レポート:フィールドモニター 川野誠

皆さま、こんにちは。
今月はマルイカ強調月間の予定がほんとシケまくりで半分も出れず😢
とりあえず連チャンで行けた先々週のレポ送ります。

そういえばテイルウォーク『セイレンスBM』発売になってるそうですね。なおちんがトラフグでハンドル交換して使ってるのを見て使用してみたいなと思っております。釣りフェスで触った感じスゴい良さげでしたから。

さて。
3月に入り好調をキープしてる東京湾マルイカ🦑

連チャン釣行記です。

初日は釣友がマルイカ初心者ご夫婦を誘って来てくれて列びで座り自分がやってるアレコレを教えてあげ一杯でも多くアタリを見て掛けて欲しいなぁ〜企画。

ちょっと北風強めで海は悪いわイカ様のゴキゲン悪いわで初心者には難しい展開も、ご夫婦とも穂先に全集中を切らさず開始2時間で2杯づつ掛けてくれてホッと自分の釣り開始。

この日は剣崎沖の80m後半前後の流しが多めで反応は良さげも着ノリも少なく一流し一回しか出来ないどうもイマイチな展開がずっと続きました…

それでも昼前にはかなりナギてきてポカポカ陽気になり防寒着が暑すぎるほどになりマルイカも陽気になったのか(笑) ダブルを混じえてポツポツと上向いてきてドラマはラスト流し直前!!

『ふわっ』っと跳ね上がるようなアタリで合わせるとズドン!!と底に張り付くような重さでグイングインのツッコミ!!魚かスルメかとハンパねえ〜重さを水面下まで巻き上げたら巨大なマルイカ触腕ビヨ〜ん😳

上乗りさんに慌ててタモ入れしてもらって無事にネットイン🦑
測ってみると同長40cmもある余裕のキロアップの大迫力ボディ〜まるでアオリのようなボリュームに仲間から拍手喝采👏
もう腕パンパンだったけど嬉しい疲労感でしたね〜。

釣友がご夫婦にお裾分けしてくれて大満足でイカ三昧料理したよ〜。
またすぐにでも行きたいと嬉しいお言葉もいただき、初日は帰宅バタンキュー😴

2日目は朝から湖のようなベタナギでスタート。


こんな日にはいろんな穂先のアタリを模索するために持ち込んでる

アルファソニック マルイカGZ 167XULそして160UL
さらにKaijinマルイカ160Lもマメに持ち替えて使っていきます。

前日とは変わって朝からイカ様チョ〜ゴキゲンで触るわアタルわノルわ🤩

とくにオールマイティーな使い方が出来るKaijinマルイカ160Lのやや張り感のある穂先で軽めなゼロテンションを保つと、アタリが明確に分かります。穂持ちのパワーもありノリ感もよく分かってお値段的にも使い勝手的にもこれからマルイカやってみたい方にオススメしたいなぁと思う竿ですよ。

潮変わりも後もダブルトリプル〜2回転3回転〜と1日でこうも違うか!!な嬉しいほうのイカあるあるを堪能し48杯の竿頭でフィニッシュ。

今シーズンはこのまま好調ロングランお願いしたいですね!

【タックル】
ロッド:
アルファソニックマルイカGZ 167XUL/160UL
Kaijinマルイカ 160L

リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:PE0.8号 幹糸4号 枝間1m  6本スッテ
オモリ:60号

船宿:瀬戸丸(神奈川県三浦市 松輪江奈港)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
横浜・大阪・新潟に名古屋と、展示会で出逢ったニュータックルたちが店頭に並び始めましたね。前回、サンプルをお借りしたアルファソニック「ディープシーカー」の製品版が手に入り、ちょっと様子見のつもりで船に持ち込んだところ、思いのほか大活躍したので緊急インプレをお届けします。釣り物は早春のマアジ、走水沖の本格ビシアジでの実釣レポートです。

今回レポートするのはアルファソニック「ディープシーカー」82-180MH(画像右)。錘負荷80号〜200号の8:2調子。オニカサゴやクロムツなどのライト深海は勿論、アマダイやビシアジ釣りにも流用できる中深場の基本的な一振りです。

私が普段ビシアジで愛用しているのは「HB(ハイパーブレード)AJI 180」(画像左)というMPG(マグナムパワーグラス)と中弾性カーボンのコンポジット竿で、今年で7年目になる相棒。波気があっても思わぬ大型の個体が来ても、MPGならではの柳腰で無駄に魚を暴れさせず、ハリスを護りながらハリ穴を広げないビシアジ専用竿の傑作です。

──なんですが、「ディープシーカー」にとって本領のオニカサゴ釣りは来月の予定だし、手に入ったら早く使いたいのが釣り人の性。そこで「ちょっと試しに」くらいの気持ちで持ち込んだ今回の釣り。結果から申しあげると大潮周りの激流に臨んで大活躍でした。その模様をお届けします!

