レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
最近はどこに行っても中鯛ばかりで、大鯛に出会えていなかったので、大鯛中鯛祭りが絶賛開催中!?の茨城県鹿島沖に大鯛を求めて行ってきました。船宿はいつもの植田丸さんからロング便で朝9時の出船でした。
この時期の大型真鯛狙いは浅場の砂地なのでアタリが少なく、真鯛以外の魚は殆ど釣れないことから、最初はお土産狙いで港のすぐ近くでカサゴ釣りです。私はお土産の魚は要らないので、とりあえずジグを付けて投げます。数投するとアタリ!で、あがってきたのは良型マゴチでしたw
その後も近場の砂地ポイントの水深10~20mを狙いますが、当たってくるのはマゴチばかり…そして潮止まりが近くなり、船長判断で大物の真鯛狙いに切り替えます。ポイントはやや北の真沖の砂地、水深は17~20m前後です。船中ではポツポツとアタリが出ますが、あがってくるのはサメばかり(笑)
この時期の大鯛狙いはどうしても外道のサメは付き物で、あがってくるのはほぼサメか良型真鯛の二択になります。ジグを投げていましたが、掛かってきたのは丸々としたイナダ…すると反対側の胴の間辺りで2㎏前後の真鯛があがったようです。どうやらチャンス到来⁉でしょうか。テンヤに切り替えて狙います。
続いて反対側のトモの人が掛けました!最初のロッドの動きを見る限り良型の真鯛のようです。すると私のロッドにも違和感があり、小さくトップが微かに振れています。合わせるもスカ…すぐにロッドを下げて戻すと食い直した感覚があり、合わせるとグッと重さが乗り一気にドラグを鳴らしながら横走りし始めました。この水深で船が横流しの状態で潮も風も効いているので、魚はどんどん反対の右舷の方に走っていきます。しかし幸いにも掛けたロッドはkaijin240Hです。ロッドを下げて船体にラインが擦らないようにしつつ、魚に合わせてコントロールしながらガンガン寄せます。隣の先に掛けた人(3㎏弱の良型真鯛でした)よりもあっという間に引き寄せて、少し濁った水面に姿を現したのは丸々と太った腹パンの大鯛4.46kgでした!!
長さとしてはやや短く、平常時であれば3㎏後半といったところですが、見た目より遥かに重く強烈な引き味でした。
そしてここから短い真鯛の時合いとなります。投入してからなるべく底~50㎝付近を縦に動かさないように我慢しながら維持します。すると想定通り、ゴンッと来ました!潮に乗って今度は払い出しで前方に向かって一気に走ります。下は砂地でほぼ障害物も無いので安心してやり取りができます。最初は潮に乗ってかなり走ったので一瞬最初の魚より大きい感じもしましたが、止まってからは力が無くなり、あがってきたのは2.3㎏の良型真鯛でした。
この短時間に船中では良型真鯛が5枚あがり、バラシも結構あったようです。アタリは少なく何も釣れない事もありますが、掛ければ良いサイズの真鯛なので夢があります!!
しかし時合いは僅か1時間前後で終了となり、サメのアタリすら無くなりました。その後はポイントを転々とし、最後に他船で大鯛があがったとのことで同ポイントで狙いましたが、結局その1枚のみで、夕マズメも特に無く、終了までは稀にアタリがある程度で、大型ハナダイ等を追加して終了となりました。魚数としてはサメを除いて10枚ほどしか釣れず、根気がいる難しい釣りですが、大物狙いですので坊主のリスク覚悟で挑戦してみてはいかがでしょうか?
【タックル】
テンヤ用:alphatackle kaijin テンヤマダイ 240MH/240H
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン3号
テンヤ:遊動8号レッド
ジグ:40g グリキン
レポート:フィールドモニター 二上あや
美味しそうな魚のリレー釣りに惹かれて、千葉県外房・鴨川太海の聡丸(さとしまる)さんへ行ってきました。
集合は、とても早く午前2時15分。お客さんが揃い次第出船。最初のフラッシャー釣りのポイントまでは30分程度で到着し、午前3時には竿を出してました。
ここではフラッシャー仕掛けで本命クロムツを狙いますが、7本針の長い仕掛け。私は船のヘリヘ巻かれたウレタンに一針ずつ、刺して準備オッケーです。
船長の合図で投入。聡丸スタイルは、マグネットを使わずに、オモリから一針ずつ糸を張りながら落とします。
水深130メートルくらいで着底。糸ふけを取り大きく誘い上げていきます。ショートアームはネーミングの通り短いので取り回しがとても良く、お気に入りです。
100メーターくらいまで反応出ているから、幅広く誘ってと、船長アナウンス。デッドスローで巻き上げてみると、110メートルで竿がガクガク言ってます。追い食いを狙いながら100メートル付近まできたら、中速にして巻き上げると、嬉しいゲストフィッシュの多点掛けでした!
