アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。

シーズンになり、マルイカの話題がちょくちょく出てくるようになってきましたね。自分も2回続けてのマルイカレポートで恐縮です。
本当は、少し前に富士五湖の一つ「西湖」へヒメマス釣りに行ったのですが、ひどい雨のうえにヒメマスは超ご機嫌斜めだったのでレポートに出来ずじまいでした・・・。西湖のヒメマス釣りにいい竿あるんですよ! でも、それはまた今度。

ところで、特にマルイカフリークというほどではない人でも、最近のマルイカ釣りでは「ゼロテンション釣法(通称:ゼロテン)」なるものが主流になりつつあることは知っている方が多いのではないかと思います。以前はオモリを底から離して釣りをする、いわゆる「宙の釣り」が主流でした。。
ゼロテンという釣り方が出てきて、アルファタックルでもゼロテン対応ロッドを発売したのが2016年なので、既に8年近くになります(アルファタックルは各メーカーの中でもかなり早くゼロテンロッドを出したほうでした)。そして今やゼロテンの人が少なくても7割、日によっては船中ほとんどの人がゼロテン、マルイカ初体験でもゼロテンから、とか、3年前にマルイカを始めたがゼロテン以外やったことがない、という人も少なくありません。

2016年に新生海人シリーズ(当時)で発売したマルイカロッド。「150AR ZERO(正式名はZERO→ZEROTENに改称)」というモデルがゼロテン仕様(注:ただしAR=オールラウンドの意味で宙とゼロテンの両方こなせる)でした。
当時、大手メーカーからはゼロテンロッドは発売されておらず、スタンダードグレードながら絶大な人気となりました。

さて今回のブログでは、マルイカのゼロテン釣法と宙釣りについて、あらためて考えてみたいと思います。まず、ゼロテンション釣法におけるメリットについて。

非常に軟らかな穂先を備えた専用竿を使い、オモリを底に着けた状態にすることによって、マルイカの触りを大きく分かりやすく見えるようにできることが最大のメリットと言えるでしょう。また、オモリを底に着けた状態をキープすることで仕掛けが安定するということもメリットの一つに挙げてもいいと思います。

そして、やはりデメリットはあります。

①波の上下動が大きい時にゼロテンをキープするのが難しい
②風や波で穂先がブレやすく(穂先が軟らかいため)、アタリが分かりにくい時がある
③ゼロテンを取る時間を長くするとオマツリしやすくなる
④水深が深い時は糸フケが出やすく、アタリが取りにくくなる時がある
⑤ロッドによってアタリが出やすい角度が違う
⑥穂先が非常に軟らかいため、ロッドの破損リスクがある(ゼロテンではないロッドと比較した場合)

といったように、実は多くのデメリットがあります。

勘違いしないで欲しいのですが、今回このブログは「宙の釣りも見直そう」というテーマもありますが、当然ですがゼロテンを否定するものではありません。ただ、ゼロテンをやるときは、上のようなデメリットがあることを分かっていたほうがいいです。

ゼロテンをキープしているところ。軟らかい穂先を曲げすぎないようにしないとイカの触り(アタリ)が出にくくなるため、多少の慣れが必要。          ※上の画像はアルファタックル動画【ゼロテン】マルイカ・最新ゼロテンションモデル登場【アルファソニックGZ】より

上に挙げた6つのデメリットのうち①~④は、宙の釣りではあまり気にしなくて良いことになります。つまり、荒れ気味の天気や水深が深い場合、無理をしてゼロテンするのではなく宙の釣りに切り替える、という選択肢があるわけです。

いっぽう、宙の釣りでのデメリットは何か。

他にもデメリットと言える点はあるかもしれませんが、こうやって改めて挙げてみると意外と少ないですね。

逆にメリットと言えるのは

①初めての人でもやりやすい
②オモリが宙にある=道糸がたるまず「糸フケ」が出ない
③イカが浮いているときに対応しやすい

というようなことかと思います。

①に関してですが、船の上下動が少ない時は慣れていない人でもゼロテンキープができると思いますが、波がある時などは難しくなってしまいます。宙の釣りでは、オモリが底に着いたらリールを3回程度巻けば、それでアタリを取れる態勢になるため簡単です。

②については、自分は特に水深が深い時に宙釣りでのメリットが大きくなると考えています。水深が80mを超えてくると仕掛けを落としてすぐの時は道糸が潮の影響を受けてわずかにたわんでいる場合が多く、そのためイカのアタリが出にくくなります。宙の釣りでも底に着くまでは同じですが、底について素早くリールを巻いて錘を浮かすことによって道糸が張りやすくなります。ゼロテンでも、最初にリールを巻いて落し直せば道糸が張りますが、再びゼロテン状態にするまでにタイムラグが生じ、最もイカが反応する投入直後においてそのタイムラグはとてもマイナスになります。