釣行日の3月9日は大潮で北西の風9mの予報。文字通り潮流の早い走水では難しいコンディションになることを予想していましたが、朝イチの投入が上の画像。相当気を付けて糸の出し入れをしても、道糸が怖いくらい斜めに入り込む激流の中での釣りです。

130号ビシを使っているみなさんには船長から15号のオモリが配られ、ビシの中に入れるよう指示がありました。私は150号のアンドンビシも持ち込んでいたのでこれを使っています。図をご覧頂くと分かるとおり、右側(船首側)の釣座の方の道糸がこの角度で入ってきていますので、気を抜くとオマツリしてしまいます。このような状況では、仕掛けの投入時になるべく船縁から遠くへビシを振り込むことによって、潮下の釣師との仕掛けの接触を避けることが出来ます。大袈裟に言えば、150号のビシを潮上へキャスト出来なければ、高確率で周囲の釣師とオマツリしてしまう難しい海況でした。

そこで活躍したのが「ディープシーカー」の“軽さ”と絶妙な“アクション(ここでは“調子”の意味)”でした。

仕掛けの振り込みは軽さと調子で対応し、激流で難しくなる底取りはアルファソニックの売りであるCTS(コンポジック・チタン・ソリッド)穂先の感度の良さがアシストしてくれました。しかも魚が掛かるとベリーが柔軟に曲がり込み、硬いだけの先調子竿とは釣趣もマアジの脆い口吻を護る追従性も段違い。安心してファイトすることが出来ました。

ここで、今回「ディープシーカー」が気付かせてくれたTipsをひとつ。

さっきまで入れ掛かりでアタリがあったのに、急に沈黙するような場面。特に春先に見られる現象なのですが、このような場面に遭遇したら、一旦底を取り直してからジギングのように竿をシャクリ上げ、リールを巻きながら、最初のタナ取りより3m上までを探ってみてください。さっきまで釣れていたタナの1m上か2m上で、シャクリを止めるようなアタリがあったらビンゴ。次の投入も同じ釣り方で釣れ続ける筈です。

この際気を付けたいのは、コマセで上気した魚が浮いている状況なので、コマセを撒き過ぎないよう、アンドンビシへのコマセの追加は取り込み2〜3回につき1回程度に絞るのがお薦めです。

この釣り方の魚探反応を捉えたのが上の画像です。さっきまで釣れていた底付近の魚群と、5m浮いた食い気のある魚群。そして右上がりに斜めに入ったラインは、魚が掛かって電動リールで巻き上げ、45mで空っぽになったビシの軌跡です──ご理解いただけましたでしょうか。

マアジにおける春先の「探る釣り」。これは東京湾内のLTアジでやっていた釣り方でしたが、まさか走水の150号ビシでも出来るとは何とも意外な発見でした。この釣りを可能にしたのは「ディープシーカー」の軽さと操作性がもたらした賜物。
ちなみにこの釣りではテンビンと仕掛けの間に“何となく”付けているクッションゴムを外してみてください。シャクリの途中でハリ掛かりせずともアタックがあったことや、2本針のどちらに掛かっているかが分かるようになると、攻略中のワクワクが止まりませんよ♪ 2024年の早春、アルファソニック「ディープシーカー」で一歩進んだビシアジ釣りの深淵をご体験ください。

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH
リール:小型電動リール
道糸:PE3号(300m)
天秤:腕長30cm
オモリ:アンドンビシ150号
ハリス:フロロカーボン2号
ハリ:ムツ10号
エサ:イカ赤短冊(赤タン)

▼船宿:関義丸 (神奈川県横須賀市 走水港)

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

アマダイ。漢字で書くと甘鯛。名前の通り、ほんのりと甘みがある食味。
地味な印象があるものの船釣りでは安定した人気がある。
自分は、友人たちと行く年末の釣り納めは、昔からアマダイだ(リレー船にするけど)。
2021年の年末に、釣ったアマダイとアジを釣りの後輩がやっている居酒屋へ持ち込んだときのこと。
「テルさん、最近静岡でシロアマダイがすげ~釣れてるらしいんだけど知ってる?」
と後輩に言われて「え!ホント?」と調べ、2022年1~2月でシロアマダイ釣りに静岡へ3回出かけた。
その時のことは旧アルファタックルブログに掲載しています。

「3度目の正直! シロアマダイチャレンジ@静岡」
http://alphatackle.blog27.fc2.com/blog-entry-508.html

上の記事内で書いていますが、この時は全長4.5m3本針というアマダイ仕掛けとしてはかなり特殊な仕様のものを使っていました。そんな仕掛けを使ったこともきっかけで、その後のアマダイ釣りでも仕掛けや餌のことをずいぶん色いろと考え、様々なことを試してみました。今回は、そんなイロイロについて書いてみましょう。今回のブログは、ちと長いですよ~~~。

【ロッド】
アマダイ用ロッドは、82くらいのアクションで小突き誘いがしやすいものが良い、と言われることが多いですよね。結論からいうと、やはりそれはそのとおり。アルファタックルロッドの中でイチオシと言えるのはズバリ「アルファソニックLG 82-185MH」です。

自分のベーシックタックルは、アルファソニックLG82-185MH。40号から80号までのオモリに対応できる。リールはテイルウォークのエランSW DENDO150PHに、ラインはPE1.5~2号。
アルファソニックLG82-185MHで60号オモリ使用時の曲がり方。この状態ではロッドのバット側2/3くらいはあまり曲がらず、それが小突きやすさにつながる。80号オモリでも、これより少し曲がる程度。

アルファソニックLGでは、73-190Mや73-190MHもアマダイで使いやすい。73モデルは幅広く使いやすいので、アマダイはごくたまにしかやらない、という人には73モデルのほうがいいと思います。

