レポート:フィールドモニター 川添法臣
こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
シマアジも一段落、秋風に誘われて出掛けたのは大原の「ひとつテンヤマダイ」。お気に入りのニューロッドを手に、富士丸さんから出船しました。
今回持ち込んだのは「Kaijin テンヤマダイ 240L」。カブラを操作し易い長さがあり、食い込みの良い穂先を持つ繊細な調子のロッドで、コストパフォーマンスにも優れています。特に、凪模様の浅場がメインとなる秋の釣りに最適で、初心者にもぜひおすすめしたい一振りです。
──で、この日の釣り。遊動式のカブラ(17.5g)を装着して沖へと繰り出しました。初めての流しからマダイの反応は上々で、開始1時間で早くもツ抜けを達成。500g以上の“塩焼きサイズ”のみキープし、それ以下の個体は魚体に触れずに船べりでリリースするという、自分なりのルールで釣りました。
「秋は底を釣れ」というマダイの格言はありますが、そんな釣りをしているとたちまち幼魚サイズのマダイやフグ類に食い荒らされ、エサがいくらあっても足りません。着底直後に素早く底を切って、サイズアップするタナを捜しながら良型のアタリを選んで掛けて行きます。
いつもは遊動式のカブラ専用竿として使っている「Kaijin テンヤマダイ 240L」ですが、あまりに好調に釣れるのでいつもの鋳込み式のカブラも試してみました。
結果はご覧の通り、柔軟な調子でありながら、竿を曲げながら魚の重みを乗せてフッキングすれば、硬い上顎を貫通させるパワフルな一面も体感出来ました。これまで手に馴染んだオールラウンダーの「230MH」も用心で船に持ち込みましたが、「240L」一本で一日楽しめると確信しました。
──とはいえ、富士丸さんはこれまでに100m以上の深場や激流の潮の中で大鯛を狙ってきた経験もあり、今回はお守り代わりに持参したテンヤタチウオのタックルでも試してみました。非常に興味深い体験が出来たので、その結果はまたの機会に。
かくして、この日の釣果はキープした500g以上のマダイが21枚。本来のキーパーサイズである“鯛飯サイズ”(約300g)も含めれば、30枚を超える釣果となり、入れ掛かりの一日を堪能しました。今回は数釣りのレポートとなってしまいましたが、こうした小型の群れの中にも7キロ、10キロといった大物が潜んでいるのが秋のマダイ釣りの醍醐味です。シンプルな道具で挑む“ひとつテンヤマダイ”で、秋の味覚を大いに楽しんでください!
▼タックルデータ
竿:Kaijin テンヤマダイ 240L(画像左・手前)
リール:スピニングリール 3000番台
道糸:PE0.8号
リーダー:フロロカーボン2.5〜4号4.5m
テンヤ・カブラ:5号(17.5g)前後
付けエサ:冷凍エビ
▼船宿:富士丸(千葉県いすみ市大原港)
レポート:フィールドモニター 二上あや
大鯛ダービー開催で賑わう飯岡港・梅花丸(ばいかまる)さんへ出掛けてきました。
午前も午後も2隻出し、満席と言う人気宿です。
支度をして4時半に出船。
風も波もある中で、夜明け前の真っ暗な海をポイントまで走ります。北上し真沖でストップ。
最近の傾向はテンヤ号数10〜12号で釣れる事が多いと聞き、10号からスタート。
ミヨシの1番に座席を構えたのですが、波と風で体を手摺で支えつつの遠投。
釣り辛い中でもアタリが!!
海人テンヤマダイ230MHは、ハリが有り操作性が良いいので、こういうタフな状況でも扱い易く、しっかり掛けられます。
着底間も無くのアタリで合わせが効き、ファーストフィッシュから本命を取り込むことが出来ました!
程なく本命を追加!今日は良い日なのかなと、意気揚々と仕掛けを落としますが、ゲストも活発。。。
着底と同時に合わせが綺麗に決まると、カサゴ!