③イカが浮いているときですが、ゼロテンでもスッテの数を増やす、スッテ間隔を長くする、錘の部分の糸を長くすることなどで浮いているイカに対応できますが、宙釣りではリールを巻くだけなので対処がとても簡単。

とここまで書いたように、宙釣りでのメリットは無視できない面があります。いっぽう、ゼロテンでももちろんメリットはあり、状況に応じて宙の釣りとゼロテンを使い分けることが理想的であると言えなくはありません。しかし、宙の釣りとゼロテンでは、それぞれの釣法に適したロッドがけっこう異なるという点が悩ましいところです。ですが、両方をうまくこなせる便利な存在のオールラウンダーモデルがあるのです。アルファソニックで言えば「145UL」がそれです。また、今年の新製品であるKaijinマルイカ160Lもそういったモデルです。

上の画像はアルファソニックマルイカ145UL。上に書いた海人マルイカ150AR ZEROTENのロッドアクションを引き継ぎつつ、チタントップとしてやや軟らかくしてゼロテンにもさらに対応しやすくしたモデル。今も現行品で、オールラウンド派の人や軟らかすぎない穂先を好むゼロテン派の人にお薦めだ。また、比較的ショートロッドであるため、穂先が近くアタリが見えやすいというのも隠れた(でも実は大きな)メリット。
これは2023春の新製品Kaijinマルイカ160Lのアクションカーブ。上が40号オモリ、下は60号。ゼロテンと宙の両方をこなせるオールラウンドモデル。今のマルイカシーンで最初の1本としてとても良いモデルだ。160という長さは、ゼロテンを取りやすいだけでなく、ブランコや直ブラの誘いでも有効に働く。

ゼロテンション釣法が主流、というよりほとんどとなってきた今だからこそ、今一度「宙の釣り」について考えてみました。今季、水深90~100mを攻めているときに、自分もあらためて「宙の釣りのメリット」というものを考え直してみました。なぜか。理由は単純で、アルファタックル・フィールドスタッフのなおちんこと井上直美さんはそういった深場を攻める時期でも宙の釣りでコンスタントに竿頭もしくはそれに近い釣果を出しているからです。

もちろん、マルイカ釣りのエキスパートである彼女だから、という面は多々あるのですが、水深が深い時やゼロテンを取りにくい波・風がある状況では「宙の釣り」が活きてくるのも事実。また、ゼロテンと宙の釣りをミックスしたスタイルもあります。「ゼロテンがいい」「宙釣りがいい」ということではなく、皆さんもあらためてこういったことを考えてみてはいかがでしょうか。

常にコンスタントな釣果を出す井上直美さんは、基本的には宙の釣り。愛用するモデルは、アルファソニックマルイカGZ160ULと、アルファソニックマルイカ148MH。この写真で持っているのも「148MH」で水深100m前後だった日。水深が深い時は「148MH」を多用するが、水深が60mより浅くなってくるとアタリが大きく出る「160UL」、といったような使い分けもしている。
こちらはアルファソニックマルイカGZ。上が160UL、下は167XUL。ゼロテンオンリーという人は、やはり167XULがお薦め。ロッドとは関係ないが、上のリールは「DINO船150DH/L」。税抜定価8,000円といいう価格ながら、マルイカで重要な「落下スピードの速さ」「巻き取りのスムーズさ」を兼ね備える。ラインキャパシティは1号300mで、多すぎと思うかもしれないが、これくらい巻けると大きなトラブルが2回あっても釣りが続行できるので安心だ。

今季はアルファソニックマルイカGZや新生Kaijinマルイカの登場によって、アルファタックルのマルイカロッドが大充実。しかし、それだけにロッド選びで悩む人もいると思います。悩んだ時は、ぜひお問い合わせください。メール、フリーダイヤルのどちらでも大歓迎ですよ!

製品ページ
アルファソニックマルイカGZ
アルファソニックマルイカ
Kaijinマルイカ

お問い合わせに関しては上の画像をクリック!

アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
今回は、初めてのマルイカ釣りをサポートしてきましたよ~。

お世話になったのは神奈川県の三浦半島、小網代港の翔太丸さん。
過去、マルイカロッドのテストや動画撮影で何回もお世話になってきました。もちろんプライベートの釣りでも遊ばせてもらってます。

今回、自分がサポートするのは愛子ちゃん&サトルくん。
実は、愛子ちゃんは自分の従弟の娘(これって呼び方がないんですよね)。魚と釣りが大好きで大学も水産系、少し前まで水族館勤務~今は三浦半島の漁協で働いています。
普通、水深100mを超えるような時期のマルイカ釣りに初めての人は連れてこないのですが、愛子ちゃんたってのお願いもあってチャレンジ!

そしたら、なんとビックリ一投目から掛けました!