また、MPGではシブキFシリーズも良い。グラスマテリアルのロッドとしてはかなり感度が高い。MPGのように中空構造のグラスではなく、普通のグラスソリッドだと感度は悪くなり、いわゆる「エサ取り」のアタリが分かりにくくなってしまう。
シブキFシリーズの良さは、魚が掛かった時の曲がり(見た目が美しい)や、大型が掛かったときの安心感という点もある。操作性は非常に良く、軽量なカーボン素材のロッドと比べても遜色ない。
シブキFは、190、191、220、221の4モデルありますが、どれでも問題ありません。積極的に誘っていくなら190か191。191のほうが小突きやすくなりますが、掛かったときの引きを楽しむなら190。誘い下げの幅を大きくとりたいなら220か221。2.2mなので、置き竿的に使うのにもいいですが手持ちでも疲れることはありません。

MPGシブキ F190で60号オモリ使用時の曲がり方はこんな感じ。

と、ここまでは相模湾・東京湾の60~80号オモリを使ったアマダイ釣りの場合のこと。
静岡県の駿河湾や遠州灘では、100~120号オモリ指定の釣り船が多く、そうなるとロッド選択が異なってくる。

遠州灘では120号オモリ指定の船宿が多い。色々試した中では、写真のMPGデッキスティック82-202が非常に良かったです。MPGにカーボンを少量コンポジットしているのでMPG100%のモデルと比較するとブランクに張りがあり、メリハリのある小突きができる。ただし、80号オモリだと強すぎる。
なおちんが持っているのは、MPG「HBアジ180」。アマダイロッドとしてはやや曲がる感じになるが、120号オモリでちょうどいい感じのロッドというのは、実は多くない(イカ用の竿は短すぎる)。このモデルは軽量で短いロッドなので、なおちんのような小柄な女性でも誘いやすいという利点がある。

最初の話しに戻ると、60~80号オモリではアルファソニックLG 82-185MHがイチオシ。最大の理由はチタントップによる高感度。アマダイ釣りでは、本命以外のエサ取りの魚が多く、それらにエサのオキアミを取られてしまったことに気づかないと、エサがないのに釣りを続けることになるため、かなり小さなアタリでも明確に分かる高感度はとても重要。このモデルはチタントップCTSならではの高感度を持ち、アマダイ釣りでも大きなメリットになる。唯一の欠点らしきものを言うとしたら、185センチという長さはアマダイ釣りの場合、わずかに短いと感じることがあること。特に、誘い下げの場合で大きく下げたいときはロッドをかなり立ててから下げていくことになるので、それが少し面倒だな・・・と思う時があるかもしれません。

【仕掛け】

標準的と言えるアマダイ仕掛けは上図のような感じ。幹糸の上部が120センチで、下が80センチという市販品もあるが、いずれにしろ全長2mの2本針が標準と言える。
※自分が書いた図のため、拙いものでスミマセン。
以前に紹介したことがある仕掛け。全長2.5mと長め。下針のハリスも150センチにしてエサを漂わせることを目的にしたもの。仕掛けが長いとエサが本来狙いたいタナより下になりやすく、それを防ぐため
オモリとテンビンの間に「下駄」を履かせているのが特徴。

以前のブログで紹介した仕掛けは、上図をもっと極端にしたもので全長4.5m3本針で「下駄」は1.5m。遠州灘のシロアマダイ釣りに行ったときに竿頭になった人から教わった仕掛けです。非常に効果を発揮する状況がある反面、潮の流れがあまりない時(もしくは船が流れないのも同義)は「下駄」を履かせても仕掛けが垂れ下がりやすくなるのが欠点です。相模湾など潮が緩めの場合が多い釣り場では効果を発揮しません。

そして、全く逆に全長を非常に短くする「短仕掛け」も面白い。全長は1m。小突くような誘いを重視する場合に良いと言えます。潮が緩く仕掛けが垂れ下がりやすい状況で、アマダイの基本と言われる水底から1m前後上のタナを意識しやすいというメリットがあります。この短仕掛けについては、自分的にはまだまだ試さないとしっかりしたことが言えないのですが、明らかに効果が高い場面があるのは間違いなく、ショートロッド・40号オモリ・PE0.8~1号といった組み合わせで使うと非常に面白い仕掛けです。これから、特に潮が緩い時にもっと試してみます。

ここ2年ほど、仕掛けについても色々試した結果・・・結局はベーシックとされる2m2本針というのがやはり基本なのだなとあらためて思いました。状況によって長仕掛け・短仕掛けがそれぞれ効果が出る場面がありますが、どんな時でも2mのノーマル仕掛けからスタートするべきですね。先人が長い間で培ってきた仕掛けや釣法は、様々な試行錯誤の積み重ねのうえに出来上がっているということを再認識したこの2年でした。
ただ、アマダイ仕掛けは幹糸・ハリスともに3~4号が標準的ですが、もう少し太くてもアマダイの喰いには差がなさそう。大きなアマダイを狙う人は、少なくとも4号にしておいたほうがいいと思います。自分は、シロアマダイ狙いではハリスを5~6号にして針は太めの軸のものにします。

【エサについて】
相模湾・東京湾のアマダイ釣りでは、エサはオキアミが一般的です。いっぽう、遠州灘ではホタルイカを使うことも多い(遠州灘の船宿で準備してくれるエサはホタルイカの場合がけっこうあって、オキアミを使いたい人は持参してくださいというのも珍しくない)。そして、自分が遠州灘で仕掛けとともに教えていただいたエサは「イカの短冊」。

