可能。ダブルハンドル/パワーハンドルの2タイプ。
●お薦めフィッシュグリップ!
一番下の写真をはじめ、3枚の写真でアジを挟んでいるフィッシュグリップ。テイルウォークのガブリルという製品ですが、これがイチオシ!
アジは意外とヒレが鋭く、手でつかむと刺さったりします。また、ヌメヌメとつかみにくい。そこで欲しくなるのが魚をはさむ「フィッシュグリップ」。リリースする魚には使わないほうがいいのですが、アジのように食べてしまう魚なら、フィッシュグリップでガッチリはさむほうが良いです。また、タチウオやサワラのように歯が鋭い魚を安全につかむのにも重宝します。ルアーに限らず、海の釣りでは必ず持っていたほうがいいですよ!
モニターの川添さんから東京湾ライトアジレポートをいただきました。
川添さんはアルファソニックLGが大のお気に入りなんですよ~
(以下、川添さんレポートです)
今回持ち込んだのは「アルファソニック LG73 190M」。
竿おろしから2年、16魚種を獲ってコストパフォーマンスNo.1の万能竿。東京湾の釣りならこの一本で7割方、兄弟竿の「LG82 185MH」もあればより高度に8割方の釣りが楽しめる「LT(ライトタックル)はじめの一本」にお薦めな一振りです。同クラスの製品と比べて秀でる“軽さ”や“感度”もさることながら、個人的に気に入っているのは見た目によらぬ“頑丈さ”。釣行後のケアさえすれば長く使えることも、道具として大切な要素の一つだと思います。
今回持ち込んだのは「アルファソニック LG73 190M」。
竿おろしから2年、16魚種を獲ってコストパフォーマンスNo.1の万能竿。東京湾の釣りならこの一本で7割方、兄弟竿の「LG82 185MH」もあればより高度に8割方の釣りが楽しめる「LT(ライトタックル)はじめの一本」にお薦めな一振りです。同クラスの製品と比べて秀でる“軽さ”や“感度”もさることながら、個人的に気に入っているのは見た目によらぬ“頑丈さ”。釣行後のケアさえすれば長く使えることも、道具として大切な要素の一つだと思います。
金沢八景の船着場から離れて僅か15分で水深19mの釣り場に到着。定刻では7時30分に出船して11時30分には帰着する半日船で、釣り場が近く実質釣りをしている時間が長くなるのはありがたいですね。初めての釣りや、船酔いが心配な方にお薦めしやすいのも、半日船の大きな魅力。この日は竿入れから間もなく、船中一番手の魚が取り込まれました。しかも40cmオーバーの通称“ギガ・アジ”。この後もタタキやアジフライに丁度良い中アジサイズを中心に、尺超えも混じりつつ順調に釣れ続きました。
実は出船間際まで「最近釣れてない」「前来た時は竿頭6匹」と常連さん達に散々脅されて(笑)いたのですが、ちょうどこの日からアジのご機嫌が好転した模様で、以後も釣果は高位安定傾向。この日の竿頭はマアジ46匹。サバやイシモチ、シロギスといったゲストフィッシュも程よく釣れて、みなさん笑顔の沖上がりとなりました。
この海域で釣れる尻尾が黄色くて体高が高く、コロコロした体型のマアジは「金アジ」と呼ばれる東京湾のブランド・フィッシュ。地形や人工的な建造物に居着いて広く回遊しない魚のため通年脂の乗りが良く、非常に美味しいお魚です。更に美味しく食べるためのご作法として、釣り場に着いたらまずクーラーに1/4ほど海水を汲んで、宿で貰った氷で「氷海水」を作るようにしています。釣れた魚は移動中など釣りをしていないタイミングでエラを切って海水を張ったバケツで血抜きをした後に(暑い日はそれもせず直接)クーラーへ投入。帰港後にクーラーの水をほぼ抜いた状態にして、氷を追加して持ち帰るようにしています。“お刺身”や“タタキ”で食べる際はチルドルームで一晩寝かせて旨みを身に回してから。釣ったその日に食べるなら“アジフライ”や“なめろう”など一手間加えて食べるのがお薦めです。楽しく釣って、美味しく食べる。東京湾の秋の豊穣をたっぷりご堪能ください!