バラすこともなく記念すべき初マルイカをキャッチ。一投目で釣っちゃうなんてスゴイわ・・・

てな感じで順調な滑り出しでしたが、もちろん釣りを始める前にしっかりレクチャーしました。
せっかくなので、自分が初めての人にマルイカを教えるとき、どうするかを書いてみますね。
初心者の方だけでなく、マルイカ釣りを教える機会がある人はじっくりと読んでください。

【まず釣り座のセッティングから】
自分の場合は、投入機は右巻きの人は右に置かせます。右でリールを巻く人は左手でロッドを握るので、左側にロッドを置くと取り込み時の動作がスムーズになるからです。ただし、本来、船釣りでは竿先への糸絡みや仕掛けの手前マツリを防ぐため、ロッドを風上側(船のミヨシ側)に置くのが基本です。マルイカでは、自分は手巻きリールを使うので、取り込み時のスムーズな動作を重視することと、竿が短いので糸が穂先に絡んでいてもすぐに直せるので、マルイカ釣りの場合のみ、そうセッティングします。
そして、上の写真では手前の投入機とロッドホルダーの間にグレーの板のようなものがありますが、これはパンチカーペットを細長く切ったマット。取り込みのときにスッテを引っ掛けると楽なのです。これがないといちいち投入機にスッテを入れないといけないのですが、カーペットにスッテを引っ掛けることで手間を省きます。ただし、あとでスッテを投入機に入れ直すことは忘れずに。


【釣りの動作】太字は大事なところですよ!
①投入は船長の合図があったら即座に! これは鉄則です。投入が遅いと既にイカは通り過ぎてます。
②仕掛けを落としている時は、ラインが出ていく方向にロッドを向けて、できるだけ抵抗がかからないようにする。ラインが素直に真下に落ちていくなら、ロッドはほとんど逆さにするくらい。ラインが斜めに出ていくなら、穂先をそちらに向けてロッドとラインが一直線になるように
③着底したら、即座にリールを2~3回巻いて底を切る。このとき、基本的にはロッドは下向きになっているので、底に着いたらロッドを水平まで戻しながらリールを2~3回巻くとだいたい1mくらいは底を切ることになります。
④底を切ったら、できるだけロッドをピタリと止める(ロッドはほぼ水平に近い状態)。このタイミングが最もアタリが出やすい。ロッドをピタリと止めていないとアタリが分からない。ロッドを止めるまでをいかに早くするかが重要。
⑤アタリが無ければ、いわゆる「叩き」を行って誘い、再びロッドをピタリと止める。この時も、できるだけ「ピタリ」と止めることが重要。
⑥叩きを4~5回やってもアタリが無ければ、10mくらい巻き上げて、再び落とす。これがいわゆる「巻き落とし」。だいたい、リールのハンドルを20回くらい回せば10mくらい上がります。あとは叩く、止める、巻き落とすの繰り返し。

とここまでが誘いです。

サトルくんは、ちょっと苦労しましたが初マルイカキャッチ!
1パイ目まで時間がかかってしまったのは、WBC中継で気を取られていたから(笑)

二人ともキャッチする場面も。もう出き過ぎっていうくらい。先生冥利に尽きます。

ご褒美に? 船上マルイカ料理を食べさせてあげました。
マルイカユッケ(右の皿)と、ゴマ油&塩に漬けて食べるだけの超簡単料理。しかし、これが美味いのです! ま、ご褒美というか、遊びの釣りの時はよほどの悪天でない限り、いつも食べてますけどねw

2時間もすると、二人とも既に何回もマルイカ釣りをしたかのように慣れてきました。
ちなみに仕掛けは上だけ直結+下4本が直ブラ(オモリは50号)。取り込み時には、上のスッテにイカが掛かっていた時は必ず上のスッテだけは水面から上に出すように、下の4つに掛かっていたらマットにスッテを掛けて落ち着いて取り込むように、とだけ教えました。

自分は、マルイカ釣りに限らず、人に釣りを教えるときはなるべく難しくなく、最初は必要最小限のことだけ教えます。最初に教えたことが出来たらもう一つ次のステップを教えます。だいたいできるようになったら、何かあったときだけアドバイスします。今回、後半に教えたのは投入機にはきちんとスッテを入れるように、とだけ。投入時にトラブルを起こしていたので、良く見たらスッテ間のラインが投入機の外に出ていて、投入時にスッテがそれを拾って手前マツリしていたのです。スッテ間のラインがちょっと飛び出ているようなら、投入機をガコガコと揺らせばたいていはきれいに収まります。

今回はプライベートの釣りで、なおちんも一緒。
自分が教えている間、着々と昼ご飯用のマルイカを釣ってくれましたww

今回、前半は釣りをせず、つきっきりでレクチャー。普段はそこまでやらないのですが、やはりこの時期のマルイカは水深も深く(この日はだいたい90~100m)、難しいからです。昼ごはんのイカ料理のあとはもちろんしっかり釣りしましたよ~