実はアマダイでも効果があるイカの短冊。上の写真では欲張ってオキアミも一緒に付けていますが、これはあまり意味を感じませんでしたwww

自分は、この2年ほど、相模湾のアマダイ(アカアマダイ)でもイカの短冊(イカタン)をメインで使い続けてみました。アカアマダイもイカタンで釣れます。ただ、良く「ポニョ」と呼ばれる25センチ以下のサイズはイカタンを喰いきれないようです。イカタンを使っているときはアタリがあっても乗らないというケースがかなり増えました。小さいアマダイを釣るとちょっと可哀そうな気持ちになるので、それは別にかまわないのですが・・・。
イカタンのメリットはエサ持ちが非常にいいことですが、アタリの数はオキアミのほうがかなり多くなります。ホタルイカもオキアミに比べればエサ持ちがいいですが、イカタンのほうが圧倒的にエサ持ちがいいです。ホタルイカとイカタンでは、アタリの数は変わらないように思います。
イカタンは釣具店でも売っていますが、自分は長めのイカタンを使いたいので自作しています。気分の問題かもですが、ケイムラ加工します。
あと、アマダイでも「特エサ」として使う人がいるのは「イソメ」。しかし、自分はまだ試していないので語れません。

静岡に限らず、全国各地で脚光を浴びつつあるシロアマダイ。温暖化の影響なのか、それとも狙うポイントが開拓されてきたからなのか・・・。「超」高級魚だけに、シロアマダイ人気はまだまだこれから上がっていきそうですね。

さて。色々な試行錯誤の結果、現時点で自分が得た結論は2mの標準仕掛けを中心にして、状況によっては仕掛けを長く、または短くして楽しんでみる、というものになりました(たいした結論ではないですねww)。状況によって・・・というのは主に潮の流れの緩急。流れが強ければ長めにして、緩ければ短め。しかし、小突き誘いが明らかに効くとき、誘い下げがいいとき、ほぼ置き竿的に誘いは少なめのほうがいいときなど、仕掛けだけでなく、その時に合わせた誘い方ももちろん重要。いろいろやってみたからこそ、今後はもう少し確信をもってアマダイ釣りに臨めそうです。
とりとめのない内容になっちゃった気がしますが、多少なりとも見て下さった方のためになれば幸いです。

最後に、入稲福さんや二上さんと一緒に行った静岡県・大井川漁港の藤丸さんのご紹介。
とても親切にしていただきました。自分たちのように仕立てれば、乗合のときの100号オモリではなくもっとライトでやらせてもらえます。仕立ては8人。自分たちはPE1.5~2号、オモリ60号。
トイレが広くてとてもきれいなので、女性も安心ですよ。

【藤丸】
TEL 090-7435-4965
静岡県焼津市 大井川漁港
乗船料:11,000円(エサ・氷付き)
ブログ:https://ameblo.jp/junpei03051226/

ありがとうございました!





レポート:フィールドモニター 二上あや

2月7日、平日のど真ん中の水曜日、シロアマダイチャレンジャー達が集り、大井川漁港まで遠征に行ってきました。昨年焼津からシロアマダイ釣りに初チャレンジしましたがポニョと言われる小型でしたので、今回のチャレンジ企画では、サイズアップを目標としました。

6時出船。ポイントまでは近く、ゆっくり走って15分程度で到着。
早速投入の合図。
仕掛けは、シロアマダイ狙いの幹糸5号、4.5メートルの太く長い仕掛けから使ってみました。
底立ちを取り棚を探ります。

船中一匹目のシロアマダイ!

右舷側でバタバタ釣れ始め、早速の本命を見てテンションアップ!
やがて左舷側も釣れ始めましたので、私もアタリが欲しい!

トモで釣れてた人が積極的に誘っていたのを見て、待つ釣りから攻める釣りへ変更。仕掛けも短くし、誘う•止めるを意識していると、待望のアタリが!!

私も釣れた!

ガクガクと竿から本命らしき引きに歓喜。無事シロアマダイを船上に取り込み、一安心でした。

底立ちとり、オモリとんとん。

ロッドはアルファソニックLG 82-185MH

素早く50センチ巻き、じわじわと誘うとアタリを出せるようになりました。
アルファソニックLG82 185MHは誘いの操作が非常にやりやすく、積極的な誘いも思いのまま表現出来ました。

テルさんも釣りました!

即合わせでは乗らなかったので、アタリがあったら、じわりと竿を立てリール巻きながら竿に乗せてく感じにするとしっかり魚が乗りバレが少なくなり、何枚か追加出来ました。

イリちゃんの46センチ! お見事!

今回の目標であったサイズアップはならずでしたが、同船していたフィールドスタッフの入稲福さんが46センチの大アマダイを釣り上げ魅せてくれました。その後も他の人に50センチも出て大賑わいでした。

当日の釣果。イトヨリも。

今回お邪魔しました藤丸さんのシロアマダイ船は2月いっぱいとのこと。
また来年大シロアマダイを目指したいと思います。

【タックル】
ロッド:アルファソニックLG 82-185MH
リール:小型電動リール
ライン:PE2号
オモリ:60号
注:今回は仕立てのため、ライトタックルPE2号以下で60号を使わせてもらいました。通常の乗合では100号となります。

釣り船:藤丸 (静岡県焼津市 大井川漁港)

レポート:フィールドモニター 岡崎 敬久

約半年ぶりに東京湾にドラゴンサイズのタチウオを狙いに行ってきました。事前情報によると、水深は50m前後で反応が薄く、あまり釣果は良くないという事でした。天秤では20本以上の数が出る時もあるようなのですが、テンヤでは一桁、0本の可能性も十分あるとのことでした。