▼タックルデータ
竿:アルファタックル/アルファソニック LG73 190M
リール:小型両軸リール
道糸:PE1.5号(200m)先糸フロロカーボン6号1.5m(道糸直結)
テンビン:LT用Mサイズ23cm
ビシカゴ:LT用40号船宿
仕掛け:ハリス2号/ムツ10号2本針/全長2m
▼船宿:金沢八景 弁天屋
レポート:フィールドモニター 川添法臣
フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。今年もよろしくお願いします。みなさん初釣りは何を釣りに行かれましたか? 私の2023年の船釣りは元祖ブランドフィッシュ・走水の“ビシアジ”で開幕しました。
今回持ち込んだのは赤いブランクスが目印の「HB AJI(ハイパーブレード アジ)180」。
2017年の夏の発売以来、130〜150号のアンドンビシを用いるアジ釣りをアシストしてくれた愛竿です。(※ちなみに背景に見えるのは当日、爆釣していたタチウオの船団です)
通常“ビシアジ竿”というのは150cmくらいの先調子で、コマセの振り易さや機動性を重視した(ネガティブな言い方をするなら“釣趣は二の次”の)竿が主流です。ところがこの手の竿では、魚のサイズが良く、潮も速い走水ではどんなに高価なクッションゴムを用いてもバラシやハリス切れが頻発し、この海域でやり込んでいる釣師ほど200〜240cmくらいの長めで胴に乗る調子を好む傾向にありました。往年の銘竿「プロファイター ローリングビシアジ」がその代表格。その唯一無二だった釣趣はそのままに、一段と軽く、コンパクトになった「HB AJI 180」の登場はまさに衝撃的でした。
──で、この日の釣り。竿入れから1時間はアタリの少ない渋〜い展開。指示ダナは海底から2〜3mで潮は澄んでいます。こんなとき、みなさんはどういう釣りをなさっていますか? 周りを見回したところ、ビシが着底したら1〜2メートル上げてコマセを振り、もう1メートル上げてアタリを待つという我慢の釣りをしています。これが釣れるのであればそれを真似るのですが、その実どなたも釣れていない。当日は潮が効いていたので、道糸は斜めに入り、メーターマークやリールのカウンターより、実際のビシの位置は低く(海底に近く)なります。そこでハリスを1.5号と細めにして、着底より3mから4mをゆっくり探って、アタリが無ければ一旦回収して入れ替える釣りを試したところ、これには26cmくらいの中アジがアタリは小さいながらポツポツと上がりました。
ここで船長は大きくポイントを移動。ここでは底ダナ3mで中アジがコンスタントに釣れるのですが、仕掛けを2号ハリスに付け替えて底ダナ4mに上げたところこれがビンゴ。35cmクラスの幅広な良型が一投一尾、タナ取り後、即明確なアタリの好調なペースで釣れるようになりました。
かくしてこの日は37cm 0.6kgを頭に尺超えの大アジが10本、26cm前後の中アジ10本、唐揚げにしたら丸ごと食べられるくらいのジンタが3本の計23本で沖上がり。マアジの引き味を楽しみながら、サイズを選んで大満足の初釣りでした。