サバ河豚のダブル…。
船内は本命真鯛、ベラやハナダイ、反対舷ではガンゾウヒラメやでかいトラフグも上がり賑わってました。
終了時間間近で、良く引くハナダイ追加で終了となりました。
例年、今の時期は大鯛が上がるようし、ゲスト混じりで楽しめそうですので、是非テンヤマダイにお出掛けください。きっと楽しい釣行になると思います。
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000 XGX
釣り船:梅花丸 (千葉県旭市 飯岡港)
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
千葉県いすみ市の大原港と言えば、外房の船釣りを代表する港のひとつ。
代表的な釣り物をざっと挙げるだけでも、ヒラメ、ハタ、イサキ、シマアジ、フグ、ハナダイ、ルアーキャスティングなどなど非常に多彩。そして、大原での人気釣り物として忘れてはいけないのが「一つテンヤ」での真鯛釣り。今から15年以上前に専用ロッドが出て、あっという間に外房での人気釣り物になりました。
そんな大原港では、毎年「一つテンヤ真鯛釣大会」が開催されます。毎年、と言ってもコロナ禍の影響のため、最後に開催されたのが2019年で、今回は5年ぶりの開催となりました。今回、自分も大会に参加してきました。当日の釣りだけでなく、この大会の楽しさ・素晴らしさに重点を置いてレポートしたいと思います。
さてさて、ちょっとは釣りとかタックルの解説をしておきましょう。
大原では、ここのところ釣れていた水深は20m程度の場所と、10m前後(時には5~6mも)のかなり浅い場所の2通りだったようです。20m程度なら、よほど潮が早くなければテンヤ6~8号、10mともなれば3号でも平気。そのいっぽうで、つる丸さんが最後に行った水深40mという場所もある。40mでは、潮が早くなければ8号でもいいものの、潮が速ければ12号以上を使う可能性もある。また、20mくらいでも潮が速いと10号でも底が取りにくい時があります。自分の場合、何があるか分からないのでテンヤは4号から15号まで用意していきます。中心になる8号と、6号/10号は多めにかつ各色を準備。いずれにしろ、一つテンヤでの基本「確実に底を取れる重さのテンヤを使う」ことは重要です。
アルファタックルの一つテンヤロッドの場合、MH表示で3~15号、Hなら4~20号となっています。ここで注意して欲しいのは、3~15号と書いてあってもMAX15号で潮が速いとシャッキリ操作することはできなくなってくるということです。一つテンヤをある程度やってくると何本かのロッドを使いたくなりますが、2本持つならMHを2本ではなくMHとHを1本ずつのほうが正解です。注意したほうがいいのは、メーカーが違うと同じMHでもパワーが同じではないこと(もちろんアクションその他の面でも変わりますが)。ちなみに、慣れれば強い竿を弱く(繊細に)使うことはできますが、弱い竿を強く使うことは基本的には(物理的には、と言いますか)できません。
ロッドについて、もう一つ。アルファタックルのテンヤロッドは、チタントップCTSを持つアルファソニックと、カーボンソリッドトップのKaijin、買いやすい価格帯のFTという3つのグレードがあります。しかし、グレードよりも、特に穂先の素材による特性の違いを気にしてください。チタントップは、感度は非常に高い。そして、とてもしなやかです。この「高感度」「しなやか」という点で多くのメリットがあり、特にボトムでテンヤをステイさせているときに出るアタリは手感度・目感度ともにとても良く、他の素材だと分からないアタリがはっきり出ます。しかし、穂先まである程度の張りがあり、潮が速い、もしくは水深が深いときに操作性がいいのはKaijinです。例えば、水深がさほど深くないときはアルファソニックのMH、深場・急潮・重いテンヤの場合にKaijinのHという2本を持っていると対応できる状況の幅が相当広くなります。この大会当日は、なおちんと自分ともにアルファソニックをメインで使いましたが、Kaijinも用意していました。それは、必要を感じたときに使い分けるためです。上に書いてあるのは考え方・使い分けの一例ですが、一つテンヤをもっと頑張ろう! という人は竿の特性を踏まえたうえで実際の攻め方を考えてみるともっと面白くなると思います。誘い方・シャクリ方も、竿の特性によって多少変えてみると良いです。具体的には、アルファソニックなら小さくシャクって止める時間を長くする、Kaijinなら大きめのシャクリで、240という長さも活かしてフォールも意識する、という感じですね。
いや~それにしても、とても楽しい大会でした。じゃんけん大会、表彰式、抽選会といった流れもとてもスムーズ。これだけ大きな大会だと、時々何かの準備をして間が空いてしまったりしがちですが、そういったこともなく、大原の船長さんや関係者の皆さんのチームワークの良さを感じました。
皆さんも、機会があればそんな楽しい大原の釣り大会に参加してみたらいかがでしょう。
一つテンヤの他にも、ヒラメ釣り大会もありますよ(今年3月に行われたヒラメ釣り大会は、なんと参加者600名超!)。
最後に、大原の船長の皆様、関係者の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
あ、この日の模様は、同じつる丸さんで同船取材をされていた隔週刊つり情報さんに掲載されます。ぜひそちらもご覧ください。
レポート:フィールドモニター 二上あや
9月7日、釣りジェンヌさんが開催されている、『ひとつテンヤ釣り体験』に参加してきました。
釣りジェンヌさんでは、釣り経験が少ない方でも気軽に参加出来る釣り教室を開催していて、今回は「初めてだけど、船釣りをやってみたい!」と声を掛けてくれた友人との参加です。
午前船を終えた船が戻り、船宿は人々で賑わう中、午後船チームの私達は総勢38名、2隻に分かれて船に乗ります。
30度越えの灼熱の甲板は汗だくですが、出船前のレクチャーを真剣に聞いていて、参加者の皆さんの情熱を感じました。
ポイント迄は20分。この時期の大原では、3号から5号の軽いテンヤを使う事も多いようですが「今回は初めての方も多いので最初はテンヤ8号からやってみましょう」とアナウンス。
船釣りが初めての友人にも、先生が横についてくれて、真剣な面持ちで仕掛けを落としています。すると間も無く竿が曲がり、初めての真鯛を手にしました!満面の笑みで、本当に私も嬉しい瞬間でした。
さて、初挑戦の友人に釣っていただいたので、私も釣らないと…。カジメの層を避ける為、着底後すぐリールを4回巻いてからゆっくりと誘うとアタリ!しかし上手く合わず残念。。。釣れた人の誘導テンヤの色を参考に金ピンクに変更し、仕掛けを落とすと、コンコン!明確な鯛のアタリが海人テンヤマダイ230MHから伝わってくる。ビシッと合わせが決まり、小気味よい引きです!小振りながらも本命の真鯛!!嬉しすぎる!!
