レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

今年、アルファソニックカワハギシリーズに「166L」というモデルが新たに加わっているのをご存じですか? っていうか、せっかくのNEWモデルなのにブログでちゃんと紹介してなかった気がします・・・スミマセン。

左の166Lが今年の新製品。従来モデル168M、170MHに加えて3モデルのラインナップとなりました。

今回の166Lの特徴は、なんといってもティップ部分のしなやかさ。ホームページの製品紹介文にあるとおり、まさしく「極軟調穂先」。サブネームは「アイ・センシティビティ」つまり「目感度」なのですが、もちろん手感度も抜群。僅かにカリカリッとするカワハギのアタリがしっかり手にも伝わってきます。

アルファソニックカワハギ製品ページはこちらをクリック!

この画像は、10号オモリをぶら下げた各モデルの穂先アップ。166Lの穂先が、他の2モデルと比較してかなりしなやかであることが良く分かりますね。166Lの穂先も、他の2モデル同様にチタントップCTSです。
こちらは30号オモリを下げた画像。166Lはさらに曲がりこんでいます。

上の画像を見て分かる通り、166Lの穂先は他の2モデルと比較して段違いに軟らかくなっています。完全なゼロテンション専用モデルです。この軟らかさは、いわゆる目感度で高いレベルの性能を発揮するだけでなく、カワハギに違和感なくアサリを吸い込ませるという点でも有効に作用します。

せっかくですから、従来モデルも含めて、3つのモデルについてしっかり説明しましょう。

【170MH】
サブネーム「マルチコントロール」の名の通り、様々な状況で思った通りに仕掛けを操作していけるモデル。穂先を極端に軟らかくしていないので、オモリを底から離した状態、つまり宙の釣りでもロッドを動かした分だけ仕掛けを動かすといったことがやりやすい。また、オモリを底に着けて上げるといったカワハギ釣りの基本的な誘いをしやすい、いわばスタンダードモデルと言えます。1本の竿で、宙の釣りも含めた様々な状況に対応していくことを重視するなら、この170MHです。

【168M】
サブネームは「ボトムコンタクト」。つまり底を釣るためのモデルです。上の画像を見て分かる通り、170MHと比較すると穂先の先端はかなり軟らかくしています。この特性を利用して、オモリを底から離さずにわずかに仕掛けをたるませ、そしてオモリは底から離さないで再び仕掛け部分だけを張る、といった誘いに向いています。穂先から下の部分はかなり強くしているので、イメージ通りに仕掛けを動かし、かつ積極的に掛けていけるのです。穂先が軟らかいのでMHより軟らかい「M」アクション表記にしていますが、穂先から下はHクラスの強さがあります。30号オモリを下げた画像で、それが分かると思います。

【166L】
166Lについては既に冒頭部で説明していますが、168Mは少しオモリを浮かす「チョイ宙」にも対応できますが、166Lは完全に「ゼロテンション専用」と言えます。30号オモリを下げた画像のように、穂先が完全に曲がった状態では166Lのメリットが活かせなくなってきます。10号オモリでの曲がり程度まででゼロテンションを保つようにすると、このモデルのメリットを最大限に活かせます。また、多少個人的好みも入りますが、カワハギにアサリを吸わせるということに長けているので、いわゆる「セイゴ系」の針との相性が良いです。

さて、問題はこの3モデルはそれぞれどんな場所・状況に向いているのか、です。最近ではゼロテンション釣法に注目する人が多いので、166Lと168Mを中心に考えてみましょう(関東以外の皆さんには少し申し訳ないのですが、相模湾・東京湾でのメジャーポイントの名前も出して説明します)。
166Lが向いているのは、竹岡沖のように基本的には根掛かりが少ないフラットな場所。竹岡では、いわゆる「ツブ根」などと言われる小さな根が砂地に点在しているのですが、「根」というより小さな岩もしくは石程度のものがあるとき、166Lのような極軟調穂先のモデルは小さな岩や石にオモリを引っ掛けた状態で誘うことに長けています。もちろん170MHでもできないことはありませんが、かなり繊細なロッド操作をしないとオモリが石を飛び越えて仕掛けがその場所(つまりカワハギが釣れるスポット)から外れてしまいます。竹岡沖では166Lのようなモデルを使い、ツブ根周りでしつこく粘っこく誘っていくことが釣果に直結します。相模湾でも、根がさほどきつくないポイントでゼロテンションが効果的な場合は166Lが威力を発揮する場面が多々あります。