実釣の棚が真棚より低くて魚信が小さくても、苦肉の策として細ハリスにしても、しっかり釣果に繋げてくれた「HB AJI 180」。この竿なら、走水ならではのマダイやヒラメといった大物ゲストフィッシュにも充分対峙できます。釣りは趣味だからこそ、性能だけでは充たされない味わいがあり、釣趣だけでは辿り着けない到達点があると思います。もう一歩、アジ釣りの奥深さを嗜むなら、一見高価に見えますが永く愛着を持って付き合える一振り「HB AJI 180」をお薦めしたい、年の始めのタックルインプレッションでした。
タックルデータ
竿:アルファタックル/HB(ハイパーブレード)アジ180
リール:中型電動リール
道糸:PE3号(300m)
ビシカゴ:ミンチ用コマセビシ横目130号
コマセ:イワシミンチ
エサ:アカタン
使用ロッド:HBアジ180
船宿:関義丸(神奈川県横須賀市 走水港)
レポート:フィールドモニター 川野誠
例年、師走になるとあのキョロ目で可愛いいけれどとても旨い魚を釣りたいぞ〜気分がウズウズ(笑)
昨年は54cmを筆頭にデカアマと呼ばれる45cm越えを何本も釣らせてもらった相性のイイ葉山『五エム丸』さんへ行ってきました。
週末で天気も良かったので、たかし船長の大きな1号船でも満船の大人気ぶり。
右舷のミヨシ3番に座り、アマダイ釣りでも絶大な信頼の愛竿『アルファソニックLG 82-185MH』をセットし女将さんの笑顔に見送られ期待を膨らませて出船。
船長曰く、まだ水温ムラが多くてサイズも数も狙うのは難しいよぉ〜とのこと。
朝方はシロアマダイも狙えそうな70mラインを探しますがゲストの反応もイマイチだったので9時前に大きく移動して120m前後を攻め始めるとトモ寄りで小さいながら本命がポツポツ上がって皆さんのヤル気も上向き⇧
しかし強烈な二枚潮であっちもこっちでもオマツリ大勃発〜船長も大忙しで仕掛け解きに奔放してさぁ大変。
11時ごろに底潮が緩くなってきた気配でオイラも自作の仕掛けを変更して再スタート。基本の2mをベースに短めや長め、ハリスの太さを変更してるのを何種類か用意。
まわりで釣れている魚もまだ小さいのだけだったのでデカアマ対策の4号から2.5号へ太さを落とし誘いも激しい小突きから〜フワフワ落とし込む誘いに切り替えた瞬間『ブンブンっ』と大型特有の喰わえ込みをチタントップが捉えてバッチリフッキング!!
鈍重に暴れまくる引きを電動だけど慎重に手巻きで底から離して二度三度の激しい突っ込みを丁寧に上げてくるとうっすら水面下に見える魚体は明らかにデカいよ〜と船長も興奮気味にネットイン〜♫
計ってもらうと48cm。
肉厚な凛々しい魚体はいつ見ても美しい〜(-д☆)キラッ
このあとは同じ誘い方で小型中型を4本追加出来て嬉しいゲストのオニカサゴまで〜。
大満喫の1日となりました。
シンプルな仕掛けだけど奥の深いアマダイ。皆さんも新年のオメデタイ赤い魚狙いに行ってみてくださいね。
使用ロッド:アルファソニックLG 82-185MH
船宿:五エム丸(神奈川県葉山町 葉山芝崎港)
モニターの川嶋さんから、南房の根魚五目レポートをいただきました。
南房の根魚と言えば、一番釣りたい魚はやっぱりマハタ!