7時に船宿から出船となり、東京湾奥から横須賀沖近くまで約1時間程度の航程です。風は弱く、ベタ凪で釣り日和です。現場近くになると、すでに大船団ができています。どうやらタチウオの良い反応があるようです。現着して魚探を見てみると、タチウオの非常に良い大きな群れの反応が健在でした!早速40号の夜光テンヤにイワシを付けて投入します。指示棚でテンヤを小刻みにかなりスローで通しますが、タチウオからの反応はありません。

天秤の人には時おりアタリがあるようで、ポツリポツリですが釣れています。すると隣の釣友が掛けました!きれいにロッドが曲がっていますので、まぁまぁの型のようです。あがってきたのは指4本の極太良型でした。お土産には数本釣れれば充分そうですw 冬で水温が低いお陰でタチウオも随分と太って分厚くなっています。どうやら指示棚のここぞというところで丹念にイワシをシェイクするしかないようです。

アタリが遠い中、潮が軽くなる指示棚で、ややゆっくり目にイワシを誘いあげ&フォールを繰り返しているとトンッとアルファソニック タチウオテンヤ190のチタントップCTSが上に弾かれました! 
即合わせるとグンとロッドが絞り込まれ良い重量感が伝わってきます。あがってきたのは、やはり指4本の良型でした。その後も同じように2本追加しましたが、残念ながらアタリが少なく、反応はあるものの沖上がりまで残り1時間となってもテンヤにはタチウオは口を使ってくれません。

諦めかけて少しスローに巻きながらやや大きくイワシを跳ねさせるように動かしていると、今度はCTSにもたれる様な違和感を感じました。すかさず合わせると今日一番の重みがロッドにかかり、4.5㎏設定のドラグが少し出ました。何度も何度もバックスライドしてリールが巻けないタイミングがあり、まあまあ大物感があります。無事、水面まであがったのは指5本の極太ドラゴンでしたw 長さは尻尾を噛み切られていたので115㎝しかありませんでしたが(笑)

そして最後に今日一の真っ赤な釣れそうな反応が出て、水面が風でざわつき大チャンス到来かも…と思いましたが、結局アタリなく終了となりました。とりあえず狙いのドラゴンを1本仕留めることはできましたが、かなりキツイ釣りでした。

正直、この季節はテンヤでお土産を取るのも大変ですが、良い反応もありますのでもしもX-DAYにあたれば良型ばかりが大爆釣ということもあるかもしれません。もちろん130㎝、指6本以上もいる様です。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

【釣行データー】

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ 190
リール:ベイトリール150HG
ライン:PE 1号+ナイロン6号
テンヤ:40号 夜光
船宿:吉野屋(千葉県浦安市)

レポート:フィールドモニター 川野誠

昨年かなり好調でロングランだったマルイカ。
釣行記を振り返るとちょうど今週から始まってたなぁ〜とネット検索するとアチコチの船宿さんも週末からいよいよ開始とのこと。
(注:レポート掲載が遅れてしまいました。川野さん釣行は1月下旬です。スミマセン!)

剣崎の定宿『瀬戸丸』さんに乗ってきました。

前日の探索船の名目で出船もかなり反応が見られて開幕を待ちわびてた変態(笑)マルイカフリークさん達が大勢駆けつけ、シケで昼前に早上がりするも多数良型ツ抜けしたとの連絡を受け、居ても立っても居られず期待に胸を膨らまし翌日のナギ予報にも後押しされ有給釣行です!!

マサシ船長に様子を伺うと『水深80〜100m辺りに確かな反応はあるね。昨日はシケで行けなかったけど今日は城ヶ島も見て行こうかな〜』
さすがの開幕の水深は深いけど手巻きスパルタで『ゴクハヤ』回収やったりますよ〜(笑)

先ずは剣崎沖から様子見とのことで出船して15分ほどの90mでいきなりの激アツ反応!!

今季一投めアルファソニックマルイカGZ167XULに6本スッテ60号オモリで着底から長めのタタキを止めた穂先の『ブワっブワっ』で巻き始めると鬼重み~巻き替えしてきたPE0.6号が軋み最初はマルイカじゃないのかと疑って上げてみたらトリプル♫

しかも良型が3つで感激ですよ。さらにこの流し次がダブル、ダブル、シングルの4連チャンでいきなりバケツが癒やしのマルイカちゃんなのに真っ黒で見えないほど。

こんな出来過ぎでイイのかと既にパンパンの震える指先でスッテの墨を落としてると『ハイどうぞ〜この反応のアツいよ!!』

でまたダブル、ダブル、ダブルの3連チャンで早々にツ抜けで汗だくです。

この後ポツポツと数を伸ばしながら城ヶ島にもチェックに向かうも、カッ飛び下げ潮で反応はかなりあるようなのですが思うほど数を稼げず11時過ぎにまた剣崎方面に戻りながら水深80m前後をチェック。

しばらく反応探してくれてる間に先ほど移動時から作ったテルさん直伝『船上マルイカユッケ』に舌鼓み〜コリコリたまりません♫

潮が気に入らないのかな〜の船長アナウンスも上げが効き始めたラスト一時間にまたドラマ来ちゃいました♫

『ハイ83m〜これはイイ反応だよ〜』

のアナウンス通りブッコミのトリプルからダブル4連チャンにシングル4連チャンやれて15杯!!

