レポート:フィールドモニター 鷲谷 康幸
今季の相模湾シロギスは4/29に110、5/1に74、5/3に87、前日に72、70、その間の出船日も40~60台は当たり前! と,ここ数年の不調が嘘のようにシロギスの当たり年のようです。
釣行当日も好調を表すかのように平日にも関わらず乗船人数14名と休日並みの人数でした。期待満点で海の様子をみると前日午後から夜にかけてまとまった雨が降りかなり濁りが入ってしまった様子。
海のコンディションは良い凪、少々吹く北向きの風がやや冷たいくらいなので楽しめそう。結局、日中日が差す時間帯は長袖Tシャツ(下にアンダーウェア1枚)になるくらい暖かくなりました。
烏帽子岩内側から辻堂沖を経由して江ノ島西側と主に茅ヶ崎港から東側の4~10mラインが好調の模様。
大きく流しを変える時間も短く、竿頭は僕の友人(相模湾を代表するほどの超キス釣り名人)が2本竿で130匹と余裕の束釣り!
1本竿のトップは50ついで49、そして僕が46とそこそこの釣果に。
船の右舷と左舷で誘いのヒットパターンの意見が分かれたのが印象的、当然潮流の方向が違うので釣れる誘いも変わるということ。右舷は主にリアクションとシェイク、左舷はステイ長め、両舷に共通するのはズル引きといったのがハマったパターンでした。
主に20cm以下の小型がメインでアタリはとても小さく針に掛けるのが至難の技です、ちなみに1匹だけ25cmの良型が混じりました。おそらく今釣れている小型のキスは去年の秋ぐらいにチョイ投げで大量に釣れていたピンギスの成長した群れではないかと推測。
例年であればこのあと梅雨にかけ25cm以上の特大級が産卵絡みで釣れはじめるのでまだまだ好調が続きそう?
使用したジャリメは船宿から購入の2パックをちょうど使い切ったくらい、キスの型がまだ小さいこともあり少量で済みましたが70匹~を狙う場合は3パック以上必要になるかと。
流石に小型の数釣りは神経をすり減らすのと捌くのが大変なので、次回のキス釣り挑戦は型が良くなってからにします(笑)
とはいえこの先どうなるかはわからないので、早めの釣行をお勧めいたします!
今回、持ち込んだロッドは海人キス180、海人キス165、沖釣工房キスKR160硬(ガイド増設カスタム)の3本、いずれの竿も残念ながらカタログ落ちとなっております…。
僕の場合の当日ハマった誘いは主にズル引きとステイ、たまに大きく煽ってからのリアクションやフォールが主体となり海人キス180の1本で事足りました。
ロッドの感想は以前のBlogに掲載されていると思うのでそちらも見ていただけると光栄です。
相模湾シロギスレポート 竿の長さで使い分け – alphatackle フィールドレポート (fc2.com)
当日の竿頭の名人も、キス釣り名手の堂満船長も海人180の調子を見て「その竿良いですね」と言ってもらえるロッドです、そして何よりコスパが良い!
現在のalphatackleの現行発売モデルにはキス竿がありません、いずれ復活もしくは新作が発売されるすることを願うばかりです。
ロッド:アルファタックル 海人キス180
リール:スピニングリール2500番
ライン:PE0.6+リーダー2号15cm
仕掛け:錘15号・天秤仕掛け2本針120cm
船宿:神奈川県茅ケ崎市 茅ヶ崎漁港 一俊丸