しかしその後は投入してもサバで、ウルメが混じった程度で、クロムツはお留守でした。日が上りフラッシャー終了にて、根魚に移動します。
根魚ポイントでは、胴付きタックルか、テンヤタックルどちらでもオッケーとの事ですが、私はテンヤて狙う事にしました。エサは、先程フラッシャーで釣れたサバの切り身か、持ち込みのエビエサになります。
海人テンヤマダイで、根の周りを探り続けると、違和感があり合わせますが、あれ??根がかり…
根を外すと、魚の引きを感じます。魚が掛かって根に潜ってました。顔をフリフリしている感じの引き方が、カサゴではないな!と確信。本命のアカハタでした!!
足元の根周りはどのようになっているのか、遠投し広範囲に魚の居そうな根を探したり。
海人テンヤマダイはとても扱いやすいのでロックフィッシュにも愛用しています。
丁寧に根周りを探って良型アカハタも追加して、終了。
港に戻ったのは朝の8時半。こんなに早く戻るといつもとは違う感覚。
楽しくて美味しいこのリレー釣りに、来年もまた挑戦したいと思います。
【釣行データー】
フラッシャー ロッド:ショートアームGS 82-165H(電動リール3000番)
テンヤ ロッド:海人テンヤマダイ230MH(スピニングリール3000番)
釣り船:聡丸 千葉県鴨川市太海(ふとみ)港
レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
先週に引き続き、ロング便で出てくれるということでまた鹿嶋に行ってきました。ロング便ですが、今回は8時集合~18時頃沖上がりとなる長丁場です。思う存分釣りしたい人は、午前午後で通しよりも時間的にも料金的にもお得なコースでおススメです。
8時を少し回ったところで、活きエビを持って出船となります。今回は良いサイズの活きサルエビが潤沢にありました。ただこのサルエビは船宿で夜に漁で獲っているものですので、不漁で獲れない時もあり、また保管管理が難しい事もあるので無い時は冷凍エビとなります。
約30分でポイント到着、今回は鹿嶋沖の少し南、水深15~27mでした。釣りを始めると前回同様に1投目から良型ハナダイがあたってきます。どうやらパターンは前回と同じように底から少し上のようです。しかしこの日はまた少し違いました。良型の真鯛が多く点在しているようですが、産卵期を迎えてかなりシビアな状況でなかなか口を使いません。1~2m上でエビをステイさせてしまうとかなりの確率でサメばかりが食ってしまう状況です。絶えずエビを少しゆっくり動かしながら、底から上まで誘うパターンでアタリを出します。ですが、ポイントによりハナダイ、ショウサイフグの活性が高く、着底と同時にエビを捕食してしまって、なかなか本命の真鯛には届かない状況が続きます。それでも船中では時々1㎏前後の真鯛があがりますが、他のゲストフィッシュ達の活性が高過ぎて自分には本命が見られません。
中盤になり、Kaijinテンヤマダイ240MHで8号のテンヤをフルキャストして、ゼロテンションで落とし込んでいくとコツコツとアタリ…合わせるが掛かりません。更にフリーにして落としていくとまたコツコツと…また掛かりません。三度落としていくとまたコツコツ…今度は掛けました!小刻みにゴンゴンと頭を振りますが明らかに鯛ではなくフグ系の引きです。以前同じパターンで掛けた思い当たる魚の可能性があったので、慎重に手早く上げてくると…体型はフグですが横腹に日の丸模様…トラフグです!! 切られる前に一気に船上に抜きあげます。
小型ですが、久々にトラフグゲットできました!フグ刺しが楽しみで仕方ありませんw 本命は釣れていませんが、もう満足してしました(笑)
その後も時折アタリが途絶えますが、移動を繰り返す度に魚は釣れ続けて17:40に船長の「18時くらいには沖上がりします。」のアナウンスがあった時には樽はゲストフィッシュ達でほぼ満タンでした。釣れた魚はハナダイ17枚、ショウサイフグ9匹、トラフグ、マゴチ、トラギス、ムシガレイ5枚(リリース)、サメ3本(リリース)という感じで本命はまだ見ていませんが残り20分に賭けます。