もう腕も手首も嬉しい悲鳴上げまくり、最後の流しでちゃっかり営業マルイカも獲れて大満足の36杯の次頭で終了。朝方は派手めカラーのスッテが良くて午前中はケイムラ、昼からはギョクロ系がノリ良かったですね~♫

大中小のゴマサバにもかなり引っ掛かったので直ブラの使い分けがポイントになる1日な感想でした。

息子が大のマルイカ好きなので丼どっさりをペロリと食べてから、毎週ずっと釣っててね〜とアツいリクエスト言われちゃいました(笑)

【タックルデーター】
竿:アルファソニックマルイカGZ 167XUL(メイン)
  同 160UL(サブ)
リール:テイルウォーク バサルVT73
仕掛け:自作5、6本スッテ 
オモリ:60号

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。横浜「釣りフェスティバル」と大阪「フィッシングショー」にお越しになったみなさん、お気に入りのタックルは見つかりましたか? わたしの興味を引いたのはアルファソニック「ディープシーカー」。まだ店頭に並んでいない新製品ですが、今回はワガママを言ってサンプルをお借りして来ました。静岡県は田子の浦港から出船のアマダイ釣行からファーストインプレッションをお届けします!

今回レポートするのはアルファソニック「ディープシーカー」82-180MH。ライト深海とカテゴライズされる錘負荷80号〜200号までの8:2調子。オニカサゴやクロムツはもちろん、ノーマルタックルのアマダイやイカ釣り、ビシアジにも流用できる中深場の基本的なスペックを持つ一振りです。

この竿の特徴と言えば、アルファソニックに共通する形状記憶チタンソリッドの竿先が挙げられますが、わたしが最初に驚いたのは手に持った時の“軽さ”。詳しくは後述しますが、昨今非常にテクニカルな釣りを要求される深場釣りに於いて、手持ち釣りの快適さがもたらす“操作性”や、感度を超えた“異変の感知能力”は大きなアドバンテージをもたらします。

実釣での体験を基に使用感をレポートします。

船宿推奨の錘80号での曲がり具合がコチラ。魚信の見えやすい曲がりの上に、全長180cmとコンパクトなため、よくある190cmの中深竿より竿先が眼の位置から近く、チタントップが可視化する微妙な変化も見逃しません。と、まずこれは「目感度」のお話し。

続いて錘100号での曲がり具合がコチラ。あんまり変わらないw ですがそこがイイんです。アタリの見え易い曲がりは維持したまま、手元に感じる重みの変化はタックルが軽くなった分、良く分かる。この“重みの変化”に気付けるか気付けないかは釣果の分かれ道。と、ここは「手感度」のお話し。

そしてしつこいようですがコチラは錘120号での曲がり具合。もうお分かり頂けますね。錘の変化で竿の調子が変わってしまっては、アタリが判別し難くなってしまう。一方、重みの変化は、道具が軽くないと分かりにくい。このバランス感覚が中深場の竿に求められる才能で、ディープシーカーがなかなかの精度でそれを実現していることが見て取れると思います。

──で、この日の釣り。

海上は大変穏やかで、砂底なのにカケ上がったり深い溝があったりの起伏に富んだ地形の攻略。底ダチをマメに取って、仕掛けをアマダイの視界に漂わせるには、常時手持ちでタナを取り直しながらアタリを出すという手数の多い釣りとなりました。さらに底潮が早いようで錘をある程度重くしないと道糸が立たないという状況。機動性に利のあるライトタックル(以下LT)では仕掛けが浮いてしまい太刀打ちできません。

またこの日は急激な冷え込みの影響か本命からのアタリは小さく、モタレのような重みの変化から、アワセても竿先が入るだけ。手巻きで数メーター巻いたところで初めて暴れ出すという渋めのコンディション。

ここで光ったのは「ディープシーカー」の自重151.5gという“軽さ”でした。

LTでないと分かりにくいモタレるだけの初期のアタリを手元に伝え、小さいながらも船中1尾目のシロアマダイを捕捉しました。

また、使い始めてから2時間程を要しましたが、このモタレの感知能力は「あぁ、オキアミが底を引き摺ってるな」という仕掛けの様子も判別できるほどで、LTに迫る感度を体感できました。それでいてトラギスやガンゾウビラメといった餌盗りのアタリはチタントップの竿先に「ツツツ…」とハッキリ可視化され、エサ替えのタイミングを逃さず、サメの姥婆食いなどの無用なトラブルを避けて効率的な釣りを展開できました。

かくしてこの日は取材の片手間ながらシロアマダイを4本。このほかマダイやイトヨリダイなど美味しいお土産をゲット。竿入れから沖上がりまで、手持ちでアタリを出す操作を途切らすことなく釣り切りました。言うほど体力の無い私にこの釣りを可能にしたのは、バランスの良い軽さのアルファソニック「ディープシーカー」82-180MHがもたらした賜物。「アマダイ釣りの面白さがイマイチ分からない」とお感じのアングラーにこそ、是非とも試して欲しいアイテムです。“幻の”と喧伝されるシロアマダイですが、シンプルに軽くて目感度の高いタックルがあれば、特餌も特殊な仕掛けも必要ありません。アルファソニック「ディープシーカー」で一歩進んだ中深場釣りの醍醐味をお楽しみください。

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH
リール:小型電動リール
道糸:PE3号(300m)
天秤:腕長45cm
オモリ: 80号
ハリス:フロロカーボン4号
ハリ:ケン付き丸海津13号
エサ:オキアミ

▼船宿:鶴丸  静岡県富士市 田子の浦港

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

ここ五年ほど、自分の初釣りと言えば東京湾剣崎沖の「イシダイ五目」。
毎年、釣友のYさんが仕立ててくれるのです。

今回お世話になったのは、剣崎間口港の「育丸」さん。イシダイ五目の人気船宿。
晴れた日の剣崎は、朝日がとてもきれい。
ロッドはアルファソニックLG 82-185MH
フィールドスタッフ仲間のイリちゃん。朝から本命の一荷。さすがモッテる。
Oさんも一荷!
幹事のYさん。
クロダイも!
イサキもボチボチと。
グッドサイズ!