船内では、時折ハタやシイラが掛かったり、楽しい雰囲気でしたが、真鯛の活性は今ひとつ。それでも皆さんアタリを感じたり、釣られて楽しまれていました。
釣りの楽しい輪が広がって行けばば良いなと思いながら帰路に着きました。
【タックル】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX
釣り船:長福丸(千葉県いすみ市 大原漁港)
釣りジェンヌ
釣りジェンヌは、女性も釣りを楽しみたいをお助けするボランティア団体です。「女性のための楽しい釣りイベント」を定期的に開催しています。釣りに興味がある女性の皆さん、ぜひ釣りジェンヌのWEBサイトをのぞいてみてください!
レポート:フィールドモニター 二上あや
友達のイサキ~ロックフィッシュリレーの仕立てに参加してきました。
船は南房・乙浜港の有希丸(ゆうきまる)さんです。
4時半集合、皆んなの顔が揃い「さあ行こう!」との船長の声がけで出船です。
ポイントは15分程ですぐ近く。今回はオキアミコマセ組とバチコン組に分かれてイサキを釣ります。
コマセは20メートルとアナウンスあり、棚少し下からコマセを振り、指示棚ピッタリあわせると程なくクンクンと竿先に反応有り!開始間も無く本命イサキが登場!!しかしイマイチ反応薄く続きません。
ポツポツの拾い釣りでしたが、ポイント移動を繰り返すたび、段々と活性が上がって来て、サイズアップしたりダブル・トリプルと釣れ出し、船内賑やかになって来ました。
指示棚15m付近では、仕掛け2mなので16mからコマセを振り15〜14mで待つと、コンスタントに釣ることが出来ました。
ミヨシにはコマセ組、少し後ろにバチコン組。
バチコンでも、オキアミコマセで魚を集めるのは有効。
コマセ組の自分は、竿を大きくあおり船全体にコマセが行き届くイメージでコマセを撒きます。
反応がない時には、ウイリー釣りの様なキビキビとした動きで、強弱変化をつけてみます。
アルファソニックL G73 190MHなら、色々な誘いが思いのまま。
とりあえず、お土産は充分に確保完了です。
8時半、ロックフィッシュへリレーします。
海人テンヤマダイで遠投し、ボトムをとりますが、なかなかアタリが遠い・・・
しかし、時々竿先に出る小さなアタリをビシっと竿に乗せたときは、たとえ小さなカサゴでも嬉しいものです。
みんながコマセやバチコン、ロックをやる中で、終始タイラバとジグをやり通すなおちんこと井上直美さんが強力な引きの青物を掛けて大賑わいでした!!
イサキは充分お土産が出来たのですが、ロックはまだまだこれから最盛期という感じでしたので、また行きたいと思います。
【コマセタックル】
ロッド:アルファソニック LG73 190MH
リール:小型電動リール
【ロックフィッシュ】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX
釣行日:2024年6月22日
釣り船:有希丸 (千葉県南房総市 乙浜港)
レポート:二上あや
朝イチのシマアジから、イサキあわよくばマダイ を狙い、ロックへリレーする盛り沢山なリレー釣りに出掛けてきました。
シマアジポイントの指示棚は上から10メートル。乗船している皆で棚を合わせて、コマセを巻き指示棚でアタリを待ちますが反応無く、近くでシマアジを狙って居る船も模様が無いようでしたので、早々にシマアジに見切りをつけ撤退。
イサキ狙いで真鯛も混じると言うポイントへ移動します。指示棚25メートル。2号ウイリー仕掛けにチェンジ。
アルファソニックLG73 190MHの竿先がチョンチョンと僅かに動き、本日初の生命反応を確認。
コマセを入れ替え投入すると、本日初のイサキ! ほっとしました。
ポツリとたまに喰うのですが、食い込みが浅いのか、巻き上げバレてしまい中々取り込めない状況…。
次は気を取り直してロックフィッシュ場へ。
今期初のテンヤで狙うロックフィッシュですが、模様はどうでしょうか?