ゲストさんたちのアタリも少し遠のいて、だいぶ夕日も傾いてきました。このまま終わりか…と思いながらも密かに大物を狙ってKaijinテンヤマダイ240Hに持ち替えてキャスト、着底させてリフト&フォールの繰り返しで基本に忠実に探っていきます。しかしアタリは無く、船のすぐ目の前までテンヤが戻って来たので、最後に2m上に止めてアタリを待つと、クィクィとやや大きな動きでトップが曲がりました!合わせると重みがありロッドが止まりました。動きません。弛ませないようにリールを巻きながらロッドを少し落とし、二度合わせをするもやっぱり動かず、少しするとズルズルとゆっくりドラグを出しながら船下に入っていきます。「あーやってしまった。またサメか…」と思いながら5秒ほど経ったでしょうか、急に暴力的な勢いでドラグが悲鳴をあげて魚が走り始めました!!! そして止まったと思うと重そうな頭を振ってロッドを叩きます。懐かしい真鯛の引きですw このノッコミ時期の真鯛は体の厚みが半端なく重量もかなり増していますので、強烈な引きで抗います。船下に斜めに入って逃げるので、体を少し乗り出しながら魚とロッドの角度を90度に保ちながらやり取りします。それでもさすがに「H」のkaijinテンヤマダイ240です。船下に猛烈な勢いで潜り込むのをコントロールしながら少しずつ浮かせてきます。あとはタックルを信じてハリが外れないことを祈るのみです。少し時間がかかりましたが、最後は船下から巨体が浮き、無事に船長のタモにおさまりました。3.76㎏の本日のビッグワンでした👍
そして少し時間延長でしたが、大物は現れず、またハナダイを追加して終了となりました。釣行後、鹿嶋の船宿ではフグを捌いて身だけにしてくれますので、持ち帰って美味しく食べることができます。そしてラッキーなことに今回は巨大な白子も入っていました。正直、魚よりも嬉しい御馳走です(笑)
今回の鯛は腹パンパンのメスで、まだ産卵は終わっていない様子でした。時期的にシビアな状態が続きますが、この時期は記録更新のチャンスでもあります。もう少しチャンスはあると信じて更なる大物と闘えるように釣りに行きましょう。
【タックルデーター】
ロッド:alphatackle kaijin テンヤマダイ 240H/kaijin テンヤマダイ 240MH
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン3号
テンヤ:オリジナル遊動8号グリキン、レッド
船宿:茨城県鹿嶋市 鹿嶋旧港 植田丸
レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
再び鹿島ノッコミ真鯛を狙って鹿嶋の植田丸さんに行ってきました。依然として浅場で漁では良型真鯛が沢山獲れているようですが…悪天候の予報が続くようでしたので、予定を早め時化の合間のノッコミ真鯛を狙います。
ポイントは港から近い真沖付近で水深は21~27mと初心者の方にも釣りやすい場所です。約30分で到着して、さっそくテンヤを落とすと…1投目から本命ではありませんが、良型のハナダイが積極的にあたってきます。Kaijinテンヤマダイ240MHが綺麗に曲がって、その魚信から何が掛かっているのか容易に伝えてくれます。どうやら海底から50㎝以内でしか釣れないような難しい状況から一変、3~5m上の方でもしっかりアタリが出て釣れる感じです。(逆に言えばじっと底にテンヤを置いておくだけではアタリが遠く、サメや底物ばかりが釣れる状況になりました。)
そしてここからほぼ最後の流しまで飽きない程度にアタリが続き、沢山のゲストフィッシュのオンパレードとなります。釣れる魚はハナダイ、ショウサイフグ、マゴチ、ムシガレイ、サメ…