基本はヒラメ同様なのですが、川嶋さんが文中で書いているとおり、ロッド選択はちと悩みます。
マハタに限りませんが、ロッドで悩んだ時は実際に手に取って曲げてみるのが一番。
川嶋さんは、神奈川県・相模原市にある釣具店「フィッシング相模屋」さんのスタッフさんですので、ロッドにお悩みの方は川嶋さんに相談しにいくといいですよ。
(以下、川嶋さんレポートです)
久しぶりの投稿となりましたが、ちゃんと妻の了解を得て、釣りに行かせていただきました^ ^
今回もお世話になったのは洲崎の第2美吉丸さんです。こちらでは夏に根魚五目で楽しませてもらいました。そして今回は、活きイワシで狙う、根魚五目です。やはり本命は「マハタ」を狙います。
仕掛けの基本としては、太めのヒラメ仕掛けのイメージです。オモリ80号、根掛かりもあるので、多めに用意しましょう。
今回、竿は前回使った「MPGシブキF221」そして、使いはしませんでしたが、ディープオデッセイアカムツも持っていきました。なんで?と思われると思いますが、80号オモリを下げてみて下さい。今回のマハタやヒラメにも使えそうな曲がりだと思います。道具選びは専用ロッドがあれば、簡単ですが、専用ロッドが無い釣りや調子、硬さの好みも人によって様々です。お店に来たら、ぜひ触って見て下さいね。
釣行前夜。仕事から帰って来て、W杯コスタリカ戦が終わっていて、少し残念な気持ちになりましたが、気を取り直し、風呂、食事、準備を済ませて出発。夜中に港に着き、2時間を程仮眠できました。今回は仲間5名で出船です。当日は風も強くなく凪。
ポイントは10分位走った近場からスタートです。
餌は活きイワシ。
当日攻めた水深は50〜70mほど。
私は小型電動リールでしたが、手巻きでも全然大丈夫です。PEライン3号を使用しました。
そして前半は中々、アタリも無く苦戦しました。しかし、日が高くなるにつれ、アタリが出始めて、アヤメカサゴが上がりはじめました。その後もポツポツとアヤメカサゴやカンコ、アカヤガラなどが釣れる状況。しかし中々、大本命「マハタ」は姿を見せてくれません。私も皆さん、手持ちスタイルで誘いも交えながら根気よくやっています。棚は高めを意識しています。
そして後半、投入後、棚トリをして、一瞬、イワシが暴れるのを感じた瞬間に、強い引き込み。すぐにアワせて、リールを強引に巻きます。ロッドも強引な巻き上げにもしっかり対応出来、魚を根から離せます。船長から「マハタだと思うから、底から離したら、ゆっくり巻いて」と言われて、期待度も増します^ ^
そして無事に取り込めました。ジャスト3kgの良型です。35ℓのクーラーにジャストサイズ^ ^
その後も粘るものの、カサゴ類を追加するにとどまりました。全体の釣果は、マハタは船中1尾となってしまいましたが、まだシーズン始まったばかりです。良型マハタはまだまだ狙えます。ヒラメが出来る道具でできます。是非チャレンジしてみて下さいね。
使用ロッド:MPGシブキF221
釣り船:千葉県館山市 洲崎港 第二美吉丸
アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
今回は、同じくフィールドスタッフの入稲福さん(通称イリちゃん)と、自分の友人Tの3人で相模湾のアマダイを釣りに行ってきました。
自分の最近のアマダイ釣りと言えば、今年の1~2月にかけて静岡のシロアマダイに3回行き、2回はダメだったものの3回目にシロアマダイを7尾釣って大満足して以来でした。そのシロアマダイ釣行3回で、ご当地釣法的な釣り方・仕掛けを教えていただき実際に試したのですが、前々からそれが相模湾のアカアマダイでどの程度有効なのか実際に現場で試してみたかったんです。
その時の詳細はアルファタックルブログ「3度目の正直! シロアマダイチャレンジ@静岡」にて
今回は、神奈川県・葉山芝崎港の五エム丸さんから出船。
イリちゃん幸先よく本命!やはりどんな魚でも良く釣る。
イリちゃんが釣る前・・・というか第一投で、友人Tが43センチ!