海人テンヤ真鯛240MHに持ち替え、投入し様子を見ますが、なんだかアタリ遠く苦戦気味。水温16度とまだまだ低いようですが、同船の方がカサゴや真鯛を釣りチャンス到来か⁈
着底後の小さなツンツンと言うアタリをKaijinテンヤ真鯛240MHの竿先が捉えて透かさず合わせも決った!! そして綺麗なマダイが!!
アタリを捉えて、何の魚が掛かったのかなと、引きを楽しみながら巻くテンヤ釣りの楽しさを改めて感じました。
ロック場も反応は少なめですが、忘れた頃に誰かが竿を曲げるような形で、キジハタに良型のアカハタも上がり船内が沸きました。
まだ水温低く口を使い辛い状況でしたが、次期に好適期になりと思いますので、ロックフィッシュ釣りにまた行きたいと思います。
【釣行データー】
釣行日:2024年5月11日
釣り船:乙浜漁港 有希丸(千葉県南房総市)
ーーータックルーーー
【コマセ】
ロッド:アルファソニックLG73 190MH
リール:1000番電動リール
ライン: PE3号
【ロック】
ロッド:Kaijinテンヤマダイ240MH
リール:tailwalk SPEAKY3000S XGX
レポート:フィールドモニター 二上あや
秋から予定していた南房の夜キンメが、南からの風が強く、残念ながら出船中止になった為、急きょテンヤマダイに変更し、外房の飯岡・梅花丸さんへ行って来ました。日の入り前の暗いうちから船に乗り込み、満員御礼の2隻出し。私は15号船のミヨシに席を構えて出船です。ポイントまでいつもより遠く、片貝方面へ向かっているようです。
船長の合図で一斉に投入します。「漁礁の上なので根掛かり注意、遠投が有利、水深30メーター、糸を出し過ぎ注意」等々、細かなアナウンスを聞き、船内は一同真剣モードに。
日が登る頃、パタパタと本命が上がりはじめました。
そんな中で私は、ファーストフィッシュはキタマクラ、
からのカサゴラッシュ…。
根魚は好きですが、今は真鯛が釣りたい!周りが本命の真鯛を釣る中での、一人ゲスト三昧の蚊帳の外…
どうしても真鯛釣りたいので、真鯛ラッシュしてたお隣さんの釣り方を参考に真似てみる。
着底後に、ゆったりと誘い上げから誘い下げ、ボトム着底後ゼロテンで胸の高さでキープ。
すると、海人テンヤ真鯛の竿先がチョンチョンと動く小さなアタリ!すかさずバシッと合わせが決まり、9時過ぎにやっとの思いで本命1枚!
周りは釣れてる中での本命坊主の苦しい展開でしたが、やっと光が見えてきました。
遠投有利の言葉を思い出し、イメージ通りに遠投出来る海人テンヤマダイで着底させてから底立ちをとる。誘ってからステイで、数枚追加!!!
正直、ほっとしました…。
アタリを取って乗せても、巻き上げ途中でのスッポ抜けも多く、悔しい事も多かったですが、終わってみればつ抜けの好釣果でした。
かけ損じや誘い、テンヤの色や号数に悩みながら、アタリを出してからの、合わせの一連が上手く行った時の喜び。テンヤマダイはとても面白い釣りだと思います。是非チャレンジして楽しまれて下さい。
【ロッド】海人テンヤマダイ230MH
【釣り船】千葉県飯岡港 梅花丸
レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
いよいよ待望の季節がやってきました!飯岡の大鯛祭りです。ここ最近少し始まるのが遅れ気味ですが、今年も無事に始まってくれたようです。しかし例年のような盛り上がりは無く、少し控えめな釣果が多いような気がしますが…一応毎日、大鯛はあがっている様子なので9月に入ってからほぼ毎週1回のペースで飯岡港の幸丸さんに通い続けました。
今年の飯岡大鯛祭りは、やはり全体的にあたりが遠く…魚が少ないような印象でした。ただ良いタイミングでポイントに入って活性のある魚の群れに当たると、掛かれば良型以上という大鯛祭りになるという感じでした。ただアタリが全く出なくなる時間も割と多く、ちょっと初心者向きとは言いにくいめんがあります。いつもならほぼ確実にお土産になるような小鯛や外道のハナダイなどさえ当たらないケースがあり、クーラーボックスが空っぽのままで帰宅することになった方も多いかと思います。