いっぽう、剣崎沖のような根が険しい場所をゼロテンションで攻略したい場合は、168Mのほうがやりやすいと言えます。166Lのように極端に穂先が軟らかいモデルだと、慣れないと根掛かりしやすくなるからです。また、168Mは穂先の下が硬いので、軽く竿をあおって根を飛び越えさせるといったことがやりやすい(特に、ちょっとキャストしていくような場合)。剣崎は、竹岡と違って、根ばっかりの場所です。なので、一つの根でアタリがなければ次の根を狙っていく必要があり、そんな場所で根を飛び越えさせていくのは、あまり軟らかすぎるモデルはちょっと不向き。さらに、真冬の城ヶ島のように水深50mを超えるような深場で、ゼロテンを保ちつつ仕掛けをしっかり動かし、そしてしっかり掛けていきたいときなども、168Mのほうがやりやすい。

では、170MHは? アルファソニックカワハギの170MH、168Mの開発に携わっていただいたカワハギエキスパートの堀江さんという方がいるのですが、堀江さんは自分が思ったとおりに仕掛けを動かしやすい170MHのほうが好みだと言い切ります。例えば3センチ仕掛けを上げたいといった繊細な操作をする時に、穂先が必要以上に軟らかいと、その軟らかさが邪魔になるようです。堀江さんの場合は、宙だけでなくゼロテンションでのボトム攻略も170MH。やはり、170MHは「王道スタンダード」なのです。自分の場合はチョイ宙がメインになるときは170MH。特に、カワハギの活性が高く、ボトム~ボトムから30センチ程度上までのレンジを「ボヨンボヨン」と仕掛けを上下させて誘う(あまり止めない)ときに170MHを多用し、168Mや166Lは上に書いたようなポイントや状況と使い分けます。

このカワハギは、166Lでキャッチ。販促部門のTくんは、アジングなど繊細なルアーの釣りにも長けているので、166Lの穂先の軟らかさを上手に使っていました。

実は、11月に韓国からお客さんがやってきてカワハギ釣りのアテンドをしたのです。せっかくなので、その時の写真を少々載せておきましょう。

韓国の皆さんは、カワハギ釣りはまったく初めて。自分は、韓国語が話せないので隣で釣りをしながら身振り手振りで誘い方をレクチャーし、バッチリ釣っていただきました。
左の女性はNAKKYULさん。韓国の人気Youtuberさん。さすが釣りウマ、カワハギも難なくこなしていました。
韓国の皆さんとともにお世話になったのは、神奈川県茅ヶ崎港の一俊丸さん。いつもありがとうございます!

と、最後はちょっとロッドの話しから脱線しちゃいましたが・・・アルファソニックカワハギの解説でした! ロッド選びの参考にしていただけると幸いです。
カワハギはまだまだ好シーズン、というか「肝」が美味しく(大きく)なってくる季節。美味しい肝あえを食べるために出かけてみてください!

レポート:フィールドモニター 二上あや

毎年参加している、ディギングアマダイ大会に参加して来ました。

参加者は3隻の船に分乗して、アマダイの全長を競います。私は2号船。ディギングでのアマダイの釣り方をレクチャーして頂き、出船です。

最初のポイントは、浅く60m。仕掛けを落とすと、針がかりしない小さいアタリ。回収して確認すると針が切られてしまってます。フグが多く苦戦…。

少し深いポイントへ移動すると、周りでカイワリやトラギスなどゲストがポチポチとゲストが入ってきました。私もアタリがあり、グングン良く引くファーストフィッシュは、ソコイトヨリでした。

その後もポイントを何度か移動しますが、魚の活性はかなり低く、かなり控えめ…

どうにか魚に振り向いてもらう為、特餌として持ち込んでた牡蠣エサを下針に。

生憎の雨風と波しぶきに負けずに、アルファソニックLG73 190MHの竿のしなやかささを使い、ディギングのフィンがしっかり海底をささるように砂煙を起こす事に集中。

海底を掘れたら、素早く30センチ巻取ってから、じわじわじわと誘いあげると、チョンチョンと竿先にアタリが!!!