剣崎沖イシダイ五目の釣りはオキアミコマセの釣りなのですが、非常にアグレッシブな釣り。
船長から、例えば「35メートルから30メートル」と言ったタナの指示が出ます。
これは、最初にビシを35メートルに落として、30メートルまでコマセを振りながら上げて、という意味なのですが、この5メートルの間でコマセを振り、その間にアタリが出なければ回収。
コマセを振って、1メートル上げて・・・といった動作を5回繰り返すだけで1投が終わり。しかも、その5回の動作の間には「待ち」の時間はありません。それをひたすら繰り返します。

「1メートル上げて」というのがシャクリの誘いになるわけですが、基本的にはややゆっくりめに上げます。しかし、いつでもゆっくりというわけではなく、その場所、その時で誘いのスピードが異なります。そのスピードというか、リズムが合っていないとイシダイは喰ってきません!
当日、自分は全くそのリズムが合わず(良く言う ”手が合わない” ってやつですね・・・)、なんとラスト1時間くらいになるまでイシダイはゼロ! 自分の釣り座は左のオオドモだったのですが、右のオオドモも自分の隣も、もっと言えば自分以外の人はみんなイシダイを釣っているので決して釣り座のせいではないのです・・・。リズムが合っていないのだろうと思っていても、どうやって合わせていくのか、こういう時ってどんどん悪い方にハマっていく感じ・・・。
しかし、ヒントは身近にありました。
右のオオドモの人が2レンチャンで「電動で回収を始めたら喰いました! でもこれで釣れても、釣った気がしないっす」と。回収時、ということは船長の指示ダナの一番上で、スピードを上げたときにイシダイが喰ったわけ・・・だよね??? と思い、上げるスピードを速くしてみたら・・・やっとイシダイ! 喰ったタナはやはり指示ダナの一番上くらい。これはマグレではない! と思い込み、同じシャクリを続けたらラスト1時間でイシダイが3枚。苦労の結果、ハメました。いや~嬉しかったなぁ。

で、自分の釣果はこんな感じ。ずいぶん苦しみましたが、終わってみれば大満足。釣りたかった(食べたかった)沖のメジナも!
この日のメンバー。
船宿で出してくれたラーメンが美味しかった~。

てな感じで、とても良い初釣りでした。

【釣行データー】
釣行日:2024年1月6日
釣り船:育丸 神奈川県三浦市 剣崎間口港

ロッド:アルファソニックLG 82-185MH
リール:テイルウォーク エランSWデンドー150PH
ライン:PE1.5号(パワーアイWX8 マークド
仕掛け:全長3.5m吹き流し 2本針(幹糸・エダスともフロロ4号 針はグレ7号)
錘:80号 コマセカゴFL ストレートタイプのテンビン クッションゴム1.5㎜×50センチ 

そういえば、今年の新製品「アルファソニックタチウオ」の160MHや180MHって、この釣りに良さそう。来年試してみようっと。

レポート:フィールドモニター 川野誠

師走になると毎年行きたくなっちゃう可愛いくせに数釣りするのはなかなかムズいけど、とても美味しい魚『アマダイ』ちゃん。

今年はまぁまぁ好調な釣れっぷりを聞いていたので、残り少ない年末の慌ただしい中、お正月の卓上を彩るデカアマ捕獲に鼻息荒く葉山芝崎『五エム丸』に伺ってきました。

気合いを入れて2番手の開店受付で右舷ミヨシをゲットすることができルンルン気分で漁港へ向かうも大型ジャンボ1号船たかし船長から開口一番『昨日は厳しかったから今日のプラン悩んでるんだよね〜』
なんとか一本だけでも〜(笑)と、お願いして片舷7名づつのアマダイマニアと共に定刻に出船。

航程15分ほど最初のポイント75mから次第に深くなっていきますアナウンスでスタート。シロアマダイも狙えるポイントとのことでワクワク!!
自作2m仕掛けで始めますが大潮のわりには潮の流れがほぼない感じ…

着底5回ほど小突いて1m底を切りしばらく待ち更にもう1m上げてからゆっくり下げる基本な誘いを3回繰り返して回収すると先針のオキアミに砂泥がしっかりと…どうやら底潮も効いてないみたいと判断してやや短めの自作仕掛けに即チェンジして再投入。

餌が底を擦り過ぎないようなイメージで着底後すぐ高めのタナからじわじわ落とす作戦に変更すると『クンっ』とアルファソニックLG82 185MHのチタントップ穂先に明確なアタリ!!
慎重に手巻きながらゆっくり電動スイッチでアマダイ特有の首振りの反応♫

途中も激しめにツッコむ引きにまぁまぁのサイズを期待して水面に姿を表したのはあと1cmあれば〜な39cmマッチョな美味しそう魚体!!