そんな厳しい状況でも、やはり大鯛には夢があります。繊細なアタリを取って掛けていく、さらにはライトタックルで漁礁や沈船をかわしつつ、硬めのドラグ設定で強烈な引きを凌いでやりとりをするのが醍醐味です。これは飯岡独自のテンヤマダイスタイルになると思います。通常のテンヤマダイ釣法は0.6~0.8号のPEラインを使い、さらにリーダーはフロロの1.6~2.5号くらいを使用しますが、飯岡の大鯛祭りで通用しない場面が多くあります。理由は大鯛が鋭利な牡蠣殻などが付いた漁礁や沈船などの根の近くについているので、餌を食べた瞬間に根に向かって走り、通常の1㎏前後のドラグ設定ですと瞬殺でラインブレイク、あるいは持っても数秒~10数秒で呆気なく切られてしまうからです。
大物は真鯛だけではなく、石鯛などもいますので非常に強敵です。(今年は大鯛をばらしまくった後に、やっとの思いで大物を掛けたのですが、大鯛と思いきや大石鯛でした。超高級魚でとても美味でしたがw)
アタリの出し方も独特で、通常はリフト&フォールで幅広く探っていきながらパターンを見つけるのですが、活きエビを使用して、ほぼ棚を底付近にしてひたすらステイ…を続けて鯛が自ら持っていくアタリを待つスタイルが多いです。ただ他のパターンでも全く当たらないというわけでもなく、フォール中(釣り開始の1投目のフォール中20秒後にいきなり3.8㎏の大鯛が食ったこともありました。)あるいはスロー巻き、中層にステイなどでも当たる時は極まれにありました。ただリアクションやリフト&フォールでは殆どアタリは出ませんでした。時合いは朝一、昼、夕まずめが多かった気がします。
また風と潮流れによる影響か、全く同じタックル仕様で同じ釣り方でも右舷と左舷、あるいは前と後ろでもアタリのある無しが明確に分かれ、とても難しい運にかなり左右されることも多かったです。
そのような中で、飯岡大鯛祭り最終回となるかもしれない⁉ラストチャンスを求めて午後船に行ってきました。
ポイントは港より約1時間のいつもより少し深い障害物のあるポイントでした。テンヤを着底させて少し浮かせたままステイすると、コツコツと小さな鯛属らしきアタリがあります。合わせるとドラグは1㎜も出ませんが、1㎏前後のまずまずの真鯛でした。少しアタリの間は空きますが、少しまた上でステイし続けると、同じように鯛属らしきアタリが出ます!今度は一瞬の溜めの後、ドン!とロッドを叩きました。なかなかの良い引きです。MAX3.5㎏設定のドラグをわずかに引き出しながら抵抗を続けます。完全に浮かせて障害物から離したのを確信してから鯛の突っ込みに合わせながらロッドをコントロールして寄せてくると3㎏オーバーの良型でした。そして今度は連続してまた同じようにアタリがあり、掛けると良い感じに突っ込みます。どうやら先ほどと同じくらいのサイズの真鯛…が、無念のフックオフ…やらかしました。今年は何故かハリ外れのバラシも多い気がします。
この日は順調かと思われましたが、その後アタリは遠くなり…ポツポツと船上には良型の2~4㎏くらいの真鯛があがりますが、なぜか左舷の後ろ側の釣座にのみ集中してしまい、他はさっぱりアタリが出ません。しかも当たっている人のパターンは完全ベタ底ステイ釣法で、私個人的には一番苦手な釣り方です(笑)
その後、右舷にもやっと大物らしきヒットがあるも、そのやり取りを見る限り、鯛ではなくアカエイで…切られたようです。。。しばらくアタリが出ないので、パターンを変えて大きくリフトしてフリーフォールさせていると、リフト時に一瞬追いかけて当たった感じがしたので、そのままフリーで落とすと、やっぱり食いました!今度は2㎏オーバーの真鯛です。しかしこのパターンも1回のみ…何が正解なのか全くわかりません。
