レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣
遠征釣りというと、ゴツいロッドとリールで大物をコアに狙う、敷居がものすごく高い釣りのイメージはないですか?
今回ご紹介したいのは、「旅行+釣り」プランです。滞在日数の中で1日だけ釣りをさせて頂き、残りの日程を家族サービスとします。そうすると、美味しい魚も食べれるし、一挙両得だと勝手に思っています^ ^
いよいよ出発‼︎ 今回の行き先は石垣島です、、、と言っても私の旅行は常に石垣島ばかりなんです(^^;;
30代、独身の頃から通っています。
2日目以降は船宿に泊まるのでゆったり出来ます。
いつもお世話になっている船宿&民宿は「たましろマリンサービス」「ムイのヤド」さんです。
今回4泊5日の予定の中、釣りは3日目に決めました。初日、2日目、島内観光。4日目にお土産探し、5日目は早目に帰り、羽田空港でブラブラするというのが今回の大雑把なプラン。今回の自分のような旅行&釣りに興味がある方はお店でお声掛け下さい。
注)川嶋さんは神奈川県相模原市の釣具店「フィッシング相模屋」の店員さんです。
本題の釣りですが、今回の狙いは【沖縄No.1高級魚】「アカジン」です。こちらでいう「スジアラ」。グルクンなどを釣って、それを活き餌で使って狙います。ムスコと妻に餌を釣らせて、自分が本命狙いに集中する作戦です。
しかし、そうは上手くいきません。予想以上にムスコと妻は釣りが出来ません。根掛かり対策やコマセワーク、魚の取り込み、魚を針から外すなどの作業を全てフォローする事に(TT) それでも我慢です。家族の為、また来年も来る為に、黒子に徹します。
ムスコに「グルクン」が釣れました。
妻は「ヒラーグルクン」(ウメイロモドキ)が釣れました。
その後もムスコや妻はグルクンがポツポツ釣れ続きました。
しばらくしてムスコが眠くなり、寝た隙にグルクンを針に掛けて、私の釣りが始まりました。
今回用意したタックルはロッドは活き餌用に「シブキR231」を選択。 ムスコと妻に用意したのは、同じシブキのF190と191です。グルクン狙いのロッドは、慣れないムスコと妻にはもう少し、硬いロッドが良かったかな?と思います。
話を戻します。棚トリ後、すぐにグルクンが暴れたと思った瞬間に竿が一気に絞り込まれ、ドラグが滑りだします。根に潜られないよう、強引にリールのハンドルを巻きます。
アカジンと思ったのですが、、、「オオマチ」(アオチビキ)でした。
その後は餌が抜かれたり、ハリス切れなどがあったりしましたが、本命のアカジンはとうとう来なかったです・・・。そして妻やムスコのグルクンのアタリも遠のいていきました。後半は船長の判断により、アカジン、グルクン狙いを諦め、五目釣りに変更です。仕掛けは胴付き3本針、魚の切り身餌で、シルイユー(シロダイ、メイチダイの仲間)やタマン、ムルー(フエフキダイの仲間)、中小型のミーバイ(ハタ)、切り身でもアカジンは食ってきます。
ムスコが眠いのから復活し、ナガジューミーバイとムルーの一荷。五目はとにかくアタリも多く、初心者も楽しめます。ただ、根掛かりが多いので気をつけて下さい。ここの船宿さんは、環境面に配慮して鉄オモリを使っています。
さて、そんなこんなで、民宿での家族の食事のおかずが確保でき、夕方に帰港しました。
釣った魚を1日寝かせて、お寿司が好きと息子からリクエスト。
オオマチやヒラーグルクンのお寿司にナガジューミーバイの唐揚げ^ ^
船宿に泊まると釣った魚が食べれるのも魅力です。 私はロッドやリール、バッテリーは持っていきますが、レンタルも勿論あります。また釣りのプランも「パヤオでのキハダ釣り」や初心者向けの短時間の「体験フィッシング」プランなどあります。HPもありますので、見てみてください。