レポート:フィールドモニター 二上あや
タチウオの炙りが食べたくて、アジも釣れる美味しいリレー釣りに出かけました。
7時過ぎに出船。朝はタチウオから。
今回お世話になった鴨居港の石川丸さんは、テンヤと天秤、どちらの仕掛けも使用可能で、途中交換も可能とのことでしたが、久しぶりのタチウオ、炙りが目当てのお土産確保の為、私は天秤で狙うことにしました。
今回同行していただいたアルファタックル・フィールドスタッフの入稲福さん(通称イリちゃん)、そしてアルファタックルスタッフの下地さんの二人はテンヤで。
棚は53〜40メーター。船長が細かく反応を教えてくれます。イリちゃんが早々に本命タチウオを上げました!
私は。小さな誘いや、ゆったりめの誘いと色々変えていきますが、アタリがありません。
早いピッチで誘うと初アタリ!夏場のタチウオらしく小さめですが、久々のタチウオが嬉しい!!
何度かポイント移動し、船内ポチポチ釣れ始めましたので、私もアタリを出したい!
大きな幅でアルファソニックLG73 190MH を跳ね上がるように誘うとアタリが!!
しっかり合わせて巻き上げるとサイズアップに成功!!
11時過ぎにアジポイントへ移動。
船長指示棚は下から3メートル。コマセが効くと、徐々に釣れ始めました。
海人ビシアジ170/73で、底から1メートルで1回、2メートルで2回コマセを巻き、2.7〜3メートルで待ちます。クンクンとアジのアタリ!
良型混じりで何尾か釣り上げ、お土産確保出来たので、持参の特餌イカ短冊で、裏本命のスペシャルゲストを狙います。ボトムで棚を取り直そうとした時、強い引き込み。これは良いかも知れない。ドラグ緩め、巻き上げ途中の突っ込み方にかなり期待が高まり、ドキドキしながら水面に上がって来たのは、綺麗な1キロ位の綺麗な真鯛!!裏本命大成功!!
美味しいタチウオもアジも一日で楽しめるリレー釣り、一日楽しく過ごせました。
【ロッド】
●タチウオ アルファソニックLG 73-190MH
●海人ビシアジ170/73
釣り船:石川丸(神奈川県横須賀市 鴨居港)
レポート:フィールドモニター 二上あや
美味しそうな魚のリレー釣りに惹かれて、千葉県外房・鴨川太海の聡丸(さとしまる)さんへ行ってきました。
集合は、とても早く午前2時15分。お客さんが揃い次第出船。最初のフラッシャー釣りのポイントまでは30分程度で到着し、午前3時には竿を出してました。
ここではフラッシャー仕掛けで本命クロムツを狙いますが、7本針の長い仕掛け。私は船のヘリヘ巻かれたウレタンに一針ずつ、刺して準備オッケーです。
船長の合図で投入。聡丸スタイルは、マグネットを使わずに、オモリから一針ずつ糸を張りながら落とします。
水深130メートルくらいで着底。糸ふけを取り大きく誘い上げていきます。ショートアームはネーミングの通り短いので取り回しがとても良く、お気に入りです。
100メーターくらいまで反応出ているから、幅広く誘ってと、船長アナウンス。デッドスローで巻き上げてみると、110メートルで竿がガクガク言ってます。追い食いを狙いながら100メートル付近まできたら、中速にして巻き上げると、嬉しいゲストフィッシュの多点掛けでした!
しかしその後は投入してもサバで、ウルメが混じった程度で、クロムツはお留守でした。日が上りフラッシャー終了にて、根魚に移動します。
根魚ポイントでは、胴付きタックルか、テンヤタックルどちらでもオッケーとの事ですが、私はテンヤて狙う事にしました。エサは、先程フラッシャーで釣れたサバの切り身か、持ち込みのエビエサになります。
海人テンヤマダイで、根の周りを探り続けると、違和感があり合わせますが、あれ??根がかり…
根を外すと、魚の引きを感じます。魚が掛かって根に潜ってました。顔をフリフリしている感じの引き方が、カサゴではないな!と確信。本命のアカハタでした!!