肝心な真鯛はというと…夕まずめに差し掛かろうかという時間帯でした。キャストして着底後、ゆっくり3mくらい上までリフトして、ゼロテンションで着底した瞬間にグッと重みが乗りました!合わせると重く僅かに浮きましたが動きません。と思った瞬間、ロッドを叩きながら、2kg設定のドラグをわずかに鳴らします。大物狙いで持ち替えていたKaijinテンヤマダイ240Hを良い感じに重そうな頭の振り方で一定に叩き続けます。水深が21mですので横に走っている感じですが、ロッドを脇に挟み込んで安定させるとロッドのパワーだけで難なく魚を寄せてきます。そして無事に浮上したのは丸々とした腹パンで巨大な白子が入ったジャスト3㎏でした。(釣りあげた時は長さ的には2㎏後半かなと思いましたが、さすがノッコミ時期で重量が激増していますww)
さすがHなだけあってパワーがかなりあります。ドラグをかなり硬めにしてロッドの力を試しましたが、これなら存分に大型真鯛と闘えます。MHは細身で繊細なので、しっかり曲げて魚の引きを楽しめるのですが、個人的には大型を狙う時はHの方が、張りが強くバットパワーがあるので主導権を渡さないでコントロールできる事から好んで使うことになりそうです。全体的に硬めではありますが、トップは安定して魚信を目感度、手感度共にしっかり伝えてくれますし、バランスも良く1日通しても疲れ難いです。しかも前回に引き続き両ロッド共に相当数キャストしました。ノットの種類やPE、あるいはキャストの方法にもよると思いますが、ガイドに引っ掛かるようなことは1度もありませんでした。テンヤ釣法で釣果を伸ばすにはその日の釣れるパターンを掴むと同じくらいキャストして広範囲を誘う事は非常に重要な要素です。それがノントラブルであると言うのは大変助かります。
最近はこういった基本に忠実でバランスが良く扱いやすいロッドが少ないのが残念ですが、この2本があればどんな状況であってもテンヤを楽しめそうです。値段的にも高級テンヤロッド1本の金額で2本とも買えてしまうくらいの価格なのが嬉しいですね(笑)
今のノッコミ期は真鯛の食い気にかなりムラがあって、アタリが出る時間帯はごく短く、場所もかなり限定的だったりすることがありますが、一瞬のチャンスは常にあるはずですので集中力を切らさないようにしっかりとしたタックルとセッティングで挑んでみてはいかがでしょうか。。。
【タックルデーター】
ロッド:
alphatackle kaijin テンヤマダイ 240H
alphatackle kaijin テンヤマダイ 240MH
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン3号
テンヤ:オリジナル遊動8号レッド、グリキン
船宿:茨城県鹿嶋市 鹿嶋旧港 植田丸
レポート:フィールドモニター 岡崎 敬久
ゴールデンウイークに、最近はちょっと厳しいと言われる茨城県鹿嶋沖に行ってきました。
船宿はいつもの植田丸さんのロング便。朝8時から夕方18時までの長丁場です。GWということで満席、期待して出船です。この時期になると鹿嶋では活きサルエビを使って大型が狙えますが、今回はどうなるでしょうか…
出船して30分ほどで、ポイントに到着し、風はほぼ無風、潮は少々、水深は25m前後で船は横流しです。早速活きエビを使ってテンヤで狙って行きます。開始早々、一投目からツツツ…とニューロッド新生kaijinテンヤマダイ240MHの竿先にアタリがあります! このロッドは小さなアタリも大きく見せてくれるので8号くらいまでの軽めのテンヤでの釣りに最適です。今日は釣れる日かも⁉ 掛かりました! 巻いてくるとコツコツ小刻みに頭を振ります…裏本命のショウサイフグですw しかもその後3連発で全部ショウサイフグ! そろそろ本命を当てたいところですが、なかなか魚のアタリを出すことが難しい状況です。
各ポイントを転々としていきますが、かなりテクニカルで上下に誘うと殆ど何もアタらず、かといって底を引きずってしまうと根掛かりしてしまい釣りになりません。色々試しますが、やはり底付近を上下させずにじっくり流すようにするとポツポツ当たりが出るようでした。アタってくる魚はハナダイ、ホウボウ、ショウサイフグ、ベラ、ムシガレイ、カサゴ等で本命には中々たどり着けません。そうしていくうちにやっとガツガツッと良いアタリ!…やっと500g前後のチャリコが釣れました。しかも連発…サイズが小さいので、もちろん即リリースです。