イリちゃん好調。またまたヒット。使っているロッドはMPGシブキF191。
PE1.5号、60号オモリのライトタックルセッティングだけど191にしたのは小突き重視のため。
ちょっとサイズアップ。
この日の並び順は、イリちゃん前から3番目、次の4番目が自分、5番目が友人T(右舷)。自分たちは3人並びで、右舷側は全部で7人。自分の両隣はまあまあなスタートというわけww
で。この日、自分が試したかったのは・・・①シロアマダイで使った長めの仕掛けは、相模湾で有効な場面はあるのか?②シロアマダイで使ったスルメイカの短冊は、アカアマダイでどうなのか?という2点。
特に、スルメ短冊を使うことで「アカアマダイのサイズアップにつながるか?」いわゆる「ポニョ」サイズ=20cm以下くらいの小さいやつ=は喰えない、もしくは喰っても掛からないだろうが「アピール力が大きいはずなので、両隣のエサに誘われてきたかもしれない大きいサイズを自分のところに呼びこめるか?」
といった点に興味があった。それを確かめる意味では3人並びの真ん中は都合がいい。
結果・・・
あんまり効果なし・・・の苦笑い。ただ、これくらいのサイズでもスルメ短冊をちゃんと喰って、掛かるということは分かった。
①に関して言えば、遠州灘のように定期的な外洋性のウネリがないので、当地のシロアマダイで使った「勝手に底トントン」ができない。ちなみに、シロアマダイで使った仕掛けではオモリの上に1mくらいのラインを足すことによって、置き竿状態でも仕掛けを少し浮かせながら、船の上下動によって底トントンを繰り返すことができる。シロアマダイ仕掛けは4.5m3本針だったが、相模湾の乗合だと釣り人同士の間隔が近いので、オマツリしないようにするため、仕掛けの長さは2.5mで2本針とした。
相模湾では遠州灘のようなウネリが不定期かつ大きくないので「勝手に底トントン」はNG、と結論付けるのは早く、2回くらいでやめました。
また、潮がさほど流れない(遠州灘ほどには流れないという意味)ので長めの仕掛けを使って漂わせている感覚もなくメリットなし。むしろ手前マツリの原因となり得る。
②についても、残念ながらさほどの効果を感じられず・・・。ただ、喰い込まないアタリは時々あったので、小さなアマダイや本命以外のゲスト回避はある程度は出来ていたようだ(しかしまあまあサイズのトラギスはしっかりスルメ短冊を喰って掛かってしまう)。
この日、自分が使ったロッドは、アルファソニックLG 82-185MH。オモリ40~60号のライトアマダイでは、現在のアルファタックルロッドの中では一番お薦めできる。その最大の理由は小突きやすいことと、ゲストの小さなアタリがとても分かりやすいから。ちなみに、自分はこのロッドをテンヤタチウオとテンビンタチウオの両方でも使用している。もちろんチタントップによる高感度は大きなメリット。
このモデルは、アマダイ/タチウオともに40~80号と幅広い号数のオモリで使いやすいのもいい点。上の写真は60号オモリ。
少し誘い上げている状態。魚が掛かるとロッドの中央部がきれいに入り込む。82アクションだが先調子過ぎることがない。操作性と感度は抜群だ。
イリちゃんが使っているのはシブキF191。上の写真は60号で竿を静止させている状態。オモリを下げただけの状態では、ロッドの中央部でカーブが止まるので小突き動作もしやすく、アマダイでの使用感はとても良く感度も高い。ブランクにとても安心感があり、どれだけ曲がっても平気そう、というのがイリちゃんのインプレッション。MPG=つまりグラス系素材だが、非常に軽くライトゲームロッドに求められる手持ち誘いでの操作性が非常に高い。
写真は30センチほどのアマダイが掛かっている状態。魚が掛かると気持ちよく曲がるのはやはりMPGロッドらしい点だ。F190でも充分だが、わずかにパワーが上になるF191のほうが「小突き」はしやすい。
実はこの日、一番嬉しかったのは友人Tの隣(トモから2番目)の方がアルファソニックLG 82-185MHを使ってくださっていて、少したった頃にお礼の挨拶にうかがったところ「とっても使いやすいし感度も良く、とてもいいロッドですごく気に入っています」と言っていただいたこと。しかも、この日なんと12尾も釣り上げて見事に竿頭。自分の釣果がイマイチでも、こういったことはメーカーの人間としては本当に嬉しいものです。