しっかり合わせて巻き始めると、グングンと良い引き!!これはあるかもと、ドキドキしながら巻いてると中層でまた良く引いたので、本命と確信。無事に牡蠣エサでアマダイを釣る事が出来ました。

大会の結果は、3号船で50センチの大アマダイを釣った方が優勝されました。

私は32センチと賞に絡む事も出来ず、残念。また来年チャレンジして頑張りたいと思います。

レポート:フィールドモニター 二上あや

幻の高級魚と言われる『シロアマダイ』を釣って&食べてみたくて、初挑戦してきました。シロアマダイを専門に狙う船が焼津にあるとの事で、興栄丸さんにお邪魔しました。

5時半集合6時過ぎに出船。

興栄丸さんでは、テンヤ•タイラバと天秤吹き流しが同船する事が出来、途中で釣り方を変えてもOKとの事。私は天秤吹き流し用に、アルファソニックPG73-210MHを用意しました。

凪の快晴に加え、富士山も綺麗に見えるナイスビューに癒されます。
日により深場も狙う様ですが、当日の流しの水深は浅く30メーター前後。アカアマダイの様に大きな誘いは不要で『自分の棚を決めて、棚に合わせて食い付くのを静かに待つ。』が、基本の釣り方だと船長に伺いました。

船で用意していただいているエサはオキアミ。私はその他に特餌としてアオイソメ、牡蠣、サバたんを持参しました。

今回用意した仕掛けは4.5m。潮は殆ど流れていないので、下から4mでまずはやってみます。アタリが無ければ、どんどん下を探ると良いそうなので、下から2mで待つと穂先に僅かなアタリが!!じわりと合わせを入れ、無事シロアマダイを取り込めました。

ポニョと呼ばれる可愛いサイズでしたが、念願のシロアマダイに感激です!!

徐々に活性が上がり、トモでは、特大イトヨリが釣れ、お隣は立派なシロアマダイ、タイラバで挑戦しているミヨシのお友達も本命が釣れました。

朝は棚が高めでも時折アタリがあったのですが、アタリが遠のいた為、後半は棚を下げて底から50㎝から1m。仕掛けが底を引きずっているイメージで待っていると、アルファソニックPG73-210MHの繊細な穂先が小さなアタリを捉え、無事シロアマダイを追加出来ました。数少ないチャンスがとても大切なので、竿からの情報が頼りになります。

当日は、テンヤではアタリが無く、天秤仕掛けが有利でしたが、テンヤが優勢の日もある様です。 お好きな釣り方で、超高級魚を狙える釣りも面白いと思います。是非チャレンジしていただけると嬉しいです

【釣行データー】
ロッド:アルファソニックPG73-210MH

釣行日:2023年11月23日
釣り船:興栄丸(静岡県焼津港)

レポート:フィールドモニター 川野誠

先週末テンタチに久しぶり行ってきました。

釣友、呑友からテンタチ初心者に魅力を教えてあげて〜とリクエストをいただき、自分的にも行きたいタイミングだったので、どうせなら仲間で仕立ててワイワイ楽しく賑やかに釣ろうよと予約も完了、ナイスな餌イワシもゲット出来て気分上々〜。

電車組もアクセス良好な金沢漁港『蒲谷丸』へ。
出船1時間前に到着すると皆さんヤル気満々!!
出船までにエサ付けや、誘いのパターンなどをしっかりレクチャーして定刻にニーニー船長の舵で走水沖を目指します。