午後も中盤を過ぎた頃から急に風が吹いてきて、少しテンヤのコントロールが難しくなってきました。そこでロッドを新生kaijinテンヤマダイ240Hにしてテンヤも10号に変更します。するとさすがに張りとパワーのあるHだけあって、こういう状況では抜群にコントロールしやすく、アタリを取っていけます。全体的に強く8:2調子とも感じるくらいですが、強風や水深のあるところ、あるいは潮が速い場合などには最適なロッドです。どちらのロッドでも240でありながら取り回しも良く、特にキャスト性に優れているので広範囲に探っていくことが可能で、様々な状況に適応できてとても扱い易いです。
その後も悪条件ではありますが、主にハナダイの食いが良く、すでに10匹を優に超え、ショウサイフグも7匹を超えてきました。するとまたトップに小さなハナダイのような啄むアタリが出たので掛けましたが…ロッドが止まり、魚は動きません。時間にして2秒ほどでしょうか、ここで走ればマダイですが、サメやヒラメなどの可能性もありますが…と考えた瞬間、80度に構えていた240Hが一気に船縁付近まで伸され、ドラグを出していきますが、その数秒後、今度は逆にロッドが45度付近まで跳ね返りました…痛恨のフックオフ‥‥心がへし折られました。。。。。頭の振りと重量感から、明らかに大鯛…それも最低でも4~5㎏、もしかしたら7㎏以上の大物だったかもしれません。久々のワンチャンを逃しました…無念です。
その後、夕まずめを迎えポイントを少し移動して、まだショックが抜けない状況でしたが、未だチャンスはあると船長の野生の勘を信じて釣り続けます。するとここから良型真鯛が少し覚醒したらしく、船内ポツポツと1.5~2㎏、3㎏クラスが連発するようになります。来るかなと思いながら、キャストして着底した瞬間、重みが乗りました! 1.7㎏位の中鯛ゲットです。まだ時合いは続いているようで、今度は着底後、少し浮かした状態で巻き上げるとゴンと入りました。またまた2㎏オーバーの中鯛ゲットですww
ロッドのパワーがあるお陰で、ドラグを殆ど出すことなく魚を浮かせることができました。ただこの時期の浅場の鯛は水面に来てから元気で暴れだす魚もいるのでご注意を。その後もアタリはありましたが上手く掛けられず、1時間ほどの時合いも終わり釣行終了となりました。結果的に真鯛は夕まずめだけでしたが、船中で中鯛クラス10枚以上は釣れたようです。最近の鹿嶋にしては色々と楽しむことができました。ただ大物を逃がした心は癒されませんでしたが…
真鯛の状態は、オスはそうでもありませんでしたが、メスは腹パンで通常の倍くらいの厚みで完全ノッコミ産卵前という感じでした。このノッコミ時期は超大型を狙える半面、かなりシビアになり口を使わない事も多いので難しい釣りになることもありますが、もう少し狙えそうですので、大鯛を釣りたい方はお早目の釣行をおススメします。
ロッド:
alphatackle kaijin テンヤマダイ 240MH
alphatackle kaijin テンヤマダイ 240H
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン3号
テンヤ:オリジナル遊動8号&10号
アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
今回は千葉県・飯岡港の優光丸さんから、ひとつテンヤマダイに行ってきました。
友人がサンスポさんで釣りの連載記事を書いていて「たまには取材に付き合ってよ~」ってこともあったのですが、自分的には新生Kaijinシリーズのテンヤマダイロッドを使うというのも大きな目的のひとつ。
さて、せっかく新発売のロッドを使ったのでインプレッションもしっかり書きましょう。
Kaijinテンヤマダイは、前作で評判が良かったロッドアクションを踏襲し、前作の230cmからレングスを10cm長くしています。ブランクカラーもブラック基調となり、フードナットがとてもカッコ良くなりました。