さすがなおちん。後半にラッシュをかけて25ハイで竿頭。この厳しいシーズンにこれくらい釣ると満足感ありますよね。

今回、なおちんがメインで使用したロッドはアルファソニックマルイカ148MH。昨年秋に発売したNEWモデル アルファソニックマルイカGZ 160ULと使い分けています。水深が深くアタリが小さい今の時期は、短いためにアタリが見やすく感度も高いチタントップの148MHを多用するそうです。彼女は、基本的には宙の釣りがメイン。ゼロテン有利と思われがちな昨今ですが、宙の釣りが有利な場面も少なくありません。水深が深く潮の流れがあるときは、ゼロテンだと途中のラインがわずかに弛みがちになり、アタリが出にくくなる時があります。この日の後半もそうでした。
なおちん流ロッドの使い分けなど、機会があったら聞いてみてください。


で、この日、初めてマルイカ釣りをした愛子ちゃんは、最終的にはなんと9杯。この時期に初めてでツ抜け目前というのはかなり素晴らしいことだとマルイカ釣りをしている人には分かってもらえますよね。
先生の自分も嬉しかったです!

あ。最後にビギナーさんのためのロッドチョイスについて。自分は、初めての人には宙釣りから教えるのですが、最近は最初からゼロテンでという人も多くなってきたので、宙・ゼロテンともにご紹介します。どれを選ぶかは下に書いてあることを参考にしてください。

アルファソニックマルイカ 148MH
基本的には宙釣りモデル。しっかりしたタタキの誘いがしやすい。なおちんのように宙釣りエキスパートを目指すなら、これ。宙釣りのための最初の1本であり、そのままずっと使えます。

アルファソニックマルイカ 145UL
オールラウンダーモデルの名作150ULの後継機種で、150ULのグリップエンドを5センチ短くして操作性をアップしたモデル。ゼロテン、宙釣りともにこなし、穂先の曲がる部分が長いのでバラシにくいモデルとも言える。最初は宙釣りから始めるとしても、そのうちにゼロテンもやりたい、という人にお薦め。

アルファソニックマルイカGZ 160UL
ここに挙げる3つのモデルの中では、ロッドが長めのため、最もゼロテンがしやすい。もちろん宙の釣りもこなす。最初からゼロテンをやる、という人にイチオシ。

オマケ:ビギナーの皆さんへのお薦めリール
アルファタックル DINO(ディーノ)船 150DH/R(右巻き) 150DH/L(左巻き)
価格が安いのに(税抜定価8,000円)、落下がスムーズで早い。ラインキャパシティは1号300mで、一般的にはマルイカには少し多いと思うでしょうが、これは何か大きなトラブルがあっても問題なく釣りを続けられるキャパシティ。ギア比は7.3:1で、自分はこれくらいのギア比が最もマルイカ向きだと思います。さらに、DH=ダブルハンドルで細かいことがしやすく、アームは100㎜で巻き取り楽々なんです。

マルイカ釣りは、たしかに簡単な釣りではありません。しかし、上に書いたような基本的なことがきちんとできれば、愛子ちゃんのようにちゃんと釣れるのです。マルイカは当たり年かも?と言われる今年の関東マルイカ、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
相模湾、東京湾、そして外房と今年も関東マルイカシーズンが始まっていますね!
昨年発売したNEWロッド アルファソニックマルイカGZを使ってくださっている方も船上でかなり見かけるようになって嬉しいばかり。
で、マルイカ釣りレポート! と思いきや、今回は美味しいマルイカ寿司の作り方を紹介しましょう!

マルイカ寿司。イカは生のまま使います。

実はこのマルイカ寿司、かれこれ十数年前に三浦半島・三崎にあった釣具店のおかみさんから教わったレシピ。簡単だけど美味しいんですよ!

用意するものはこんな感じ

用意するものは、上の写真のとおり。そしてもちろんマルイカ。マルイカは胴長15センチくらいあったほうがいいです。小さいと、ご飯が詰めにくいのです。

【用意するもの】
・マルイカ 胴長15センチくらい
・ごはん 上記のサイズのマルイカ3杯で2合弱くらい
・紅ショウガ・・・細かく刻む
・小ねぎ・・・細かく刻む
・煎りゴマ・・・あまり安いゴマだと香りが物足りないです

2人分なら、中型マルイカを3杯くらい

胴体の中を抜いて、きれいに洗う。白い房状の鰓が中に残りやすいので注意。胴体の一番下の端っこは少し硬いので自分はそこを5ミリくらい切ります。

用意したご飯に、紅ショウガ・小ねぎ・ゴマを入れます。もちろん酢飯でもいいですが、自分は無精して普通の白飯のままでやってしまうことが多いです。
自分の友人は、紅ショウガの代わりに漬物を細かく刻んて入れるそうです。そこらへんはお好みで。

3つの具を入れたご飯をかき混ぜます。これくらい混ざればOK。

ご飯をイカの胴体に詰め込みます。パンパンになるまで目いっぱい詰めましょう。
ちなみに、ムギイカを使うと胴体が軟らかくて限りなく伸びてしまうので、生のままだと無理です。

完成形!