一流し目で船長からもグーサインもらって作戦大成功〜。

次の流しでも立て続けに食べごろサイズもゲットで松笠揚げも食べれま〜す。が甘くないのがアマダイ釣り…この後はゲストのアタリもほぼなく船長アチコチ移動してくれますが昼過ぎまで追加は一本…

ようやく午後に潮が効いてきて仲間がアカボラ釣った辺からゲスト&本命がポツポツ顔を出してラスト一流しに36cmをゲットし六本で次頭沖上がり。

昆布締めと真空パックで年明けまでオヤスミしてもらって元旦から家族に大好評なアマダイ料理をいただけました~♫

この冬も40cmオーバーからゴーマル狙いでアマダイ通っちゃいますよ!

竿:アルファソニックLG 82- 185MH
リール:小型電動
PEライン1.5号
自作仕掛け

釣り船:五エム丸 神奈川県 葉山芝崎港

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、年は明けましたが、昨年の釣り納めレポートです。
毎年12月30日、自分は仲間たちと船を仕立てて釣り納めをします。
昨年は、葉山あぶずりの秀吉丸さんで「ヒラメ~アマダイリレー」を楽しんできました。

天気はまあまあ。三浦半島から日が昇ります。

最初はヒラメから。今回使用したのはKaijinライトヒラメ210/FSL。錘は60号(PE1.5号)。
リールはテイルウォーク・エランワイドパワー71BR。水深は30m台がメインなので手巻きにしました。
この葉山近辺では、外房同様に船で用意してくれる活きイワシを使えます。
最初は出船してわりとすぐの近場から。
なかなか根がきついところもあるので、孫針はシングルフックとして背中側にセット。根がきついところで、孫針をトリプルフックにして腹側にセットすると根掛かりが増えてやりにくいのです。
※エランワイドパワーの現行モデルは「エランワイドパワーⅡ」です

イワシ餌でのヒラメ釣りに初チャレンジのOさん、見事に初ヒラメ!
自分もキャッチ!
やったぜ! 良型オオモンハタ。これが美味しいんですよね~~

前半のヒラメ釣りの部では、船中でヒラメ10枚くらい、他にコチ、ハタとなかなかの好成績。
そして後半はアマダイへ。

リレーの後半はアマダイ。自分もちゃんと釣りましたよ! 47センチ!

アマダイタックルはアルファソニックLG82-185MHエランSWデンドー、PE1.5号で錘60号。自分の場合、アマダイ・テンビンタチウオ・タチウオテンヤ・イシダイ五目でアルファソニックLGを使っています。軽量のうえ短めのモデルなので操作性が良く、チタントップによる感度が最高。82調子ですが魚がかかると程よく曲がる。手前ミソですが非常に良いロッドです。大のお気に入り。


上の図が今回使用したアマダイ仕掛け。自分が作った図なのでヘタクソですみません・・・。
よ~く見ていただくと、ハリスの全長が250センチになっていることが分かると思います。
そして、テンビンと錘の間に50センチのラインがあります。

通常、相模湾アマダイの一般的な仕掛けは200センチです。その仕掛けで底を小突き、錘を1メートルほど上げるというのがセオリー。錘を上げる高さは、潮が早ければ50センチ(仕掛けが横にたなびくから)、緩ければ1.5m(仕掛けが垂れ下がるから)と高めにすることもある、といった感じで、特に潮の状況を意識して変えていきます。

今回、自分が上のような仕掛けにしたのは、ハリスが長い=自然な感じで餌が漂う=喰い渋りに効く、という考えです。しかし、長くした分、仕掛けが底に着いてしまいやすくなるため、錘の上に50センチのラインを付けて、通常の200センチ仕掛けと同じように扱えるようにしているわけです。
通常の200センチの仕掛けで、この仕組みを用いて錘の上のラインを100センチとすると、底を小突きつつ仕掛けは底よりも上のタナにしておくこともできます。ちなみに、自分はこの仕組みのことを「オモリに下駄を履かせる」と言っています。
理論的にはここのラインをもっと長くして「下駄を履かす」ことが可能ですが(=仕掛けを長くすることができる)、この仕組みは投入・取り込み時に多少の慣れが必要で「下駄」が高くなるほど扱いにくくなります。
自分はここ2年ほどこの仕組みを試してきていますが、アマダイの喰いがいい時は「下駄無し」で通常の200センチ仕掛けのほうが良いと思います。

この日は、後輩の居酒屋に釣った魚を持ち込んで忘年会。写真はヒラメのお造り。さすがプロが作ると違いますね!

今回、自分たちはヒラメ~アマダイリレーでしたが、今回お世話になった秀吉丸さんでは、乗合で「タイ五目&アマダイ」リレー船もやっています。タイ五目も、美味しい魚が色いろ釣れるので楽しいですよ。機会があれば、ぜひ行ってみてください。

【タックル】
ロッド① Kaijin ライトヒラメ210/FSL
ロッド② アルファソニックLG 82-185MH
ロッド③ Kaijin 落し込み 73-205 Light
※Kaijin 落し込み 73-205 Lightは、友人に使ってもらうために用意していきました。ヒラメとアマダイともに無理なくこなせていて、今回のリレーにとても良かったですよ!

釣り船:秀吉丸 (ひできちまる) 神奈川県 葉山あぶずり港