仕掛けは結局ほぼノーマルを使いましたが、エサは7割くらいの時間においてスルメ短冊を使用しました。やっぱりある程度しっかりやりこんでみないと分からないこともあるので。アカアマダイ、イトヨリは30cm弱のサイズでもスルメ短冊で掛かったので、ちゃんと喰ってくれることだけは分かりました。
自分の考えでは、アカアマダイも40cmを超えてくればじゃっかん魚食性が強くなるだろうから、目立つイカ短冊は時には効果があるのでは・・・? と思うのですが・・・。いかに目立つとしても、イカにたどり着く前に沖アミがあればそっちを食べちゃうんだなあ・・・とある意味当たり前のことを感じてしまいました。
ラストの流し。このイトヨリもイカ短冊で
しかしこの時・・・。
まず自分に当たり、それが上の写真のイトヨリだったのですが、それを船上へ上げた頃に友人Tに写真のアマダイ(45センチくらい)が喰い、そしてそのすぐ後にイリちゃんにも40センチ近いグッドサイズがヒット!たまたまイトヨリが先に喰ったといえばそこまでなのですが、大きいのを狙ってスルメ短冊使ってたんだけどなぁ・・・結果はことごとく逆に・・・そういう日もあるんですよ(笑)。
ただ、また相模湾でアマダイを狙うときはやっぱりスルメ短冊をもう少し試してみます。ゲストの当たりが少ないことと、エサ持ちがとてもいいというメリットは確実にありました。また、潮が濁ったときには、こういった目立つ餌が効果的に働く可能性はあると思います。
結局この日、自分はアマダイ3イトヨリ1、イリちゃんと友人Tはアマダイ6尾ずつ(イリちゃんはイトヨリも2尾)。
3人で胴の間に並んだわりにはまあまあと言える釣果なので、良しとしましょう。
この日は一号船、柳沢高史船長。LTアマダイはこの大きな一号船なので、片舷7人でもゆったり。波がある日も揺れが少なくていいですよ~。朝は70mライン、日中は100mラインで少し厳しかったですが、最後の頃に70mラインへ再び移動してくれたおかげで、最後にみんなで連発。終わり良ければ全て良し、という感じで気持ちよく沖上がりできました。
高志船長、今回もありがとうございました。
釣り船:五エム丸 神奈川県 葉山芝崎港
【タックルデーター】
ロッド:アルファソニックLG82-185MH(柳沢)
MPGシブキ F191(入稲福)
リール:テイルウォーク エランSWデンドー150PH
ライン:PE1.5号オモリ:60号(80号もちょっと使用)
仕掛け:アマダイ標準仕掛け 2m2本針テンビン:50センチ(少し長めを使用)
エサ:オキアミ(船宿支給) スルメイカ短冊(紫外線加工)
釣行日:2022年12月4日
おまけ。五エム丸さんの2つ隣にある「勇しげ」さんでは、湘南名物シラスの他に、ちりめんじゃこやアカモク(海藻)や干物が売っています。美味しいですよ。開いていたらぜひおみやげに!
勇しげ
二上さんから、ディギングアマダイ大会のレポートをいただきました。
ちょっと渋かったと言いつつもレディース賞。
おめでとうございます!
(以下、二上さんレポートです)
毎年開催されている、ディギングアマダイ大会に参加して来ました。
総勢およそ50名。各船に分かれ、ディギングアームorディギングシンカーを使い、アマダイの全長を競います。
私は、かねい丸さんに乗船し出港しました。
快晴で良いのですが、風が強く私の席ミヨシはバッタンバッタン船首が海に叩きつけられて、足元を踏ん張りながらのスタートです。
水深95メーター、着底してからディギングシンカーのフィンで、海底を掘り、噴煙に寄ってきたアマダイを釣ります。
ファーストヒットは、トラギスとヒメのダブル。
ザクッザクッと掘ってから、誘い上げると、キダイ。
ポツポツゲストは釣れるのですが、なかなか本命に会えません。時間が経つに連れて、ゲストのアタリもほとんどなくなり、潮も動いてないようです。暫く静かな船内でしたが、納竿時間を気にし始めた頃、隣の釣友が本命アマダイを釣り上げます。それを見た私は、俄然やる気スイッチオン!!
