レポート:フィールドモニター 二上あや

度重なる時化で何度もリスケし、今年は金洲はお預けかと思って居ましたが、金洲が禁漁になる11月末前ギリギリで、出船することが出来ました。

朝、御前崎港へ着くと風が強く、沖は更に海悪いよ、と船長。荷物を積み込み、いざ出船です。

約1時間半掛けて金洲に到着。

泳がせのエサにするムロアジ五目は、デッキスティックフルアームド73-232で。

朝一番は五目から、まずは泳がせ用のエサにするムロアジを釣ります。仕掛けを落とし、指示棚で止めコマセを振るとすぐにプルプルプルと魚がかかる。

無事泳がせのエサを確保出来ました!

3尾エサが釣れたので、金洲の大型魚を釣るべくヘッドクォーター・スタンディングバウト182Sへ持ち替え、ハリス50号仕掛けにムロアジをセット。

ボトムまで落として、ムロアジが暴れる棚を探して待つ。反応無ければ、底を取り直すが、イマイチ反応が無い。

ポイント移動すると船長から「ここはヒメダイが居るポイントだよ!」とのアナウンス。釣ってみたかった金洲ならではの魚の名前にワクワクしてしまい、再び五目へチェンジ。

先程より深い棚でアタリ!初めましてのヒメダイとムロアジダブル、イサキや特大ムロアジを追加しましたが、魚の活性はちょっと低め‥。

そんな時にカンパチが魚探に出ていると船長のアナウンスに、今度はまたまた泳がせに。

スタンディングバウト182Sから伝わるムロアジの震えがもの凄いのでチャンスか!と思ったら、しっかりと根にハマってしまった。どうにか船長の手を借り根から抜けたと巻き始めたら、魚の引きがあるぞ!?

と思った瞬間、スタンディングバウト182Sが海に刺さった!!

初めての大型魚の力強さに愕然としたが、強力な引きをスタンディングバウト182Sがしなやかな屈強さを発揮した。

船長や友人にお手伝い頂きなんとか上げて来るが、6000番台のリールが熱を持ち、悲鳴寸前。長引くファイトでリール電源も電池切れ。ここから手巻きでやり取りし、魚が船の周りを回り出す。マグロなのか?マグロだったらオダモン超えサイズと期待に満ち溢れたが、やっと水面に見えたのは、大き過ぎたサメでした。。。

大物とのファイトは貴重な体験となり、金洲らしい魚に会えた、成果のある1日となりました。

【釣行データー】
釣行日:2024年11月4日

五目用ロッド:デッキスティックフルアームド 73-232
泳がせ用ロッド:ヘッドクォーター スタンディングバウト182S

釣り船:茂吉丸(しげよしまる 静岡県御前崎港)

レポート:フィールドスタッフ 山崎裕

フィールドスタッフの山崎です。
相変わらずタイラバ漬けの釣行で、メインとして通ってるのが静岡県は御前崎。
ここは外海でちょっと走れば金洲や八方という有名なポイントにアプローチできます。
釣れる魚は、タイは勿論のこと、タイラバで釣れるフィッシュイーターは何でも釣れちゃう魅惑のエリアです。で、釣れる魚のアベレージが大きい!!

過去に何度もフックアウトやラインブレイクをして悔しい思いをしてきた場所でもあります。
どうにかならんかなー?? と、悩みに悩んでタックルの見直しを思い付きます。
そうだ!! グラスソリッドのロッドならこの悩み解消できるかも?!と、MID ARM GS73-190Mをチョイス。これがタイラバ用として、あつらえたようにしっくりと手になじみます。リールシートからロッドエンドまでが420mmと長く脇ばさみも苦になりません。

グラスソリッド特有の柔らかさもあってファーストタッチの時、魚に違和感を与えないような造りです。また無限に曲がるパラボリックなアクションもただ曲がるだけで無くトルク感がある力強さを持ち合わせています。

実釣1日目はカンパチでその成果を発揮してくれました。
青物のパワーファイトでもMID ARM GS73-190Mは暴れること無く力強く魚をリフトしてくれました。

実釣2日目はハタラバ便。
この日も50cmのキジハタ(アコウ)を釣り上げました。

ハタ類を釣る時には当たったら即ゴリ巻きが基本。根に潜られてしまうと、魚は踏ん張って出て来てくれません。MID ARM GS73-190Mはフルベンドしながら魚を根から引き剥がすようにリフトし続けます。
根を切ればあとはバラさないよう揚げるだけ。MID ARM GS73-190Mは途中魚が暴れても往なす柔らかさも持ってます。

グラスソリッドロッドは御前崎のようなフィールドに適してるかもしれません。MID ARM GS73-190Mは強力な私の相棒になりそうです。

【タックル】
ロッド:MID ARM GS 73-190M
リール:テイルウォーク エランワイドパワープラス

釣り船:伊達丸 (静岡県御前崎市)