ご飯を詰めたイカを輪切りにして完成! ご飯をパンパンに詰め込まないと、輪切りにするときにご飯が崩れてポロポロと出てきちゃうんですよ。お皿に盛る時は、大葉などを敷くと見栄えがいいです。食べるときは醤油をちょこっと着けます。

さあ、皆さんもアルファソニック マルイカGZで美味しいマルイカを釣りに行ってください。
自分は、船上でアルファタックルのロッドを使っている人を見かけるとお礼を言いにいったりしますので(マルイカに限りませんが)、その時はロッドのインプレッションなど聞かせていただけると嬉しいです! 今季のマルイカはなかなか良さそうな感じですから、マルイカをやったことがない人もチャレンジしやすいのでは、と思いますよ~~~

レポート:フィールドモニター 川野 誠

昨シーズンは大方の期待も虚しくちょろっとな釣れ方だけで終わってしまったマルイカ。
今シーズンは沖のイカも厳しい展開でも早々にスタートした葉山沖のマルイカが予想をはるかに超える好調♫
いよいよ剣崎も始まるよ〜との連絡をうけて瀬戸丸さんから開幕戦に行ってきました。

今回のメインロッドはアルファソニックマルイカ145UL

まだ探索しながらの展開だから良くて5杯を目標にして5名で出船。
小一時間ほどで『はい、やってみましょう93m』一投目はどんな釣り物でもワクワクが止まりませんよね〜と60号オモリが着底しタタキを入れ1年ぶりの穂先に全集中いきなりブワブワ〜
空上げを予想してたのに重くて嬉しい悲鳴なんぞを(笑)

案の定ダブルで🦑🦑それもサイズ良好♫
マルイカ大好物な息子の笑顔がチラつきました〜🤗
朝の流しだけでダブル、シングル、ダブルと目標到達!!

最初から思わぬ好調!

その後も同じような水深を攻めながらポイントを転々としてくれるシンゴ船長だけど『反応ショボいわ、ハモノがまわりにウジャウジャだし、潮がカッ飛んできちゃって〜』でなかなかの長めクルージングも続く展開。

こんなかわいいサイズもいますが・・・
平均的にはサイズはまあまあ

しかし昼過ぎに潮変わりと共にまたノリが良くなってお上手な営業マルイカに癒され沖あがり。ゼロな初心者さんも居た中でトップの14杯を獲らせてもらって大満足の開幕戦でした。

わ~い。竿頭までとっちゃった

もちろん、ちびマル子ちゃんも居るけど弁慶っぽい良型のまで乗るのでこのまま次々と新群れが入ってきて浅くなり(この日の水深93m〜79m)、夏までロングランを期待したいですね〜♫

【タックルデーター】
竿:アルファソニックマルイカ145UL(メイン)
  アルファソニックマルイカ158XUL(サブ)
リール:テイルウォーク バサルVT73L

仕掛け:PE0.8号、幹糸フロロ4号、
スッテ6本自作枝間1.2m(直結4直ブラ2)/スッテ5本自作枝間1m(直結4直ブラ1)
オモリ 60号

釣り船:瀬戸丸(神奈川県三浦市 松輪江奈港)

レポート:フィールドモニター 二上あや

千葉県・勝山からヤリイカ・スルメイカへ行ってきました。

前日の予報では、釣行当日の朝から爆風14メートル。波高もあり、中止が危ぶまれた状況でした。朝、漁港に着くと、陸上でも強風で低温。寒さに震えながら、準備をし、船に向かいます。
出船してから45分。北寄りの暴風を避けられる平砂浦沖に到着。とは言え、予報通り、波・うねり・暴風と三拍子揃った釣り辛さです。

ここのところ、ヤリイカは混ざる程度との事ですので、スルメイカがメインということでプラヅノは18センチを用意。

朝イチのサバは美味しそうなマサバ

こんな状況の中でもミヨシ側の人は、スルメを釣り上げていました。後に続きたいところです。

当日使用したのは海人スルメイカ


海人スルメイカは、スルメの多点掛けでも頼り甲斐のあるバットパワーがある竿。最初のアタリが出た後に追い乗りをさせたいのですが、一杯掛かるのがやっと… 今日はそうもいかないようです。

同行の松本さんも直結仕掛けで釣れました

それでも誘い上げてからイカの乗りを感じるのは楽しく、水深200メートルから大事に巻き上げスルメが上がりました。

お友達もスルメ釣れた

私もなんとか釣れました

天候の悪さに加えて、イカのやる気も今一つでしたが、船長によれば、これから2月~3月はスルメに変わりヤリイカが良くなるとのこと。例年釣れる時期に差しかかってくるので、今後に注目したいと思います。