その後、アタリが無くなったので、夕まずめとなり大坂船長の判断で別の障害物ポイントへ移動…吉と出るか凶と出るか…到着後、一投目からアタリが頻繁に出ます!が残念ながら小物の真鯛やハナダイです。船中他でも魚はあがりますが、やはり小鯛ハナダイがメイン…アタリがあるのは飽きなくて良いのですが、サイズが小さい…
ワンチャンを求めてロングキャストしますがアタリは無く、船下までテンヤが戻ってきてしまったので少し浮かせてステイしていると、一瞬トップが振れた気がしたので合わせるも根掛かり…割と浮かせていたのに何で根掛かり⁉と思いつつ、一瞬ロッドを下ろしラインを緩めると何だか動く気配がします。もう一度確認のためにも合わせを入れると生命感が伝わってきます。が、動きません。。。数秒の後、ドラグをジ、ジ、ジ、ジジジ、ジ―――とゆっくりと引き出しながら動き出したので頭には「巨大アカエイ」という文字が浮かびました(笑)が、さらにその数秒後、急激にドラグ音がギャー―――と悲鳴をあげて一気に真下に突っ込みました!魚が変わりました!鯛属、それもかなり大型の頭の重さと強さです!!掛けたのはkaijinテンヤマダイの240MHだったので、トップが水面に突き刺さる勢いで根元から曲がります。ドラグ設定はやや緩めたもののMAX3㎏なので、体は勿論、ロッドへの負荷も相当なものです。硬いドラグ設定をものともせず、激しい突っ込みを何度も繰り返して抵抗しますが、魚の頭が横から上を向いた瞬間に巻き寄せて距離を縮めます。少し時間はかかりましたが中層まで来ると鯛の抵抗も半減して観念したようです。ようやく白い巨体が見え始め、水面近くになると大きな空気泡を出してボコっと浮きました。確実に5㎏はあると確信しましたが、まだ水面で激しく抵抗し続けます。回して寄せて船長の構えるタモに導いてようやく収まりました。その後、計測したところ、6㎏オーバー、6.4㎏のオスの元気な特鯛でした。残り時間10分足らずのまさに最後の死闘となりました。最初から最後までこの日は大坂船長マジックで型物だけで船中20枚以上の久々の超大鯛祭りでした。
通い続ければこんな日もあります。もちろん釣れない日だって沢山あります。ですが行かない事には100%釣れません。大鯛を釣りたいのなら通い続けなくてはいけないのだと改めて思う日になりました…
【タックル】
ロッド:
alphatackle Kaijin テンヤマダイ 240MH
alphatackle Kaijin テンヤマダイ 240H
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8~1号+ナイロン3~4号、PE1号+フロロカーボン4号
テンヤ:遊動6~10号 ブラック、レッド、ホワイト、グリーンゴールド、オレンジゴールド
レポート:フィールドモニター 川添法臣
こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。今年の夏は暑かったですね。9月に入ってもまだまだ日中は30℃超えの夏日が続いていますが、海の中は秋の気配が漂い始めました。この時期に楽しみになるのが「ひとつテンヤマダイ」。満を持して、おニューのロッドを手に大原・富士丸さんから出船しました。
今回持ち込んだのは2023年のカタログで初お目見えの「kaijin テンヤマダイ 240L」と、旧モデル(青いブランク)の「海人テンヤマダイ230MH」。
これまで使って来た「230MH」はシリーズ中、最もポピュラーで“最初の1本”にお薦めなパワーと調子を持ったオールラウンダーな竿。なんですが、個人的にはもう少し長さがあって食い込みのイイ穂先を持つ竿も欲しかった。テンヤマダイブームの頃にはそうしたモデルを出しているメーカーさんもあったのですが、今は底ダチが取り易く、深場も攻め易い8号以上の重いテンヤ(カブラ)を薦める船宿さんが多く、ハリ掛かりも良いことからMH〜Hクラスの“硬めの竿”が主流となっています。そこに登場した「kaijin テンヤマダイ 240L」は「これよ!」と声を上げたくなる絶妙な仕上がり。凪模様の浅場が主戦場となる秋口を待って、待望の竿おろしです!