この日は大潮まわりで、昼前にソコリ(潮位が一番下がる)でショート船の午後1時沖上がりという予定。沖上がり前に上げ潮へと変わるタイミング。さてどうなりますやら。

朝イチは底反応で、天秤で釣っている仲間はポンポンと連チャンで天秤サイズを上げて行きますが、この日は海面のヨゴレや海藻ゴミの漂流が多く、船長もこまめに小移動してくれますがテンヤ組はなかなか顔を見れません。

しかし、2時間ほど経過した潮目のエリアで上ずる高反応に遭遇!!
左舷側はバリバリ連チャンモードで初心者の面々もメーターオーバーを突き上げご満悦♫

『テンヤ楽しい〜引きがダイレクトでドキドキ止まりません』

と嬉しすぎる感想。

それからもう1時間ほど経過して、潮が緩んだタイミングで今度は右舷側がラッシュに!
しかもサイズ良好。天秤はハリス切れ続出で、どうやらテンヤサイズの群れの到来。

自分も110,115,119cmと3連チャンでゴキゲンです。

どうも上げ潮になると食い渋りになるような日に当たる時が多いけど、この日は上げに変わってもノリノリ継続でラスト20分に本日最大の129cmのF7ゴン太なのまで・・・尻尾が切れてなかったらば〜。

この日以降も好釣果が続いてる東京湾タチウオ。またすぐにでも行きたいです!!

【タックル】

●ロッド
アルファソニックタチウオテンヤ175、190M(メイン)
Kaijinタチウオテンヤ 91-175H(サブ)

●リール:小型電動 
●ライン PE1.5号
●テンヤ 40/50号

釣り船 蒲谷丸(かばやまる) 神奈川県横浜市 金沢漁港

レポート:フィールドモニター 二上あや

連日好調のヒラメ釣果が気になり、千葉の飯岡漁港まで行ってきました。
船は忍丸さん。集合3時半。外房の朝は早い。
真っ暗の中用意していると、船長登場。
受付を済まし、船に乗り込みます。
エサの生きイワシがカメに入れられて、さあ出船です。

30分程走り、ポイントに到着。
日の出前はまだゆったりやってね〜と船長。
やがて辺りが明るくなると、後ろトモの竿が曲がっています。
ヒラメのスイッチが入ったのか??

アルファソニックLG73 190MHのチタントップの竿先に、イワシが逃げ惑うブルブルがそのまま見て取れるので、近くにヒラメが居るのだなと集中すると、ガクガクと、ヒラメらしいアタリ!!

合わせ時がドキドキするヒラメ釣り。
今か今かと迷いながらも、竿を立て合わせてみると乗った!!小振りながらも本命です!!

周りもパタパタと釣れ始めました。
しかし上がってくるのは、ソゲサイズばかりで、大きさが欲しいところ。
何度かやり変えて、底を取り直します。
ヒラメ40という『アタリから合わせまで40秒待つ』ではなく、着底後即喰いで竿がしなり、パクッとエサを食べられた!

先程よりグングン引き、重量感が竿から感じられ、サイズアップする事に成功!!

当日は小型中心ながらも、程々にアタリもありました。
数釣りが期待出来る秋の飯岡ヒラメ。
日により大判サイズも顔を出してますので、ぜひ今の良い時期に遊びに行ってみてください。

【釣行データー】
釣行日:2023年10月7日
釣り船:忍丸 (千葉県 飯岡漁港)

ロッド:アルファソニックLG73 190MH
ライン:PE2号
オモリ:80号

レポート:フィールドモニター 二上あや

アルファソニック・テンヤゲームで、ロックフィッシュを狙う動画撮影に同行させて頂きました。
なおちんさんこと井上直美さんが一緒です。
撮影当日は、良い凪にそよそよと涼しい風。ロックフィッシュ日和です。出船し、少し走るとすぐポイント。直リグにエビの尻尾を一節カットして付けます。

早速キャストし、リフトandフォールで誘います。アルファソニック・テンヤゲームの繊細な竿先の感覚で、根の位置を把握。駆け上がる根を見つけて、ネチネチと魚を探すとアタリが!! 針がかりしないので、もう一度落とすと再びアタリがあったので、間髪入れずに即合わせ。

竿がしなり、グングンと良い引きは、本命アカハタでした!!

