レポート:フィールドモニター 鷲谷康幸
1本竿で125匹、98匹などやたら景気の良い話が聞こえてきた相模湾船シロギスに、相模湾を代表する達人の1人と言っても良い友人に誘われて行ってまいりました。
ポイントは好調が続く葉山沖5m~のライン。
現着して1投目から連チャンする達人、一荷を連発する達人。
そんな中、僕は1掛け目から一荷スタートで期待したのも束の間、その後からの初歩的ヒューマンエラーによるトラブル続出で最初の1時間をほぼロスト。どんなトラブルかは恥ずかしくて書けませんが、ヒントは老眼がツライとだけ…。
この日は、一定のリズムで誘いつつづけ魚を集める、イラつかせる→そしてたまにテンポを崩して食わせるといった誘いがほぼ終日ハマりました。 ピンギスと小型のアタリを合わせられない場合は誘い続けることが自動的な合わせにもなったりします。やや運まかせの釣りにはなってしまいますが。
そんなこんなでラスト30分ほどはアタリも減り始め、食いも落ち、かけ損ねやバレも増えたものの束釣り達成です。型は小型が7割、中型が1割、大型が1割といった感じ。
ピンギスも含む小型が多いため針は6号がオススメ、7号だとペースが落ちました。 オモリは15号でしたが12号以下の方が小型バレにくく良いかも、との達人のありがたいお言葉、潮のかげんでは7号くらいでもよいかも。
当日は好調の中でも下くらいの活性とシロギス船担当の堂満船長の感想。 そのため仕掛けは長い方が有利、長い仕掛けでも早めに魚をかける事がペースアップへの 道。 今回は硬調の沖釣り工房ではなく海人キス180のしなやかさが釣果に結びつきました。
実売2万円を切るロッドでも束釣りが可能である事が証明でき満足です。 残念ながら今では旧商品になってしまいました・・・船キス竿の復活が待ち遠しい!
このレポートを書いている間にも120匹オーバーの釣果が出ているようです。 ルアー便乗や泳がせでのマゴチ等のハモノも顔を見れていますのでそちらにも注目。 束釣りばかりが注目されていますが「100匹」にこだわらなくとも120%楽しいキス釣り に是非挑戦してみてください!
ロッド:海人キス180
釣り船:一俊丸(神奈川県 茅ヶ崎漁港)
レポート:フィールドモニター 鷲谷 康幸
今季の相模湾シロギスは4/29に110、5/1に74、5/3に87、前日に72、70、その間の出船日も40~60台は当たり前! と,ここ数年の不調が嘘のようにシロギスの当たり年のようです。
釣行当日も好調を表すかのように平日にも関わらず乗船人数14名と休日並みの人数でした。期待満点で海の様子をみると前日午後から夜にかけてまとまった雨が降りかなり濁りが入ってしまった様子。
海のコンディションは良い凪、少々吹く北向きの風がやや冷たいくらいなので楽しめそう。結局、日中日が差す時間帯は長袖Tシャツ(下にアンダーウェア1枚)になるくらい暖かくなりました。
烏帽子岩内側から辻堂沖を経由して江ノ島西側と主に茅ヶ崎港から東側の4~10mラインが好調の模様。
大きく流しを変える時間も短く、竿頭は僕の友人(相模湾を代表するほどの超キス釣り名人)が2本竿で130匹と余裕の束釣り!
1本竿のトップは50ついで49、そして僕が46とそこそこの釣果に。
船の右舷と左舷で誘いのヒットパターンの意見が分かれたのが印象的、当然潮流の方向が違うので釣れる誘いも変わるということ。右舷は主にリアクションとシェイク、左舷はステイ長め、両舷に共通するのはズル引きといったのがハマったパターンでした。
主に20cm以下の小型がメインでアタリはとても小さく針に掛けるのが至難の技です、ちなみに1匹だけ25cmの良型が混じりました。おそらく今釣れている小型のキスは去年の秋ぐらいにチョイ投げで大量に釣れていたピンギスの成長した群れではないかと推測。
例年であればこのあと梅雨にかけ25cm以上の特大級が産卵絡みで釣れはじめるのでまだまだ好調が続きそう?
使用したジャリメは船宿から購入の2パックをちょうど使い切ったくらい、キスの型がまだ小さいこともあり少量で済みましたが70匹~を狙う場合は3パック以上必要になるかと。
流石に小型の数釣りは神経をすり減らすのと捌くのが大変なので、次回のキス釣り挑戦は型が良くなってからにします(笑)
とはいえこの先どうなるかはわからないので、早めの釣行をお勧めいたします!
今回、持ち込んだロッドは海人キス180、海人キス165、沖釣工房キスKR160硬(ガイド増設カスタム)の3本、いずれの竿も残念ながらカタログ落ちとなっております…。
僕の場合の当日ハマった誘いは主にズル引きとステイ、たまに大きく煽ってからのリアクションやフォールが主体となり海人キス180の1本で事足りました。
ロッドの感想は以前のBlogに掲載されていると思うのでそちらも見ていただけると光栄です。
相模湾シロギスレポート 竿の長さで使い分け – alphatackle フィールドレポート (fc2.com)
当日の竿頭の名人も、キス釣り名手の堂満船長も海人180の調子を見て「その竿良いですね」と言ってもらえるロッドです、そして何よりコスパが良い!
現在のalphatackleの現行発売モデルにはキス竿がありません、いずれ復活もしくは新作が発売されるすることを願うばかりです。
ロッド:アルファタックル 海人キス180
リール:スピニングリール2500番
ライン:PE0.6+リーダー2号15cm
仕掛け:錘15号・天秤仕掛け2本針120cm
船宿:神奈川県茅ケ崎市 茅ヶ崎漁港 一俊丸