──で、この日の釣り。「240L」には遊動式のカブラ(20g)、「230MH」にはいつもの5号のカブラを結んで沖に出ました。一流し目は船下に遊動式カブラを落としてとりあえず船中一枚目の“鯛飯サイズ”。しなやかで食い込みの良い竿先を持つ「240L」は、餌を口にした魚に違和感を与えないためアタリが長く続き、魚の重みを感じながらの聞きアワセで難なく掛けられます。竿の長さを活かしたストロークの長いアワセ(スウィープフッキング)をすることで上顎の硬い部分でも太軸バリを貫通させることが出来るので、この竿をご使用になる際には参考になさってください。
次に、根掛かりも少ないので軽くキャストして、水深分の糸が出たところでリールのベイルを戻して船下で着底させる“カーブフォール”を試したところ、これがビンゴ。着底と同時か、着底直後に1.5mほど仕掛けをホップさせるとアタリが出るパターンでリズムを作り、数枚を獲りました。
続いて船長が「根掛かり気を付けて」と言うエリアに入ったので「230MH」に持ち替えて5号カブラの釣り。着底してそのままにしていると根に取られてしまうので、着底後、一呼吸置いて1mほどリフトします。アタリは着底後に与えている“間”に出るのですが「コン!」とアタるだけで合わせてもハリ掛かりには至りません。そこで底を切った後、竿先を叩いて(シェイクして)カブラを揺すった後、タタキを静止すると「コココッ!」というアタリが出て、瞬時に合わせればハリ掛かりする、という流れで3枚を追加しました。
この“カブラを叩く”という誘い、魚の活性が低い時には群れを散らすので注意が必要ですが「230MH」でこそ出来る魚へのアプローチなので、魚にヤル気がありそうな局面に出逢ったら是非お試しください。
そんなこんなで6時53分にはツ抜け達成。この後、潮が緩んでアタリが遠退くのですが、初登板の「kaijin テンヤマダイ 240L」に色々結んで使用感を確認しました。
まず感じるのは「キャストの気持ち良さ」。リーダの結び目の抜けが良い絶妙なガイドサイズも相まって、3号から5号なら緩やかなアンダーハンドで軽く20mは投げられます。取り込みの際もリーダーの巻き込みがスムーズなので、バラシの多い船縁でのトラブルは皆無でした。
またカブラのフォール中、PEラインは糸が張った状態でないと魚信が取れないのですが、繊細な竿先は糸にテンションが掛かった状態でも魚に違和感を与えずアタリだけを可視化するのでカーブフォールは勿論、船下への落とし込みでもフォール中の「ざらり」としたアタリを明確に取ることが出来ます。
さらにこの食い込みの良いティップは、常磐エリアで多用される“遊動式テンヤ(カブラ)”には持って来いの調子で、オモリが着底している状態でエサを違和感なく食わせると共に、押さえ込むような小さく微かなアタリを大きく可視化することに貢献します。また3号を中心とする軽量なテンヤでも着底がしっかり取れ、竿先を上げた姿勢でフォールさせれば、舟が流れている中でも確実に着底の糸フケを目視することが出来ます。
加えて、黒いブランクスになった「22海人」の“軽さ”と“手感度”は特筆。旧モデルの「230MH」と比べ「240L」は10cm長くなったのに12gも軽い。そこまで削ぎ落としたのにカタログスペック競争に走らず、軽量化と逆行する少し口径の大きいガイドに付け替えて使用感を向上させ、にも関わらずカウンターバランスも乗せずに穂先の持ち重りを感じさせない。この価格帯でこの仕上がりは“革新”と呼んで過言で無い進化ではないでしょうか。
かくして鯛飯サイズたちのアタリが遠退いた7:10。3号テンヤの使用感を試している際、着底したテンヤから伝わる何とも言えない反応。そ〜っと竿先を聴き上げて見ると、明らかに生命感のある蠢きが竿先を震わせ、そこそこの重みが手元に感じられました。これは魚信であると確信して巻きアワセを入れると、やや首を振るような反応の後にずっしりとした手応えで海底から動かない。胴まで一杯に竿をしならせながら、ぐぅーっとリフトしてくると時折「イヤイヤ」をするような反応があるモノの走りも暴れもせず、旋回しながら水面に姿を見せたのは中判のヒラメ。65cm/2.75kgのこの魚、柳のような「kaijin テンヤマダイ 240L」の調子にケンカもせず、恐らく釣られたことにも気付かずタモに収まったご様子。しなやかでありながら、この細身の竿に太軸鈎で顎骨を打ち抜くだけのパワーが秘められている事実にも驚かされました。
この先がまたアタリの遠退く時間が長く、ドテラ流しの刈込み側の流しはキャスト&カーブフォール、払い出しの流しは軽いテンヤで真下に落として、着底後にリフト、糸を出してフォールの釣り。こうした釣り方の交代も、タックルが2セットあると非常に便利で、大原では避けられない根掛かりによるテンヤのロストやマメなリーダー交換も、道具が2セットあれば瞬時に持ち替えることが出来ます。強風の日や激流の中では真価を発揮できないであろう「kaijin テンヤマダイ 240L」の他に、MHクラスのオールマイティなタックルがもう1つあると安心かつ効率よく釣りを楽しめると思います。今回は旧モデルの230MHを使いましたが、俄然、私の心中では「kaijin テンヤマダイ 240MH」「240H」への興味も急上昇! 機会があれば手に入れて、レポートさせて頂きます。
そんなこんなで沖上がりも近い10:30。鯛飯サイズと目の下1尺にちょっと足りないくらいのサイズも何枚か獲れて、ヒラメもあるから「お土産には充分かな」どと思っていたところ、着底している遊動カブラに「ざらり」という微かな魚信。明確なアタリは無いものの、重みを乗せた長めのストロークでアワセると、いつもより強気の1.5kgまで締め込んだドラグを引き出す元気な走り。竿を気持ちよく曲げてゴンゴンゴンと首を振るファイトに船長も「タイだな」とタモを持って観に来てくれました。痛快な走りも柳腰でタメ、やがてスイスイと浮かせて海面を割ったのは55cm/2.3kg、イワシを食って丸々としたコンディションの良いマダイでした。
かくして、この日の釣果はマダイが2.3kgを頭に15枚と、2.75kgのヒラメ1枚。
船中全員がツ抜け達成という好日でした。マダイの最盛期は春の乗っ込みと思われがちですが、産卵期のマダイは神経質で気難しく、大きな個体が釣り易い季節は秋だと思います。かく言う私の人生最大のマダイ(10.2kg)を釣ったのはテンヤマダイブームが大原を席巻していた9月の太東沖でした。是非、流行りの頃より数段進化した現代の専用竿を手に、ワールドレコード級のマダイを求めて、豊穣の海へお出掛けください!