足元の根周りはどのようになっているのか、遠投し広範囲に魚の居そうな根を探したり。
海人テンヤマダイはとても扱いやすいのでロックフィッシュにも愛用しています。
丁寧に根周りを探って良型アカハタも追加して、終了。
港に戻ったのは朝の8時半。こんなに早く戻るといつもとは違う感覚。
楽しくて美味しいこのリレー釣りに、来年もまた挑戦したいと思います。
【釣行データー】
フラッシャー ロッド:ショートアームGS 82-165H(電動リール3000番)
テンヤ ロッド:海人テンヤマダイ230MH(スピニングリール3000番)
釣り船:聡丸 千葉県鴨川市太海(ふとみ)港
レポート:フィールドモニター 鷲谷 康幸
今季の相模湾シロギスは4/29に110、5/1に74、5/3に87、前日に72、70、その間の出船日も40~60台は当たり前! と,ここ数年の不調が嘘のようにシロギスの当たり年のようです。
釣行当日も好調を表すかのように平日にも関わらず乗船人数14名と休日並みの人数でした。期待満点で海の様子をみると前日午後から夜にかけてまとまった雨が降りかなり濁りが入ってしまった様子。
海のコンディションは良い凪、少々吹く北向きの風がやや冷たいくらいなので楽しめそう。結局、日中日が差す時間帯は長袖Tシャツ(下にアンダーウェア1枚)になるくらい暖かくなりました。
烏帽子岩内側から辻堂沖を経由して江ノ島西側と主に茅ヶ崎港から東側の4~10mラインが好調の模様。
大きく流しを変える時間も短く、竿頭は僕の友人(相模湾を代表するほどの超キス釣り名人)が2本竿で130匹と余裕の束釣り!
1本竿のトップは50ついで49、そして僕が46とそこそこの釣果に。
船の右舷と左舷で誘いのヒットパターンの意見が分かれたのが印象的、当然潮流の方向が違うので釣れる誘いも変わるということ。右舷は主にリアクションとシェイク、左舷はステイ長め、両舷に共通するのはズル引きといったのがハマったパターンでした。
主に20cm以下の小型がメインでアタリはとても小さく針に掛けるのが至難の技です、ちなみに1匹だけ25cmの良型が混じりました。おそらく今釣れている小型のキスは去年の秋ぐらいにチョイ投げで大量に釣れていたピンギスの成長した群れではないかと推測。
例年であればこのあと梅雨にかけ25cm以上の特大級が産卵絡みで釣れはじめるのでまだまだ好調が続きそう?
使用したジャリメは船宿から購入の2パックをちょうど使い切ったくらい、キスの型がまだ小さいこともあり少量で済みましたが70匹~を狙う場合は3パック以上必要になるかと。
流石に小型の数釣りは神経をすり減らすのと捌くのが大変なので、次回のキス釣り挑戦は型が良くなってからにします(笑)
とはいえこの先どうなるかはわからないので、早めの釣行をお勧めいたします!
今回、持ち込んだロッドは海人キス180、海人キス165、沖釣工房キスKR160硬(ガイド増設カスタム)の3本、いずれの竿も残念ながらカタログ落ちとなっております…。
僕の場合の当日ハマった誘いは主にズル引きとステイ、たまに大きく煽ってからのリアクションやフォールが主体となり海人キス180の1本で事足りました。
ロッドの感想は以前のBlogに掲載されていると思うのでそちらも見ていただけると光栄です。
相模湾シロギスレポート 竿の長さで使い分け – alphatackle フィールドレポート (fc2.com)
当日の竿頭の名人も、キス釣り名手の堂満船長も海人180の調子を見て「その竿良いですね」と言ってもらえるロッドです、そして何よりコスパが良い!
現在のalphatackleの現行発売モデルにはキス竿がありません、いずれ復活もしくは新作が発売されるすることを願うばかりです。
ロッド:アルファタックル 海人キス180
リール:スピニングリール2500番
ライン:PE0.6+リーダー2号15cm
仕掛け:錘15号・天秤仕掛け2本針120cm
船宿:神奈川県茅ケ崎市 茅ヶ崎漁港 一俊丸
レポート:フィールドモニター 二上あや
千葉県・勝山からヤリイカ・スルメイカへ行ってきました。
前日の予報では、釣行当日の朝から爆風14メートル。波高もあり、中止が危ぶまれた状況でした。朝、漁港に着くと、陸上でも強風で低温。寒さに震えながら、準備をし、船に向かいます。
出船してから45分。北寄りの暴風を避けられる平砂浦沖に到着。とは言え、予報通り、波・うねり・暴風と三拍子揃った釣り辛さです。
ここのところ、ヤリイカは混ざる程度との事ですので、スルメイカがメインということでプラヅノは18センチを用意。
こんな状況の中でもミヨシ側の人は、スルメを釣り上げていました。後に続きたいところです。
海人スルメイカは、スルメの多点掛けでも頼り甲斐のあるバットパワーがある竿。最初のアタリが出た後に追い乗りをさせたいのですが、一杯掛かるのがやっと… 今日はそうもいかないようです。
それでも誘い上げてからイカの乗りを感じるのは楽しく、水深200メートルから大事に巻き上げスルメが上がりました。
天候の悪さに加えて、イカのやる気も今一つでしたが、船長によれば、これから2月~3月はスルメに変わりヤリイカが良くなるとのこと。例年釣れる時期に差しかかってくるので、今後に注目したいと思います。
【釣行データー】
釣行日:2023年1月28日
釣り船:千葉県勝山港 萬栄丸
ロッド:海人スルメイカ180-150