全体に張りがあって先調子のアクションなので、テンヤを積極的に動かしていくことに向いています。キャストもかなりやりやすく、アンダーハンドで軽く投げるだけでも8号テンヤを50mほど飛ばすことができます。かなりいいサイズの魚が掛かってもしっかりコントロールできるなど、スタンダードグレードながらもトータルポテンシャルはかなり高い。前作の230cmは取り回しという点で優れていましたが、今回は240cmとなっても操作性も確保。フォールでアタリが出るときは、10cm長いだけでも有利な場合があるんですよ。
外房のひとつテンヤでは「MH」がスタンダードと言えますが、今回はあえてKaijinでは「H」をチョイス。アルファソニック・テンヤゲームの220MHも持って行ったので、Kaijinひとつテンヤ220Hでは積極的にキャストし、アルファソニック・テンヤゲーム220MHでは比較的近距離で細かいアタリを取っていく、といった使い分けをしました。テンヤを4~6号と軽くして、穂先のモタレを使ってテンヤの重さを感じたいときはやはりしなやかなチタントップのアルファソニックだとやりやすいです。
異なる性格の2つのロッドがあると、色々な使い分けができ、様々な状況に対応できます。この日は、ロングキャストしてボトムずる引きが最も効果があったのでKaijinひとつテンヤのメリットが活きました。
【釣行データー】
釣行日:2023年4月13日
釣り船:千葉県旭市 飯岡港 優光丸
食事:浜ゆう
●タックル
ロッド:Kaijinテンヤマダイ240H/アルファソニック・テンヤゲーム220MH
リール:テイルウォーク スピーキー3500HGX
ライン:パワーアイWX8 マークド300m 0.8号
リーダー:剛柔 黒帯 4号
※自分は、大ダイが掛かっても余裕がある少し大きめサイズのスピニングリール、そしてリーダーも最低4号にしています。ただし、今回のように小型主体の時は3号リーダーのほうがいいかも。
テンヤ:誘導式6~10号(8号メイン)
友人の記事:バスプロ山木一人のゴーゴールアー
レポート:フィールドモニター 二上あや
活きエビで狙うテンヤ真鯛に出かけました。
出船後3〜40分走り、ポイントへ到着。
横流しで、投入開始。
昨日は、朝のうちが真鯛の確率が高かったとのこと。この日も釣り開始後、何本か真鯛も上がり、私たちも頑張ります。
海人テンヤ真鯛を持っていた子供の竿先に変化有り!!
合わせて、竿を立てると、良い引きをみせてます!
本日のファーストフィッシュは、良型ホウボウでした。
子供は休憩タイムに入ったので、私も海人テンヤ真鯛で釣り始めます。
仕掛けを落とし、誘い上げてからゆっくり見せるように下ろすと、視認性の高いオレンジの竿先がピクピク!ビシッと合わせが決まり、竿が曲がると、マハタの子供が水面に現れた。小型ながら食べて美味しい嬉しいゲストに喜びます。
その後もガンゾウヒラメやウマヅラ、ハナダイを追加しますが、本命に会えません。
そんな時に、船長からアドバイスを頂きました。エビを踊らせるようなイメージで、カワハギ釣りのようなタタキや、エビが跳ねるようなイメージで、アクションを付けてやると、それを見ている真鯛に効果大との事。船長の的確なアドバイスが有難いです。
早速実践すると、真鯛かなと思うアタリが増えたが掛けてもバレ多く難しい。
続けていると、海人テンヤマダイの竿先が小さく振れている。合わせも効き、竿が曲がり喜んでいるが、真鯛の3段引きでは無いようです…
で、良型ホウボウ追加しました。
操作性の良い海人マダイは、船長の言うリアクションの誘いも使いやすかったです。 活きエビでの釣行は、5月迄でその後3ヶ月は禁漁になるそうです。海人テンヤマダイを持ってお出かけしてみては如何でしょうか?
【釣行データー】
釣行日:2023年4月1日
釣り船:千葉県 飯岡港 梅花丸(ばいかまる)
ロッド:海人 テンヤマダイ230MH
※新製品Kaijinテンヤマダイは4月下旬頃に発売予定です。ロッドのフィーリングは前モデル海人と同様。ブランクカラー、グリップ部分のアルミフードなどデザイン一新。
リール:スピニング3000番