隣で釣ってるなおちんさんは、アカハタテンヤゲームは初めてとのこと。なおちんさんは幅を大きくとったリフトandフォールで誘いますが、アタリがあまりなかったので、ボトム中心のネチネチ探りに変えると、すぐにアタリ! ビシっと合わせて竿がしなっています。さすが百戦錬磨のなおちんさん、開始まもなくアカハタを釣り上げてました。

私もコンコンと言うアタリを取って、合わせが決まった! 激しくグングンとする強い引きを、アルファソニック・テンヤゲームのバットの強さで受け止めて上げてくると、強面でカラフルなイラ!! 初めて見る姿に驚きです。

その後も数匹追加し、沖上がりとなりました。

ロックフィッシュは、成長も遅く、年間で10センチ程度しか成長しないそうです。食べきれない程釣れた時には、エア抜きしてから海に帰して大事に資源を守りたいと思います。

あ、みなさん、動画をお楽しみに!

【タックルデーター】
ロッド:アルファソニックテンヤゲーム220MH
リール:テイルウォーク スピーキー3500XGX

【釣り船】
有希丸(ゆうきまる) (千葉県南房総市 乙浜港)

レポート:フィールドモニター 川野誠

9月に入ってもまだまだ日中は夏の灼熱が続いてますが、着実に海の中は秋モードに移行しているようで、連日トップ50越えの寄りフグらしき数釣りが盛り上がってきたとの話を聞いて行ってきたのは金沢八景『野毛屋』。

横浜・金沢八景の野毛屋釣船店。湾フグマニアが集まる釣り船です。

名物健太郎船長の朝イチレクチャーに平日なのに満員の26名がウンウン頷きながら定刻に出船。

『朝イチから胴付きでやりますから準備しといてくださいね』

と自作の4本針仕掛けに配られたアルゼンチン赤海老を小さめにカットしてオモリ20号で投入開始を待ちます。

大貫沖の水深10mほど中潮まわりもかなり下げが強めで右舷胴の間だとかなりカッコミますが一投目からなかなかサイズの本命ショウサイフグがダブルで〜♫

実はこの日はトラブルで、いつも使うアルファソニック・フグゲームの代わりにサブで持ってきた今年の新製品『アルファソニックカワハギ166L』での実釣。

この日使ったのはアルファソニックカワハギ166L。胴突き仕掛けなので、カワハギ釣りと似通っている面があるので問題なし。

カットウではなく胴付きだし、まるでコッパのカワハギを釣るイメージでフワフワ誘い上げからのユックリとした下げでサワリ連発〜そのまま底まで連れてきて着底ゼロテンション〜気持ちマイナステンションでスイープに聞きアワセるとまたダブルと魚影は濃厚!!

その後も順調~~~

船長も『船中だれかしら釣れ続いてるから手返し良くやってね』

と皆さんお代わりエサをじゃんじゃん買い付けてポンポン連チャンは続くも、潮が下げきった頃にチャンスタイム終了。さらにサバフグの襲来でハリス切れ多発&本命のアタリ遠退き・・・その後は移動を繰り返して、ようやく上げ潮が効いてきてまた確変キタ〜と思ったらば

『かなりの数が出たので捌くのも時間掛かりますから早上がりしていきます』

とアナウンスでタイムアップ。

終わってみたら、ずいぶん大漁!

オニギリも食べずに釣りまくったカウンターは余裕の歳越え!
湾フグマニア垂涎の野毛屋竿頭ステッカーいただいちゃいました!!

野毛屋の竿頭ステッカー! 