沖干しを頂きました

【釣行データー】
釣行日:2023年1月28日
釣り船:千葉県勝山港 萬栄丸
ロッド:海人スルメイカ180-150


2016年 海人マルイカ150 ARゼロテン。
2017年 アルファソニック マルイカ 165XUL、150UL。

そして2022年 アルファソニック マルイカGZ 160UL、167XUL。

マルイカのゼロテンション釣法に対応するロッドとしてアルファタックルが発売した、いわば初代ゼロテンションモデルが2016年の「海人マルイカ150 ARゼロテン」、そしてその翌2017年にハイエンドモデルとして「アルファソニック マルイカ」で165XULと150ULをリリースした。その初期はゼロテン釣法を試みる人は多いとは言えなかったが、年々ゼロテン釣法は浸透し、もはや今では8割を超えるほどの人がゼロテンで釣りをしている。数年前からは、初めてのマルイカ釣りでもゼロテンという人が出てきた。そのようにマルイカ釣りの世界は大きく変化してきた。
そんな中、アルファタックルはマルイカ釣りの最前線からロッドのことを常に考え続けてきた。
「今、求められるロッドはどんなものか」
「どんなロッドを作れば、ビギナーからエキスパートまで幅広いレベルの人がたくさんのマルイカを釣ることができるのか」

そして2022年、アルファソニックマルイカシリーズの最新モデルとしてリリースしたのが「アルファソニックマルイカGZ」。ゼロテン&バーサタイルの160ULと、ゼロテンション専用167XUL。167XULでは、2017年の165XUL以来のスパイラルガイドを再び採用し、しかも今回は右巻き用RIGHTと左巻き用LEFTモデルをラインナップした。今まで積み上げてきたものを注ぎ込んだこのNEWモデルを詳しく解説する。

今回のNEWモデルは160UL(上)と167XUL(下)。
スパイラルガイドセッティングを採用した167XULでは右巻き用RIGHTと、左巻き用LEFTがある(画像はLEFT)。

今回のNEWモデルでの特徴は、ロングレングスとしたこと。ゼロテンション専用の167XULは167センチ、ゼロテン&バーサタイルの160ULでも160センチと、150センチ前後が主流となっている現在のマルイカロッドの中では長めだ。以前にも165XULというモデルがあったが、その時よりグリップレングスを50mmほど短くしているので、実質的なブランク長は167XULで7センチ長くなっており、アルファタックルの歴代マルイカゼロテンロッドでは最も長い。
長くした理由は比較的シンプルで、ロッドが長いほど、船の上下動があってもゼロテンションをキープしやすくなるからだ。もちろん、だからといって2メートルの長さにするわけにはいかない。長くするほどタタキと言われる誘いの動作がやりにくくなり、アタリも見にくくなる。激しいタタキを無理なく行うことができ、アタリもしっかり見える長さとして設定したのが167センチ。
160ULでじゃっかん短くしているのは宙の釣りでさらに激しくタタキを行えるようにしたかったからだ。

167XULと160UL。やや硬めの穂先を持つ160ULでは、ゼロテン釣法でも大きなメリットを生むことがある。
それゆえ、エキスパートクラスの人では160ULのような穂先を好む人がいる。

これまでアルファソニックマルイカの穂先素材として採用してきたチタン。金属素材であり、そのしなやかさと感度はチタンならではのものがある。
しかし、今回のロングレングスモデルでは金属であるチタンを穂先の素材としなかった。それは先端が重くなることによる、いわゆる「持ち重り」のバランスになってしまうことを避けたかったからだ。ロッドが長くなれば、その傾向は顕著になってくる。細身軽量なマルイカ竿では、実際の重量以上に持ち重りを感じてしまう。トータルで考えたとき、今回はチタンより軽量なグラスソリッド穂先のほうがメリットが大きいと考え、採用した。

上が167XUL、下が160ULの穂先。脱着式とした。
特に167XULでは、脱着式とした大きな理由がある。

グラスソリッドはこういった繊細な穂先の素材としては破損しにくいというメリットがある反面、素材そのものが持つ感度の面ではややチタンに劣る。しかし、それを補うために穂先部にトルザイトガイドをセットした。薄いトルザイトリングとチタンフレームによって非常に軽量なトルザイトガイドをセットすることで、穂先を軽量化して感度をアップした。穂先を軽量化することは、多くの人が考える以上に感度において大きくプラスに作用する。穂先のピンクカラーの部分がトルザイトガイド。穂先の先端部分だけに使用することで価格を抑えるという目的もあったが、実際にアタリを出す部分のみをトルザイトガイドにするだけで穂先部の感度をかなりアップできる。必要にして充分だ。