2010年9月、太東沖で出た10.2kg。秋こそテンヤマダイの季節!
▼タックルデータ
リール:スピニングリール 3000番台
道糸:PE0.8号
リーダー:フロロカーボン2.5号4.5m
テンヤ・カブラ:3〜5号
付けエサ:冷凍エビ
▼船宿:富士丸 (千葉県いすみ市 大原港)
レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
最近はどこに行っても中鯛ばかりで、大鯛に出会えていなかったので、大鯛中鯛祭りが絶賛開催中!?の茨城県鹿島沖に大鯛を求めて行ってきました。船宿はいつもの植田丸さんからロング便で朝9時の出船でした。
この時期の大型真鯛狙いは浅場の砂地なのでアタリが少なく、真鯛以外の魚は殆ど釣れないことから、最初はお土産狙いで港のすぐ近くでカサゴ釣りです。私はお土産の魚は要らないので、とりあえずジグを付けて投げます。数投するとアタリ!で、あがってきたのは良型マゴチでしたw
その後も近場の砂地ポイントの水深10~20mを狙いますが、当たってくるのはマゴチばかり…そして潮止まりが近くなり、船長判断で大物の真鯛狙いに切り替えます。ポイントはやや北の真沖の砂地、水深は17~20m前後です。船中ではポツポツとアタリが出ますが、あがってくるのはサメばかり(笑)
この時期の大鯛狙いはどうしても外道のサメは付き物で、あがってくるのはほぼサメか良型真鯛の二択になります。ジグを投げていましたが、掛かってきたのは丸々としたイナダ…すると反対側の胴の間辺りで2㎏前後の真鯛があがったようです。どうやらチャンス到来⁉でしょうか。テンヤに切り替えて狙います。
続いて反対側のトモの人が掛けました!最初のロッドの動きを見る限り良型の真鯛のようです。すると私のロッドにも違和感があり、小さくトップが微かに振れています。合わせるもスカ…すぐにロッドを下げて戻すと食い直した感覚があり、合わせるとグッと重さが乗り一気にドラグを鳴らしながら横走りし始めました。この水深で船が横流しの状態で潮も風も効いているので、魚はどんどん反対の右舷の方に走っていきます。しかし幸いにも掛けたロッドはkaijin240Hです。ロッドを下げて船体にラインが擦らないようにしつつ、魚に合わせてコントロールしながらガンガン寄せます。隣の先に掛けた人(3㎏弱の良型真鯛でした)よりもあっという間に引き寄せて、少し濁った水面に姿を現したのは丸々と太った腹パンの大鯛4.46kgでした!!
長さとしてはやや短く、平常時であれば3㎏後半といったところですが、見た目より遥かに重く強烈な引き味でした。
そしてここから短い真鯛の時合いとなります。投入してからなるべく底~50㎝付近を縦に動かさないように我慢しながら維持します。すると想定通り、ゴンッと来ました!潮に乗って今度は払い出しで前方に向かって一気に走ります。下は砂地でほぼ障害物も無いので安心してやり取りができます。最初は潮に乗ってかなり走ったので一瞬最初の魚より大きい感じもしましたが、止まってからは力が無くなり、あがってきたのは2.3㎏の良型真鯛でした。
この短時間に船中では良型真鯛が5枚あがり、バラシも結構あったようです。アタリは少なく何も釣れない事もありますが、掛ければ良いサイズの真鯛なので夢があります!!
しかし時合いは僅か1時間前後で終了となり、サメのアタリすら無くなりました。その後はポイントを転々とし、最後に他船で大鯛があがったとのことで同ポイントで狙いましたが、結局その1枚のみで、夕マズメも特に無く、終了までは稀にアタリがある程度で、大型ハナダイ等を追加して終了となりました。魚数としてはサメを除いて10枚ほどしか釣れず、根気がいる難しい釣りですが、大物狙いですので坊主のリスク覚悟で挑戦してみてはいかがでしょうか?
【タックル】
テンヤ用:alphatackle kaijin テンヤマダイ 240MH/240H
リール:スピニングリール3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン3号
テンヤ:遊動8号レッド
ジグ:40g グリキン