帰港後に捌いてもらえるので、やはり帰宅してから楽チン〜これもフグの魅力ですよね。

唐揚げにしたらばアッとの間に子供達に食べ尽くされちゃったのでまた近々行かなきゃ。

皆さんも胴付きで数釣りが楽しめるうちに是非ともであります。

【タックル】
●ロッド:アルファソニックフグゲーム155/170 ←いつもはこっちですが・・
    アルファソニックカワハギ166L ← 今回はコチラです。
●リール:テイルウォーク バサル73L
●仕掛け 自作4本針(丸海津13、14号)  オモリ20号

【釣り船】
野毛屋釣船店 (神奈川県横浜市 金沢八景)

レポート:フィールドモニター 二上あや

タチウオの炙りが食べたくて、アジも釣れる美味しいリレー釣りに出かけました。

7時過ぎに出船。朝はタチウオから。

いつものごとくのタチウオ船団

今回お世話になった鴨居港の石川丸さんは、テンヤと天秤、どちらの仕掛けも使用可能で、途中交換も可能とのことでしたが、久しぶりのタチウオ、炙りが目当てのお土産確保の為、私は天秤で狙うことにしました。
今回同行していただいたアルファタックル・フィールドスタッフの入稲福さん(通称イリちゃん)、そしてアルファタックルスタッフの下地さんの二人はテンヤで。

棚は53〜40メーター。船長が細かく反応を教えてくれます。イリちゃんが早々に本命タチウオを上げました!

私は。小さな誘いや、ゆったりめの誘いと色々変えていきますが、アタリがありません。

早いピッチで誘うと初アタリ!夏場のタチウオらしく小さめですが、久々のタチウオが嬉しい!!

何度かポイント移動し、船内ポチポチ釣れ始めましたので、私もアタリを出したい!
大きな幅でアルファソニックLG73 190MH を跳ね上がるように誘うとアタリが!!

しっかり合わせて巻き上げるとサイズアップに成功!!

下地さんにもグッドサイズ!

11時過ぎにアジポイントへ移動。
船長指示棚は下から3メートル。コマセが効くと、徐々に釣れ始めました。

海人ビシアジ170/73で、底から1メートルで1回、2メートルで2回コマセを巻き、2.7〜3メートルで待ちます。クンクンとアジのアタリ!

イリちゃんももちろんアジGET。

良型混じりで何尾か釣り上げ、お土産確保出来たので、持参の特餌イカ短冊で、裏本命のスペシャルゲストを狙います。ボトムで棚を取り直そうとした時、強い引き込み。これは良いかも知れない。ドラグ緩め、巻き上げ途中の突っ込み方にかなり期待が高まり、ドキドキしながら水面に上がって来たのは、綺麗な1キロ位の綺麗な真鯛!!裏本命大成功!!

下地さんも裏本命!

美味しいタチウオもアジも一日で楽しめるリレー釣り、一日楽しく過ごせました。

【ロッド】
●タチウオ アルファソニックLG 73-190MH

●海人ビシアジ170/73

釣り船:石川丸(神奈川県横須賀市 鴨居港)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

各地で真鯛がかなり厳しい状況になってきてしまったので、気分転換を兼ねて好調らしい東京湾の夏タチウオに行ってきました。

東京湾では今が旬の夏タチウオですが、通称「夏タチ」は型が小さく指幅3本のF3が主体です。ですが、時折ドラゴン級も顔を見せることがあるというので、当然数より型狙い!で大型ドラゴン狙いの釣法はやや難易度高めですが、掛けて楽しいテンヤ一択ですw

浦安の船宿「吉野屋」さんから朝7時に出船です。すぐそばにあるディズニーランドと羽田空港を横目に一路、ポイントの猿島沖を目指します。行程約1時間ちょっとで到着。波風弱く薄曇りですが、時々晴れ間も見える釣り日和です。

当日のポイントは横須賀沖の猿島。写真のロッドはアルファソニック・タチウオテンヤ190。

魚探反応はいつも通り有り、最近では東京湾で主流の天秤釣法で良い日には30本以上あがることもあるそうです。ただサイズが小刀、短刀クラスのF2~3本サイズが殆どだそうで…