アルファソニックマルイカの特徴のひとつ、高い視認性を持つピンクトップ&イエロースレッド。今回のモデルではピンクカラー部分を短くしている。

※この画像はプロトモデル

ピンク部分を短くした理由は二つある。
ひとつは、それによってアタリが出る部分に意識を集中することができ、結果としてアタリを認識しやすくなること。
もうひとつは、ピンク部分をできるだけ曲がらないようにすることで、理想的な状態でゼロテンをキープする目安とできること。
上の画像は167XULにおける、ちょうど良いゼロテンキープ状態。わずかに穂先が曲がっているくらいが最もアタリが出やすい。これは160ULでも同様だ。ピンク部分より手前側まで強く曲がっているようだとゼロテンとしては曲がり過ぎになる。その逆に、ゼロテンにしようと意識しすぎると穂先がまっすぐのままになり、この場合、道糸が少し弛んでしまっている可能性があり、アタリが出ないばかりかオマツリの原因となるので注意。

160XUL、167XULのアクションカーブが上の画像。

167XULでは実際にこんな状態でアタリを待つことはないが、穂先の調子が分かる画像だ。160ULで宙の釣りを行う場合はもちろん上のカーブを描く。
両者を比較するとゼロテンション専用モデルである167XULのほうが軟らかい部分が長い。プロト段階では様々な穂先アクションを試したが、これより曲がる部分が長いと掛け遅れが多くなり、カーブの頂点を数センチずらしただけでアタリの出方が悪くなるなど、試行錯誤を繰り返して最終的な答えにたどり着いた。
穂先の根元くらいから、バット部分までは張りを強くしている。タタキなど誘いの動作が行いやすく、アワセる際にもおおげさにロッドをあおらなくてもしっかり掛けることができる。このことはゼロテンでも宙釣りでも変わらない。

160ULの穂先は、宙釣り用モデルの名作148MHの穂先をゼロテンもしやすいようにモディファイした。148MHは、宙釣り用として開発したが非常に繊細な穂先を持っており、部分的な軟らかさ・しなやかさはゼロテンションモデル同様と言えるくらいだ。当然、小さなアタリがしっかり出る。そんな148MHでゼロテンを行うと、驚くほどアタリが分かりやすい。しかし、曲がる部分が短いので慣れないとゼロテンションをキープしにくい。また、148センチと短めなので波や風がある条件ではゼロテンキープがさらに難しい。148MHの高感度をキープしながらもゼロテンション向けに曲がる部分を少し長くしたのが、今回の160ULの穂先だ。ベースが148MHなので、当然宙の釣りをこなせる。160センチという長さなのでゼロテンが非常にやりやすい。今までのアルファタックル・マルイカロッドで最強のバーサタイルモデルだと言えるモデルだ。

150UL、145UL、148MHと歴代モデルを愛用してきたフィールドスタッフ・井上直美さんをして「このロッドはなんでこんなにアタリが出るの?」「このロッドを使いだしてから今まで見えてなかったアタリが見えるようになりました」と言わしめたのが、今回の160ULだ。
2022年シーズン中盤に、160ULの製品版サンプルを渡して以来、各地の船宿で竿頭を取りまくっている彼女。それまでも充分にトップレベルだった彼女ですが、160ULを手にして以来、完全に1ランク上のレベルになっています。船上やイベントで会うことがあったら、ロッドのインプレッションを聞いてみてください。

次に167XULのスパイラルガイドについて説明したい。
167XULではメインブランク部のガイドは上の画像を見て分かるとおり135度までしか回していない。手前のバットガイドは上向き、次から45度ずつずらしている。
4個回せば180度で、通常のスパイラルセッティングはそうなるが、今回は3個で135度までにしている。

その理由は、穂先部の取り付け方によってそれぞれの釣り人にあった穂先角度にセッティングできるからだ。上の画像はどちらも同じ167XUL/LEFTモデルだが、左はメインブランク先端のガイドと穂先のガイドを直線でセットしているためトップガイドでも135度のまま。右ではメインブランクと穂先部を45度ずらしてセットしており、トップガイドはバットガイドから180度回した状態となっている。

上の画像のようにリールを斜めにしてグリッピングする人は、穂先部とバットのガイドを直線でセットする=135度までしか回さない=のが良い。リールを真上にする人は穂先部を45度回してセットして合計180度回す。どちらの場合でも、アタリを待つ状態でトップガイドが真下になるようにセットするのが推奨セッティング。
スパイラルガイドセッティングのメリットとしてラインが絡みにくいということが良く言われる。絡みにくいというより、よほどのことがなければまず絡まないと言ってもいいだろう。小さなガイドが多くタタキ動作が激しいマルイカでは、ライン絡みのトラブルがないことは非常に大きなメリットだし、ロッドの破損率も極端に下がる。
そして、スパイラルガイドと関連して語られることが少ない「感度」という面で見た場合にも、実はメリットがある。スパイラルセッティングでは、ガイドもしくはブランクのねじれによる力の分散化が極端に少ないためロッド本来のパフォーマンスが発揮できるわけだが、それはアタリの出やすさ、すなわち感度面にもプラスに作用するのだ。横方向に力が逃げず、基本的には下方向の力だけが素直に働く。下方向へ垂直にラインが出る船釣りでは、穂先部のガイドが下に向いていることはアタリの出やすさ、そしてアタリをより大きく表現することに直結する。