しかし、好調の友人をよそに、私はうだつが上がらず凹み気味。ディギング用のショート仕掛けが合わないのではと思い、長くして、気合入れ直し投入。
アルファソニックLG73-190Mで海底の砂を巻き上げるように掘り、じわじわ誘い上げたその時、本命らしきアタリ!!しっかりと合わせてから電動スイッチオン、巻き上げ途中にググッとアルファソニックLG73が良く引くのを見て、これは間違いない!と期待を膨らませながら慎重にやりとりすると、無事に本命アマダイが釣れました!!
この一本で私は終了となりしたが、大会優勝者は、40センチ超えを釣り上げてました。私は運良くレディース 賞を頂き、楽しい大会となりました。
釣行日:2022年11月27日
釣り船:かねい丸(神奈川県横須賀市)
フィールドスタッフの二上さんから南房レポート。
アカハタの前にコマセ五目。
南房の美味しい魚リレー、いいですね。
(以下、二上さんレポートです)
今回は南房へ。
最初はアカハタ狙いで予約していたのですが、前日に船長から連絡があり、朝はコマセも出来るよと連絡があり、急遽リレー釣りに。
出船後、友人と談笑していると、もう着いてるよと船長。ポイントは港からすぐそこで、アジの反応があるそうです。
水深は13メーター。
仕掛けを落とすとアルファソニックLG73 190MHがプルプルとしています。
早速、アジが食いついてくれました。次に落としてもまたすぐにアタリがあるので、ウハウハタイムかと思いきや‥。
アジをバチコンて狙っていた友人チームは、アタリがあるのに、コマセチームはあれ‥?なんだか控えめです‥。オカズ分は確保出来た頃、コマセもなくなり、ロック狙いになりました。
少し船を走らせ、船長の『はいどーぞ』の合図で、皆一斉に仕掛けを投げます。根周りを探りたいので、オモリが海底につく感覚で。根を探していると、ビビっとアタリ、即合わせで、乗りました!!
魚の良そうなところを探り、誘い、喰わせて引きを楽しむのがこの釣りの楽しいところですが、海人テンヤマダイ230MHは思い描いた操作感で扱えるのて、アカハタも楽しめます。
少し根がきついポイントへ移動。
底潮早く、8号テンヤでは着底が難しく、12号で何とかという状況でしたが、型の良いアカハタが船内で上がり、皆楽しんていました。
今季のロックフィッシュは終盤に差し掛かりましたが、水温が下がるまでは、もう少し出来そうです。美味しくて楽しいアカハタ。今後も注目したいと思います。
釣行データ
2022年10月29日
釣り船:南房総市 乙浜港 有希丸
コマセ&アカハタ
2022春の新製品として発表され、6月下旬から発売しているKaijinタチウオテンヤ。
ラインナップは91-175Hと73-200MLの2モデル。
アルファタックル・フィールドスタッフの和田勝也さんによる実釣動画が公開中。場所はタチウオテンヤの本場、兵庫県神戸沖。2つのモデルの使い分けなどを解説していただいています。
【タチウオテンヤ】旬のタチウオテンヤ攻略!ロッドの使い分けで釣果UP!【神戸沖】
秋本番となった今の時期、全国各地でテンヤタチウオのシーズンでもあります。
SiCガイドを搭載しつつも買いやすい価格のKaijinシリーズなら、ハイスペックの高価格モデルを買う金額で2本揃えちゃうこともできます。
ガンガンと数を釣るか、ドラゴンに狙いを絞ってみるか・・・それによってアプローチを変えてみるのもタチウオテンヤの面白さですね。
Kaijinタチウオテンヤは、アルファタックル取扱店で好評発売中!
今のタチウオテンヤでベースとなりやすい91-175Hは早くも品薄になりつつあるみたいなので、店頭にあったら早めにお買い求めください。