船長からのアナウンスで、棚は水面から45〜55m前後を狙って下さいとのことでした。すぐさまイワシを付けて投入し、指示棚でロッドをしっかりシャープに叩き、テンヤを弱ったイワシのように踊らせながら超微速で巻き上げ、時どき止めてステイし、アタリを待つ…そして潮が緩んだような棚を見つけたら更に集中的に攻めて…を繰り返そうとすると、すぐさまチタントップを軽く跳ね上げるアタリ⁉︎ すかさず合わせを入れてフッキング♪まぁまぁのサイズらしい良い引きです。タチウオは上に泳いでくる場合もあるので、急いでMAXスピードで巻き上げます…がここで痛恨のミスが発覚します…リールをロッドにセットした際に完全に締めておらず仮止め状態で正確に巻けずにグラつきます💦巻きながら隙を見て締め込みますが…案の定、途中でテンションが抜けて…バラしました。貴重なチャンスにやらかしてしまいました⤵︎⤵︎

しかし今日はいつもと少し違う様子で、テンヤにもその後も間断なくアタリが続きます!(この日はテンヤが一番アタリ良く竿頭でした。)結局11:30頃まで、時折すごいスコールにも何度か遭遇しましたが、飽きることなく釣れ続いてくれました。最初はF3が多く掛け損ないや、バラしも多数あり悩まされましたが、終盤にはF4〜F5オーバーのドラゴンクラスも釣れて、久々に掛けていく楽しい釣りができました(笑)

ただし、最近の傾向みたいですが、11:30以降はアタリも遠くなってしまいましたが数、型ともに満足できるものでした‼︎

次回また東京湾に行くチャンスがありましたら、今度は少しロッドが柔らかく、食い込みが良さそうなロッドの方が東京湾には向いていそうなので、アルファソニックの今年発売された新製品!細見でチタントップのアルファソニック・タチウオテンヤGZ 180MHで是非、挑戦してみたいと思います。

東京湾のタチウオはこれからが本番です!天秤、ジグ、テンヤのお好きな方法で是非出かけてみてください。大型ドラゴン狙いならテンヤが断然おススメです!

【タックル】

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ 190  / kaijin タチウオテンヤ 91 175H

リール:ベイトリール150HG&XG
ライン:PE 1号+ナイロン6号
テンヤ:40号 夜光、赤金、ブラックなど

あぶって美味しくいただきました!

レポート:フィールドモニター 川野 誠

7月1日に解禁された富岡沖のマダコ。
今年は6月解禁の羽田〜川崎エリアもシーズン当初は台風の大雨の影響なのか昨年までの数釣りが楽しめるほどの釣果も聞けていませんでした。自分は週末満員の金沢八景『野毛屋』さんから富岡沖へ。

富岡沖は金沢八景からすぐそこなので、八景エリアの船宿さんもほぼ満員な感じで富岡沖はタチウオ船団ばりのエギタコ銀座(笑)

水深15m〜ほどのほぼ根掛かりのない平場をユキちゃん船長が丁寧に流してくれますが朝方の雨のせいなのかポツンポツンと潮先の方々だけ釣れる感じ…ですが釣れてるのは羨ましい700g〜の食べ頃のサイズばかり。

ここで船下の釣りからアルファソニック餌木タコ180tiのレングスを活かしてアンダーキャストで距離を稼いで扇状に探りを入れていく作戦に、すると、潮変わりのタイミングで着底すぐの小突きに『ドチャっ』っといきなり覆い被さる本命のノリ感!!

大事に竿先を下げつつ、さらに深く抱かせるために小突き続けながらオクトパスライト54Lをゆっくり巻きとりフルパワーフッキングでベリベリっと底から剥がして持ち上げると今シーズンイチの重量感〜!!

お隣さんにタモお願い致したら口径小さいので船下でドタバタでしたが(笑)ちゃんとエギが2本とも口まわりに刺さっていて無事にネットインし測ってみると2.2kgのナイスバディ🐙

これがあるからエギタコはやめられません〜。

このあともポツポツ3杯なんとか追加することができました。日並みのイイ時を狙って真夏の照りタコに通いたいと思います。

なにせ柔らかくて美味しいですからね~

【タックル】
ロッド:アルファソニックエギタコ180ti/アルファソニックルエギタコLTD165
リール:テイルウォーク オクトパスライト54L
ライン:PE 3号
仕掛け:自作3本スナップリーダー
オモリ:25号

釣り船:野毛屋釣船店 神奈川県横浜市 金沢八景