やや余談だが、私(テル柳沢)のグリッピングは写真のように人差し指をリールとフロントフードの間に挟み込む。これだと、かなり激しいタタキを行っても安定してグリップできる。挟み込んでいるので、力をあまり入れなくてもロッドを落とす心配がない。アルファソニックマルイカで、フロントフード部を金属ではなく軟らかい素材であるEVAにしているのは、このグリッピングに対応するためだ。金属だと指が当たって痛くなってしまう。
宙の釣りではロッドをほぼ真下に向けた状態でタタキを行うと、他の構えではできないほどのスピードで激しく誘うことができる。いっぽう、ゼロテンではそこまで真下に向けることはあまりない(潮の状況にもよる)。穂先を真下にしてタタキを行ってからゼロテン状態=水平に近い位置にロッドを戻すとタイムラグが生じ、その間のアタリを逃してしまうからだ。
極端に軟らかいハンドメイドの穂先にしている人は、穂先をラインの一部と見てアタリを捉えるのでロッドを真下に向けてタタキを行い、そのままアタリを見る場合があるが、それはアルファソニックでは向いていない(ゼロテンロッドでは、アタリの見かたやロッドの構えは穂先の調子によって異なるので、一概には言えない。あくまでもアルファソニックでは向いていない、ということ)。

グリップエンドの長さは295㎜。
上の写真のようにヒジを抜くことができ、巻き上げのときはヒジに当てることができる長さ。
従来モデルの158XUL/145UL/148MHと同じ、テクニカルに誘えるリアグリップの長さ設定だ。

この画像は2021年6月。仕様がほぼ煮詰まった頃のプロトモデル。
ここまでが長かった・・・。
2020年年末からスタートした2020-21シーズン。実際には今回のアルファソニックマルイカGZの開発はその前のシーズン(2019-20)に着手していたので、21年春には80%くらいまで出来ていたが、細かい調整にかなり手間取った。
ズバリ決まった! と一回思った穂先を「もう少し良くできるかな?」とわずかにいじったところ、大失敗。またまた戻す・・・そういったことを繰り返した。

アルファソニックマルイカGZの実釣解説動画を撮影した静岡県・宇佐美の二階屋丸さんにて。

最終仕様にしたプロトができたのは2021年も8月半ばになってからだった。撮影した宇佐美では、前週まで堅調だったのが、撮影数日前から釣果が落ちてしまい、かなり厳しくなってしまっていた。
シーズン終盤のこの時期になると、もし撮影が流れてしまうと再撮影ができない可能性がある。釣りが成立しないほど釣果が落ちてしまう場合だってある。しかし動画はしっかり成立させることができた。実釣解説動画をぜひご覧ください。

【ゼロテン】マルイカ・最新ゼロテンションモデル登場【アルファソニックGZ】


アルファソニック マルイカGZ製品ページはここをクリック

最後に・・・

初めてマルイカ・ゼロテンションロッドを作るべく、それに着手したのは2014年シーズンの後半だった。世の中にゼロテンロッドがほぼないと言える頃だった。
湾フグ竿を使って釣果を出している人がいた。
穂先の軟らかさを試すためにクロダイのイカダ竿も使ってみた。
既存のロッドのバットと、いろいろな穂先を組み合わせてみた。
もちろん、多くの穂先を手で削った。
2014年は、そんな様々な試行錯誤で終わった。

翌2015年。アルファタックルが作るゼロテンロッドとは、どうあるべきかが見えてきた。
プロトを作り、試し、プライベートな釣行も全てがテスト。
そのシーズンの終わりに、これだ。というものができた。
そしてそれが、2016年の新生海人シリーズのひとつとしてデビューし、話題を呼んだ。
翌年2017年にはアルファソニックが登場して大人気を博し、マルイカ船でピンクトップがずらりと並ぶ光景も見られた。

そうやって大きな人気もいただいたが、その後ももっと何かできないか、常に試行錯誤した。
これでいいのか。いやもう少しやってみよう。
しかしシーズンが終わるまでに結論が出せるのか・・・そんなことを繰り返し、マルイカロッドを考え続け、いくつかの追加モデルも発売した。
ふと気が付けば2022年。
これまでの経験を盛り込んだ今回のアルファソニックGZを、ぜひ使ってみてほしい。そして使い続けてみて欲しい。1シーズンが過ぎて、ロッドを使いこなす頃には確実にワンランクアップしていると思いますよ!